2012年12月28日金曜日

もうすぐ新年

とうとう今年も残すところ3日。
一年の早いこと。

どうして毎日日付は変わっていくことと変わらないのに、
年号が変わるだけで、こんなに新しい気持ちになるのだろう。

今年は帰省しないことにした。
今まで帰省しなかったことは一度しかない。
ここで迎えるお正月は二回目。
母の喪中の年、お正月は帰省しなかった。
父も亡くなり、実家は人に住んでもらって、
待っている人はいない。
夫の実家へ帰省するだけ。

予報を見るとお正月の天気は良さそうだから、
久礼の港から上がる日の出を見に行こう。
そしてこのところ行けないでいる足摺の竜宮神社へお参りに行きたい。

来年はたぶん長女が家を出る。
次男は中学へ上がる。
私は楽になるはず。
でも早起き弁当作り生活は抜けられない…

今日は雨がずっと降っていて、静かで寒い。
薪ストーブをつけて台所の掃除をした。
寒さには弱いのだけど夏より冬が好き。
寒い朝、布団から抜け出すのは苦痛だけど、
冬の朝の空気はいい。
とっても寒い日に暖かい室内にいると幸せ。
とっても寒い夜に晴れた夜空の星はとても美しい。
ここは星がたくさん。

お正月までにやりたいことがまだまだたくさん残っているのだった。
でもお正月が楽しみ。

皆様どうか素敵なお正月をお迎えください。

2012年12月20日木曜日

永遠のおでん、開始

とうとう始まりました、永遠のおでん
去年から始めたいつもおでんがある永遠のおでん。
夕飯の時間が家族でまちまちになり、
サッカーに行く前に食べたりできるし、
コンビニみたいにいつもおでんがあるっていいよなあ、
なんて始めたのに、子供が「おでん食べていい?」なんて突然聞くから、
「あ、夕飯までだめ」とか夕飯時にも「今日は他におかずあるから3個まで」
とか制限するもんだから、ちょっと苦情が入ってます。
でも制限しないと、食べ物を食い尽くす成長期怪物ですから、管理しなくちゃ。
夫には「あの食欲に恐怖を感じとるやろ」と言われました。
はい、感じてます、嫌悪感も少し。
だって顔を合わすと「何か食べもんなーい?」だからさあ。
いやいや、話は永遠のおでん。
何だか夕方はいつもおでんの香りがするし、
夕飯のメニューを考えるのも気が楽で、いいよ、永遠のおでん。

2012年12月19日水曜日

冬の備品

我が家の冬の第一の暖房器具は薪ストーブ。
そして五右衛門風呂もあるので、薪は一年中必需品。
風呂は大工さんに頂いた廃材をそのまま突っ込むことが多い。
はい、大胆です。
薪ストーブはそういうわけにもいかず、
室内にしつらえるので、ちょいといい薪を、
それもサイズも整えて準備しないといけない。
台湾出張前の夫がせっせと薪を準備してくれました。
乾かさないといけないしね。

急に寒くなり、生姜のバイトも朝のうちは足先が痛いくらいでした。
とうとう灯油を焚くことも多くなりました。
今年は火鉢を出していないんだけど、
もちをいただいたりすると恋しくなります。
この辺りは一昔前まで炭を焼いて出荷していたそう。
7年位前にその頃のおじさんたちが炭焼き窯を作り、
炭を焼いていたのに、年取ったからと焼かなくなった…
若い世代(と言っても50、60代以降)に伝わると良いのになあ。
生活は劇的に変わったんだな。
笹場の炭がなくなったので火鉢を出さなくなったのです。

そこにある畑を耕し、木で炭を焼き、
米を炊き野菜を食べて暮らしていた。
たまには魚や貝を捕り、鶏を絞めてごちそう、
町に出かけることもあっただろう。
でもほとんどのことが集落で完結する生活。
時が経ち裕福な時代になったのに、
ちっとも幸せそうに見えない世間。
その一昔前の循環した暮らしはとても幸せそうに感じる、
それはとても贅沢な考えっておじさんらに言われそう。






2012年12月18日火曜日

個性

長女が今年高校3年で、受験生。
来年度にはうちを出て行く予定。
花のぴちぴち18歳です。
なかなか根性が据わってます。
取り立てて秀でた特技もないものですが、
私はこの根性、根気、が彼女の強みだと思っております。
あまり器用でもなく、何をやらせてもざっとしてます、はい。
でも地道にがんばることができます。
特にわがままを言うでもなく、自分の道をきちんと歩くことができます。
それはそれはとても大切なことだと思っております。
だから、まだ若さゆえの無知で甘いところがあるとはいえ、
母はあまり心配していないのであります。
迷い苦しむこともあるでしょうが、何とかまた前を向けると信じているんです。

さて思春期盛りの長男高校1年生。
こちらも芯は強いと信じたい。
今のところ生意気な口ばかりなので、世間でたたかれることを母は希望します。
長男は長女と違って器用。
何でも一通りこなしてしまう。
成績もずっと良かったし、スポーツも人並み以上にできる。
そして悪いことはできず、愛想も良いので人受けも良い。
まあどこに出しても恥ずかしくはないのですが…
挫折に弱そうな点と
これぞというものを見つけられるかな…というところが心配。
そこそこ興味のあることはたくさん見つけられるし、
できるから楽しむこともできるとは思うんですけど。
没頭できるほど好きなこと、この道のことがどんどん知りたい、
なんてことが見つかるといいな、と母は願っております。
自転車に助けられ、転んでも立ち上がれる力をつけてほしい。

2人ともこれから色々経験して、世間にもまれて、
そして自分というものをまた新しく発見して、
やりたいことを実現していけるといいね。
まだまだこれからのそろそろ巣立とうとしている2人の成長を見ていられるのは、
親の楽しみであり醍醐味ですねえ。
まあ応援することと見守ることしかできませんけど。

2012年12月14日金曜日

明日のオーガニックマーケット、そして近況

明日、15日のオーガニックマーケット出店は、見合わせることにしました。
今年最後の出店ではありましたが、雨の予報が出ています。

このところ、生姜の収穫のバイトに行っていました。
その間に長女の受験で京都に行ったりしました。
はい、縫い物はぜんぜんはかどっておりません…

今年は早くに急に冷えてしまって、生姜の収穫も最後は大変だったみたいです。
今年は病気も流行ったらしく、収穫量も悪い上に、値も下がっているらしいです。
農家って大変ですね。
何の仕事も大変ですが、自然相手となると、予想外のことが起こりやすいですからね。
また逆に良い時もあるわけで…

京都は市内の街を歩くのは、大学の研修以来ではなかろうか?
久しぶりに楽しかった。
10年以上会っていない先輩と会うこともできたし。
不思議なことにお互い年をとったはずなのに、一目で分かるし、
タイムラグを感じずに話せてしまうものですね。
私が辞めてしまったランドスケープの仕事を続けているのをうらやましく思う反面、
今の自分のやっていることを報告してはやる気が出たり、
まあ、お互いそれぞれの道を山あり谷ありで過ごしているわけで、
なんだかいい年になったんだなあ、なんて。
まだまだこれからだけど。
またすぐに会うことができるような感じで別れました。
突然の連絡で会ってくれて、昼ごはんはごちそうになり、お土産まで渡されて、
あー、先輩ったら、立派な大人になって、なんてね。
ありがとうございました。今度は是非高知で。

本来の京都での目的の長女の受験は、まあ蓋を開けてみないと分からないのですが、
それなりに満足の様子。
それこそ人生これから。
地道に頑張っている長女。
みんなそれぞれの道が見つかるはず。

2012年11月30日金曜日

12月のオーガニックマーケット

高知は秋が短い。急に冬になってしまいました。
今月のオーガニックマーケット出店は、1日と15日です。
なにせタイとかインドとかの布が中心ですので、冬用の服はとても少ないのですが、
一応、出店します。
是非、オーガニックマーケットへおいでください。

明日は豆炭あんかを購入予定。
出店よりも自分が楽しむことばかりだわ…

2012年11月25日日曜日

畑のバイト

先日、生姜の収穫のバイトに行きました。
4日間だけですけど。

高知が生姜の産地だなんて、こちらに来るまで意識したこともなかったんですけど、
気付けばあちこちに生姜畑。
生姜の葉、土より上の部分なんて、どうなっているかも知りませんでした。

生姜は大規模にやっている農家さんが多く、
収穫はバイトを雇って、20人とかで、いっせいにやります。
そんな畑仕事は楽しいものです。
私ら女性は主に掘りあげてある生姜の茎をはさみで切り落とす仕事。
一日中、しゃがんでちょきちょき、ちょっと移動してちょきちょき。
大して疲れないけど、腰が痛くなりました。

北海道では豆、小豆に大豆に金時豆なんかの豆積みとか、
長芋掘りのバイトとかに行きました。
豆積みのバイトはほとんど歩いている状態で、全身運動みたいで、快適でした。
長芋掘りは大勢でやる最後の仕事で、雪がちらつく季節で、寒かった。
慣れていないと、置いてかれるので、あせってやってました。

北海道では専業農家がほとんどでしたので、お互いに奥さん連中が、
手伝いに行きあっていましたので、おしゃべりしながら、楽しかった。

夫はジャガイモの収穫に手伝いに行きましたが、機械に乗って選別する仕事で、
農家の人の早さについていけず、目が回るほどで、からかわれながらやっていたみたいです。

農繁期に、それも広大な、畑の向こう側が見えないくらい広大な北海道の畑で、
皆が、今日はここ、明日はあそこと手伝いに行きあうのはとても素敵なことでした。
機械化が進み、それもなくなりつつありましたけど。
外で土に触れながらの労働は気持ち良いものです。
きっと、毎日じゃない季節限定だからでしょうけど。

単純作業だけど、その季節だけの労働で、みんなで笑いながらできることって、
大人でも楽しいものです。

2012年11月21日水曜日

お母さん

最近、うちの家族での私の存在を指摘されることが重なった。

夫は私がぐうたらだと言い…

友人その一は、
私が結構適当なのに、どうして子供がしっかりしているのかな、
って思っていたけど、
お母さんがこんなだから子供がしっかりするのかもねえ、
なんて言うんです。

友人その二は、
私が子供と話しているのを聞いていると、
私は実は一番強くてわがままな長女なんじゃないかと。
我が家はお母さんがいなくて、4兄弟なんじゃないかと。
子供がわがまま長女をたてて泳がせている、みたいな。
えーっ、わがまま姉ちゃんなの???

その上、長女まで…
「母ちゃんはなまけちゅうでね」と。
今までうちで一番なまけものと言われていた長女に…

まあ皆さん愛情のこもった言い方だったので、許しますけどね。
まあ私は私なりに頑張っているわけで。
お母さんがあまりに完璧でも、目が行き届きすぎても、なんだかなあな訳で。

以前に北海道でキタキツネを観察している獣医さんの講演で、
「人の一生のうちの排卵の数から生物学的に計算すると、9人くらい子供を産むのが適当だ。
今は色んな事情で人は子供をたくさん産まないけれど、
子供が9人いるくらいの感じで子供に接した方がいい。
それくらいの関わりが子供にとってもちょうどいい。」
ってな話を聞きました。
そういうことではやれているかも。

友人の話を裏返せば、うちの子らはしっかりしていると、ほめてもらっているではないですか!
それが親にとって一番のほめ言葉でして。
子供が自分の世界を広げ、人様の中に出るということは、
いろんな意味で我が家の恥ずかしい面をさらけ出すことで、
しかし、それを承知で出さないと自立できないものです、親も子も。
今のところ、反面教師ではあっても成功しているということですかね。

長女が家を出る日が近づいているのです。
ガンバレー。

2012年11月19日月曜日

電化製品

最近、掃除機が壊れた。
夏にはパン焼き機が壊れた。
次は買わないことにしている。

パンは北海道にいた頃、天然酵母を育てて焼いていた。
しかし実家からパン焼き機を持ってきてからは、
その便利さに頼っていた。
せっかく壊れたから次は買わず、
天然酵母を育ててみようと思っている。
今はイーストでオーブンで焼いているけど、
自然発酵でも美味しく焼けている。

掃除機は引っ越しを機に止めたのに、
屋根裏の片づけをすることになったときに、買ってしまった。
しかし、今回は買わずにほうきと雑巾でやることにした。
しかし冬の間のカーペットが課題だなあ。

洗濯機はずいぶん前に二層式が壊れて全自動にした。
風呂水が使えるやつ。
しかしそのポンプが壊れてしまって、
今は後付のポンプとバケツ人力汲み上げでやっている。
二層式の方が汚れも落ちるけど、
外の洗濯は冬が辛いんです。

冷蔵庫は5年位前に買い換えた。
小さいやつをわざと選んだ。
今のは大容量の方が省エネのが増えている。
しかし、買いだめをしないよう、何でも冷蔵庫に入れてしまわないよう、
小さいやつで省エネのを選んで買った。
一人暮らしの時のより小さい。

オーブンは台湾から日本に戻った時に買うことを楽しみにしてた。
しかし、探すとオーブンには電子レンジが必ずついてくる…
レンジはほしくないけど、それなりに本格的なオーブンを探した。
ないんですねえ、そんなの。
レンジ機能は使わないようにと思っているけど、便利だからあると使ってしまう。
その時のオーブンレンジを今も使っている。
14年選手。壊れてません。

炊飯器は朝だけ使う。
早起きが苦手だから、朝はタイマーで炊いてもらう。
古い実家から持ってきた炊飯器はあまり美味しく炊けない。
夜は玄米を圧力鍋で炊く。
一人暮らしのときの小さい炊飯器は甘酒を作るのに使っている。

地デジとともにテレビは捨てた。
それ以前にDVDプレーヤーも壊れて捨てた。

大事なのはミシンとアイロン。
これは末永く使いたい。

夫にとってはパソコンが 仕事道具。
それに付随する物にはお金がかかるもの。

こうやってみると長生き選手が多いし、電化製品が少ない我が家です。
こうなるとどんどん減らしてみたくなる。フフフ

2012年11月13日火曜日

気付けば冬

ほんと寒くなりました。

先日、夫は北海道へ2週間の出張へ出かけました。
その前に薪ストーブを設置し、薪をこつこつと用意してくれたので、
今晩からは薪ストーブを点けます。

そして、今日はストーブ(灯油)を出しておこうと思っています。
出すと点けてしまうので、ぎりぎりまで出さずにおこうという作戦でしたが、
ぎりぎりを迎えたことにします。
でも灯油はまだ買ってない…

冬仕様の家になりました。

先日の雨の日、風が強かったので、せんだんの木がたくさんの葉を落とし、
庭は大変なことになっていて、土間まで葉が散らかっていたので、
次の日頑張って掃除したのに、
昨日も風が強く、あっという間にもとどおり…
まだ葉が残っているので、木を見上げてため息です。
もうずぼらな私は今日は掃除しません!

そして冬を感じるのが、風呂焚き。
6時を目指して沸かしているのですが、長女は9時に帰ってきます。
それまで冷めないようにしておくのが大変になってきました。
夏の間は冷めたくらいが丁度よかったのに…
うちにもかまじいがほしい。

さらに、長女長男の弁当が、悪くなる心配が減りました。
長距離通学なので、学校帰りにも何かがつんと食べたい。
ということで、おにぎりやら何か持たせます。
買い食いばかりもさせたくないし、
うちの子供ですものやはり貧乏性、お小遣いをなるべく使いたくないらしい。
長男は恐怖の食べ盛り、いつでもお腹が空いた状態。
私の顔を見ると「なんかたべるもんない」ばかり…

畑ではだいぶ野菜が育ってきました。
ソラマメを植えるため、久しぶりに鍬を持ちましたが、
一畝で腰が痛くなりました…
今回初のインゲンを収穫して、
ミズナを間引きして、サニーレタスも移植して、小松菜も収穫しました。
貧乏性の私はもったいなくて間引きするのが惜しいのですが、
今は鶏たちにあげることができて、嬉しい。

季節の野菜は一度に採れたりいただいたりで、
保存食ができるものは作るようにしています。
生姜掘りのバイトでいただいた生姜は、紅生姜と、酢漬けにしました。
酢みかんも絞りました。
冬の鍋に揚げ物に美味しいです。
働きに出ていないのですが、忙しいものです。

2012年11月9日金曜日

11月のオーガニックマーケット

紅葉もまだなのに、すっかり寒くなりました。
そろそろストーブを出さないと。
今日は障子、襖を取り付けようと思っています。
夫が北海道出張に出かけますので、帰ってきたら薪ストーブを出して、
冬の準備完了です。
夫は毎日夕方になると、風呂を沸かしながら、薪の準備をしてくれています。

今月のオーガニックマーケット出店は第1、2土曜になっています。
もう第1は終わりましたけど…
そう、明日が第2土曜ですので、明日出店します。
爽やかな秋晴れをお願いします。
今月は次男の小学校のイベント『イチョウの木コンサート』がありますので、
たけやんに替わってもらいました。

『イチョウの木コンサート』、一昨年の様子が笹場小学校HPにありますので、
是非、のぞいてみてください。
今年は11月17日(土)13:30~です。
お近くの方は是非。

2012年11月5日月曜日

冬支度




秋本番と思いきや、急に冬模様の高知です。
焦って上着を引っ張り出し、マフラーして洗濯干してます。

朝の散歩は6時半、笹場の浜から昇る太陽の時間。
とても清清しい気分です。
毎日次男と「今日は雲がすごい!」とか「今日は真っ赤だ!」とか言いながら。

朝日とその景色と空気とが、とてもきれいで気持ちよくって、
とても得した気分になるんです。
もちろんそんな時、会った誰か(ほとんどが夫か家族)に自慢してしまったりするんだけど、
「そうか、それは良かったね」なんて淡々と言われると、
あの感動は伝わっていない!なんて思って、
あの得した感が、ちょっとそがれてしまう。
ってどういうことなんでしょうね。
どうでもいいんですけど。
子供が帰ってきて色々自慢したりするけど、
それにいちいち感動してあげた方がいいんだろうな、
なんて思いました。
その時、気持ちよくて感動したことは自分のものであって、
やはりその一瞬はもう過ぎたもので、
それを共有することはできないし、そのまま伝えることも無理なのに、
でも共有したいと思い、伝えようとするものなんだろうな、人間って。
このブログに書いているように。
だから、伝えている人がいたら、がんばってその快感に近づこうとしてみよう。
って、朝散歩して、そんなこと考えていました。
想いを共有したい、伝えたい人がいることは幸せなことです。

そう冬支度を急がないとです。
つわ蕗の花とランタナの花が、うちの庭には咲いています。
ホトトギスも咲いています。
きっと高知の山の方では、紅葉が見ごろを迎えます。
11月になりました。


2012年10月30日火曜日

秋本番

朝晩はめっきり冷えるようになりました。
うちは日が当たりだすのが遅いので、
家の中で仕事していると寒いくらいです。
仕事は疎かになっていますけど…

草の勢いも収まりました。
畑には大根、小松菜、インゲン、えんどう、サニーレタス、
春菊、ブロッコリーなんかが育ってきました。
今回はにんじんの発芽率が悪い。
白菜もお隣に間引きした苗をいただいて植えました。
植えなくてはと思っていたコリアンダーがこぼれ種から生えていて嬉しい。
秋の方が成長もゆっくりだけど、私の世話のペースに合っているかも。

この季節は大根の間引きの葉っぱを食べるのが美味い。
そして、忘れてならないサツマイモ。
うちは植えていませんが、あちこちからいただきます。

ちょっと前には、毎日、末の子が学校の行き返りに栗を拾ってきてました。
2、3個だったり、10個くらいあったり。
少したまったると、ご飯の上で一緒に炊きます。
ある程度多いくなると、まとめて茹でます。
山栗だから小さいけど美味しいです。
大きい栗もいただいたので、栗ご飯も楽しみました。
柿もいただいたから、酵素ジュースも作ってみようと思っています。

何かこうして書いてみると、いただき物がほんとに多いですねえ。
先日はあじご(鯵の子)をたくさんいただいたので、南蛮漬け。

そう、食欲の秋、美味しいものたくさん、
その上食べ盛りを抱え、毎日、1升の米がなくなります。
1ヶ月に1袋(30kg)のペースは衰えをしらない…

さて、とうとう11月を迎えます。
薪ストーブを出さなくては。




2012年10月21日日曜日

小豆島

久しぶりのお出かけですから、
帰りにはどこか寄らないと気がすみません。
そこで今回は小豆島へ行くことにしました。



瀬戸内海の島は初めてかもしれない。
淡路島へ行ったことがあるけれども、
橋でつながっているし、
大きくって島といった感じがしなかったかなあ。
小豆島は瀬戸内で2番目に大きい島ですが、
島といった感じはしました。
「八日目の蝉」の小説と映画で
また人気が出ているのかも。

醤油とオリーブが有名ですが、その通りでした。
それに加えて、そうめんと石がありました。

島に入る前に、夜のビールとかつまみとか買っておかないとねえ、
なんて言いながら行ったら、マルナカもしまむらもありました。

秋の観光シーズンだからか、観光客もたくさん。
泊まったホテルもバスが2台くらい来ていました。

岡山へも神戸へも高松へも舟が何便も出ていて、
島だけど、私達の住んでいるところより街かもねえ、なんて。

海は内海だから、波はなくて、大きな湖みたいで、
その上水平線なんか見えなくて、島があちこちにぽこぽこあって、
高知の海とはずいぶん違う。
静かな海面を漁船やフェリーが行き交う様子は、
日本の美しい風景でした。

島は石の島で、平地が少なく、たぶん土も肥えていないので、
大豆や小麦の栽培に適しているんじゃないんだろうか。
そこで、醤油にそうめんで栄えた。
そして暖かく日当たりがよい斜面には、
日本でいち早くオリーブを栽培しだして当たった。
だから豊かな島なんじゃないんだろうか。
橋なんか架かんなくて良かったね。

「八日目の蝉」で出てきた千枚田は、また日本の風景で、
農村歌舞伎の舞台もきれいに手入れされていて、生きていました。
きっと映画がきっかけで「虫送り」の行事も
復活したんだろうと思います。
もともと米に虫がつかないための儀式(お祭り)だったのに、
それが観光客も来るくらいに注目されて、
日本の農村の美しい風景として脚光を浴びた。
千枚田や虫送りや農村歌舞伎を守り伝えていくことは、
サラリーマン世帯が増えた今は、
きっと大変なことなんだろうなと思う。
でも、それが見直され注目されたりすると、
地元の人は嫌な気はしないだろうな。
ただそれを守っていくことは負担だったりすると、
生活を守る=お金を稼ぐ、こととの両立ができなくて、
よそから来た人から
「こんなに美しい風景の中で暮らせて良いねえ」なんて言われても、
それでお金が稼げるわけじゃないんだよ、って言いたくなるんだろうな。
田んぼがあって米を作っても食べていけない世の中に政府はしてしまって、
日本の農家を苦しめ、農村の風景を壊してしまったのかな。
米を毎日食べているのにね。
島民があの千枚田で米を作って、食べていけるようにならないかあ。
千枚田も虫送りも、それが日常にあるからこそ、
美しいものとして感じられるんだけどなあ。
人間と自然が共存している美しさは、保存され観光地化されると、
魅力は半減するんだけどなあ。

小豆島は島として文化を保ちつつ、
岡山や香川との出入りが簡単だし、
海は穏やかだし、 いい島でした。

恋人のメッカ、エンジェルロードにも寄りましたよ。

地区毎に神輿が出る亀山八幡宮のお祭りを次の日に控え、
島は男衆総出といった感じで盛り上がり、
道路をあちこち封鎖して神輿が通っているから、
帰りのフェリーに危うく乗りそこねそうでした。

2012年10月17日水曜日

ドーモ・キニャーナ、20周年パーティー



前の週末に久しぶりに出かけました。
旅行と言うほどのこともないけど、久しぶりに日常を離れてきました。
毎日を子供と夫と家事と用事と仕事と…
時間を割り振っていると、いつの間にか過ぎていくから、
休みなしに心をどこか奪われている。

そんななか、象設計集団(夫の元所属事務所)が設計した住宅が20周年を迎えて、
パーティーをすると連絡がありました。

おー、これは、行かねばなるまい、とうきうき。

住宅は兵庫県の日高町(現豊岡市内)。
山間の田舎町です。
20年間手直しを繰り返し、自分達の暮らしをより快適に、
時には嫌になりながらも、試行錯誤してこられたことを感じました。

良かれと思い、施主との合意の下で設計しても、
住んでみないとわからないことや、時間が経たないとわからないこと、
そんな長所や欠点があるものです。
それを時間とともに変化する家族構成や暮らし方、時にはご時勢も加味して、
建てた家を住みこなし、家とともに人が成長していく。
地元や家のことを楽しそうに自慢げに話すご主人、
「20年、色々あったのよお、当たり前よねえ、こう見えても大変なのよお」
と笑いながら話す奥様 。
住みこなしている家を見ても、家を愛し大切にしていることが伝わってきました。
そんな施主に巡り会えたことは、設計者にとって、とても幸せなことです。
ドーモ・キニャーナ(この家の愛称)はこれからも変化しながら、
家族に寄り添って育っていくことでしょう。

このパーティーで久しぶりに象設計集団の方々とも会いました。
長いことこもりがちな生活が続いているので、何だかリフレッシュできました。

2012年10月12日金曜日

オーガニックマーケット応援団ツアー御一行様

10月8日、久しぶりの接待。
とても気持ちの良い秋の一日でした。
オーガニックマーケット御一行様、16名がいらっしゃいました。
3回目だそうです。
今年は西の方へということで、中土佐町矢井賀の天の川工房さんを見学して、
ポラリティーセラピーのハノネヤさんのワークを屋外で体感した後の、
昼ごはんと休憩に。

出店している方やいつも通ってくださる方々、事務局の方々…
それぞれの思いなんかも聞けて良かった。

オーガニックマーケットは貴重な存在だなあ。
こんな市が身近にあることは幸せだなあ、なんて感じました。

昼食は満足だったか、一抹の不安は残りますが、
心配していた辛くなりすぎたカレーは好評でした。
ゆっくりしたスケジュールで気分転換できたみたいで、何よりでした。


2012年10月11日木曜日

魚・魚・魚

今日は飛魚が捕れたそうです。
いつもの漁師さんが売りに来てくれました。
飛魚、刺身でおいしいです、あっさりしてて、旨みはたっぷり。
長女は飛魚の刺身が大好き。
そのあらで出しをとって、お汁を作ります。


小さい鯵をつけてくれたので、唐揚にします。

先日は天然の鮎をたくさんいただきました。
唐揚と塩焼き。
川魚特有の臭みがおいしい。
あ、写真はとってないです。

そのまた少し前には、北海道から秋鮭が、一本。
頑張ってさばきました。久しぶりの出刃包丁も。
格闘ですよ。
白子も入っていました。
塩していない生の鮭、色々使えておいしい。
でかい魚なのに、ごみがほとんど出ないところがすごい。
もう少し寒くなったら鍋にする分もとってあります。
楽しみです。


秋も美味しいものたくさん。

2012年10月3日水曜日

ハエと蚊

高知の田舎暮らしの夏は蚊との戦いです。
夏に向かう時、蚊が出だして、「夏だなあ」と感じ、
それに敏感に反応して、蚊取り線香を探し、
逃がしてなるものかと、最後まで探し、
食われた1箇所2箇所がかゆくてたまりません。
しかし、どんどん増えて、蚊取り線香は日常化し、
「かまれすぎて免疫ができた」と子供が言うほど、
少しおおらかに対応するようになります。
まあ尋常じゃないくらいいますから。
「たった○分で○箇所食われた」と自慢までします。
なぜか、そんなにかゆくない。
それが、最近、夏の終わり、しつこく蚊がいます。
生き残りをかけてか、知らない間に食われ、かゆいんです。
畑で水遣りをしている時、庭の草むしりをしている時、
たったの数分間でも油断できないんです。
いなさそうで何匹もいて、何箇所もかまれ、そしてかゆい。

北海道にいる頃、そこではハエとの戦いでした。
雪が融け、あちこちで耕運機が動き出す頃、
ハエが発生しだします。
そう、堆肥をあの広大な畑に撒くと、匂いとともにハエが発生しだします。
隣の家も見えない、周りは広大な畑ばかりですから…
数え切れないくらいのハエ…
白いものが黒く見えるくらいたかることもあります。
寒いところですから暖かいところによく止まります。
天井とかに黒い筋のようなハエの排泄物でしみができます。
でもそのうち慣れてくるんです、大量のハエがいることに。
マヒするっていうか、あきらめがつくっていうか。
しかし、また季節は廻り、秋が近づくと、ハエは減ってきます。
実はこの頃が一番気になる時。
少なくなると気になるんです。
寒くなりだしているから、人の背中とか、コーヒーカップとか、パソコンとかに止まる。
(そうそう、北海道にいたのは10年以上前、その頃エアーマックが出ていた頃、
スケルトンの中に入り込んだハエが見えていました。
まあ生きていても殺せず、死んでいても取り出せず、スケルトンはきれいでも…
ハエが…って感じでしたね。)
そしてそれが大量だった時より1,2匹の方が、いらいらするんです。
「あーうるさいっ」って叫びたくなる。
まあ動きも鈍くなっているから手でも叩けたりするんですけど。
あ、手でも叩けるくらい身近ってことで…

外で紫蘇の実を採っていて、北海道のハエを思い出していました。
蚊もハエもたいした害もないのですが、近くにいるとうっとうしい。
蚊もかゆくならなけりゃ、別に血くらい分けてあげるのに…

田舎にいるとたくさんの生き物と出会えていいですよ。


2012年10月1日月曜日

オーガニック・マーケット応援団ツアー

今度の体育の日、10月8日、オーガニック・マーケット応援団ツアーがあります。
今回は高知から西方面へいらっしゃることとなり、我が家もコースに入りました。
同じ中土佐町の矢井賀の『天の川工房』さんの工房見学のあと、我が家へ。
ポラリティーセラピー『ハノネヤ』さんのボディーワークもあります。
天の川工房さんもハノネヤさんも紬市へも参加してもらっています。

さて、我が家では昼食を召し上がっていただきますが、
夫と私とでカレーを作ります。
20人弱の食事を作るわけですが、そうなるとカレーですよね。
夫がたまに作ってくれるカレーは、インド風タイカレーみたいな、
チキンをヨーグルトに漬け込んだりして、それなりに手間をかけたおいしいカレー。
子供達も大好きです。
私はだいたいえびを使ったタイカレーみたいな感じ。
これは次男があまり好きではありません。
作っていると、「ぬ、今日はカレーだな?タイカレー?」とちょっと嫌そうに聞きます。
ルーのカレーの方が好きです。
でもルーがなくても簡単に作れる私のカレーは、
次男以外には喜ばれます。
あ、長男は「何杯も食べていい?」が気になるんですけど。

うちは古い農家を借りて住んでいます。
その暮らしぶりを見ていただくことになると思いますが、
私達にとっては普通の暮らし。
見ごたえがあまりないと思うんですけど、いいんでしょうかね。

気持ちの良い季節にはなりましたので、
できることならすっきり晴れをお願いします。

小夏の生姜入り酵素を仕込みました。
紫蘇の実の塩漬けも作りました。色々便利。

2012年9月25日火曜日

運動会終了

次男の小学校の運動会が終了しました。
この笹場地区の運動会でもあります。
去年も書きましたが、地区にとって年に一度の総出のイベントです。

小学生7名とは思えない大騒ぎの運動会。
たった7名の運動会なのに、賑やかです。
田舎ならではで、子供のいない世帯(今やその方が多い)でも、
どの子がどこの子か知っています。

子供ってすごいもので、たった7人なのに頑張るんです。
7人なのに、その上学年混じっているのに、勝っただ負けただ、真剣なんです。
7人でも紅白に分かれて、力を合わせて勝ちにいきます。
応援合戦なんか3人対4人。
寂しくなった感は拭えませんが、子供が頑張っているんですもの、
こちらだって応援しないと。

子供が少なくなった分、大人の競技、地区対抗の競技、中高生青年の競技が増えました。
大人も大忙し。
そして燃えています。
係りの仕事と出場と、宴会とに大忙し。
青年は前夜からおでんの仕込みで宴会。
その日は打ち上げで飲み会。
地区毎の宴会を楽しみに昼間も盛り上がります。

中高生(卒業生)もたくさん来てくれました。
競技もたくさん参加してくれました。
久しぶりに会った同級生と一日楽しく過ごす場所になると良いですよね。
普段なかなか見かけなくなった中高生を、
久しぶりに「大きくなったね」と確認できる場でもあります。
地区に見守られ大きくなった子供達、
代々知られている人たちに囲まれる安心できる地元で、
久しぶりにはしゃいで、小学生にとっては憧れのお年頃の先輩。
また来年も成長した姿を見せてほしいと願います。

うちの次男は6年生。
6年生は4人。
さて来年3人でどんな運動会になるのか?
笹場小学校始まって以来の少人数。
私は小学校は小さくても問題ないと思っています。
それどころか恵まれた環境だと思っています。
子供が少なくなった分、大人(地区)がさらに頑張って、小学校を支え、
盛り上げていかなくては、この地区はもっと寂れていくことでしょう。

地元の方の「小学校がこんなに小さくなって、仕方ないねえ」
「もう休校になるねえ」「学校も終わりやねえ」
と言う言葉を聞くと、悲しくなります。
地域で守ってきた小学校、頑張って残してきた小学校。
ほんとに休校で良いのか、休校は免れなくなったとしても、その先どういう方向があるのか。
ここ笹場にとって、小学校は地区の中心でありシンボルであると思うから、
どういう形でそれを守っていくのか、
今、地区は過渡期に立たされていると思います。

2012年9月19日水曜日

いじめについて考えたこと

最近、紙面によく登場する「いじめ問題」。
私はいじめが自殺にまで発展するのは、大人の問題なのだと思う。

いじめられる子はいじめられることで病んでいき、いじめる子はいじめる以前から病んでいる。
そしてそれに巻き込まれる子、それを見ている子も。

子供は経験も浅く成長過程であるから、もちろん未熟で、
思春期ともなると、心も体もバランス悪いことこの上ない。
当たり前のことだと思う。
たぶん今は大人も未熟でバランスが悪いのではないか。
その上、他人との関係も希薄になっているから、社会としてもバランスが悪い。

バランスが悪いんだから、ふざけたり、いじめたり、けんかしたり、
悪いことも少しはしてみて、どんどんエスカレートして、
どこまでが良くて、どこからが悪いのか、
いろんな意味で大人の判断を子供は観察しているんじゃないかな。
きちんとした判断で「それはしてはいけないことだ」と叱るのも大人の大事な役割。
どうしてしてはいけないのかも含めて。
それはその子を否定しているのではないんだから。
失敗は誰でもするんだから。
ただ、謝って済む範囲で終わるといいな。

昔からいじめはあった。
私達の頃は「積木くずし」の時代で、「非行」と言う言葉もその頃から出てきたのではないかな。
ただ「自殺」ということがどれほどあったのかは知らない。

とにかく子供の社会でいじめというのは、昔からあった。
そこに大人の出る幕がある時は、逃げずに関わらないといけないと思う。

たてまえやごまかし、その場しのぎや私利私欲、
そんなことばかりが横行している大人の社会にいる子供は病んでいくのは当たり前だと思う。
人のことを考えられない思いやりのない社会にいる子供たちに、
「人の気持ちを考えなさい。思いやりを持って」なんて大人が言っても、
伝わらないのは当たり前の話だ。口だけだ。

「本気の言葉を本気で聴く。それは当たり前のことです」
映画『青い鳥』の先生。
そうだな、相手の言葉を本気で聴く、本気で考える、本気で答える、
それは大切なことだ。
子供の言葉を本気で聴いて、本気で考えてくれる、そんな人が周りに一人でもいれば、
自殺まで追い込まれないのではないかな。
親だけでなく、先生でもいいし、友達でもいい、隣のおばちゃんでもいい。
誰か本気で聴いてくれて、傍にいてくれる人が一人でもいればいい。

いじめる子は人の気持ちがわからないのではないと思う。
人が嫌がることをわかっているから、いじめる方法を知っている。
どんなことをすれば嫌がるのか、どれだけ辛いかを知っている。
だからそれをしない、思いやる心をだれか教えてほしい。
きっと誰かに思いやられている、
大切にされている、
愛されている、
という無意識の安心感がないのだろう。
きっとかわいそうな子なんだ…
いじめている子も辛いだろうな。

いじめた子は確かに悪いことをしたかもしれない。
でもそれを「出席停止」といった「処分」では解決できない。
大人の方が短絡的で情けない話だ。

2012年9月17日月曜日

電気について考えたこと

電力会社は商売だから電気をふんだんに使ってほしい。
だから電気を使う商品を開発する。
本来電気でなくても良かったものまで電化製品にする。
電気を使わせて、ほら電気って便利でしょ、電気ないと暮らせないでしょ、と思わせる。
電気を使え使えとあおっておいて、危ない発電までしておいて、
事故になると、節電しろ、ほら電気ないと苦しいだろう、あなたたちが電気を作らせたと言う。
美味しい汁を吸ったのはごく一部の人たちじゃない?
そういうからくりかなあ。

まあ電気の便利さに甘んじてきたわけだから、電力会社だけを責めるわけにはいかないけれど、
危ない電気を使ってまで電気に頼らなくてもいいんじゃない。
電気を使わなくてもいいものもたくさんあると思うし、
消していい電気もたくさん使っていると思う。
電気代は自分で払っているし、お金はあるからいいでしょ、ってことではなくて、
使わなくてもいい電気は使わない、ってだけでもだいぶ節電できるんじゃないかな。
観てもいないテレビ、誰もいない部屋の電気、垂れ流し状態の電気はたくさんある。

すぐに原発ゼロでといかない理由はあるんだろうけど、
(納得はいかないけれど安全を確認したと言われる)安全な原発は再稼動して、
徐々に原発ゼロなんて中途半端なことはしない方がいいと思う。
大飯原発再稼動の時は、このまままた政府にごまかされて、
いつの間にか原発がたくさん動いていて、また福島の悲劇が起きるのではないかと恐怖を感じた。

節電の電化製品を開発することや、もっと小規模で発電できるシステムを開発したり、
大衆は電気がない時はない時なりの暮らしができる工夫をしたり、
そういうことに力を注いだ方が利口だと思うんだけど。
どんなものでもいつの時もある時はあるように暮らし、
ない時はないように暮らしてきたはずなんだけど。
電気もないと暮らせないと思わされているだけかも。

国家とは国民にいつの間にか、全ての価値をお金に換算し、お金のために働き、
たくさんお金を持っている人々が豊かで幸せな暮らしができるのだと思わせている。
そして、多くの人が最低必要以上のお金を手に入れたのに、
それでももっとお金を稼ぎたいと思っている。
明日食べる米がないほど困っている人はそんなにいないのに、
お金に困っていると思い、あくせく働かされている。
そしてお金を腐るほど持っているのに幸せではない人もたくさんいる。
幸せの指標なんて人それぞれだから、お金で幸せになれる人もいるかもしれない。
けれど私はお金があれば幸せなんて思わないし、思いたくない。
私達だって、お金がどうしても必要だし、お金で解決できることもあるけれど、
価値をお金で計るようなことはしたくない。
お金があればなんでもできる、なんて思っている人こそかわいそうだと思えてしまう。

本来、お金のために働くより、誰かのためとか世のために働く方が、
やる気も出て楽しくもあり、充実感もあるものだと思う。
それに付随して最低必要な暮らしが保障されていれば良いんだと思う。
公務員や政治家はその最たるものではないのか。

国民はこの国に生まれて良かったと思えるよう、
国家政府はもっと成熟した世の中を作っていけると良いのに。
人間なんて弱くて一人では生きていけないんだから、
国家に守られ、健やかであろうと病んでいようと、豊かな時も貧しき時も、
助け合って生きていけるような、本当の豊かさを湛えた国になるといいなあ。
(このフレーズは昨日『ツレがうつになりまして』を観ちゃった影響)
理想論だろうし、遠い道のりかもしれないけれど、一人からでも考えていないと、
始まらないことだと思うから。
まずは私達がその理想を掲げて、それに近い暮らしをしていくことから始めたいと思う。

話がそれてしまったなあ…

2012年9月16日日曜日

竹ドーム

毎朝、高校組2人を送り出した後、次男と散歩に行く。
彼岸花(まんじゅしゃげ)が咲きだした。
日の出も遅くなったし、日の入りも早くなった。
鈴虫も鳴き始め、風は心地よく、確実に秋を迎えている。
やはり毎日天気は移り気だけど…

先日、矢井賀で竹ドーム作りがあったので、見学してきた。
つくづく利用性が高いんだなあと実感。
竹の特性を生かしたものを作り考え続けている講師のたけやんが、試行錯誤した竹ドーム。
人数がいれば、比較的簡単に立ち上がった。
何だかみるみる形になって出現する空間に感動。
ま、たけやんがいるからでしょうが。
いろいろと使えそう、移動可能だし。

高知も竹の産地。
あちこちに竹ドームが出現するとおもしろいなあ。








2012年9月8日土曜日

紫蘇ジュースとめじか

すっかり紫蘇畑と化したうちの畑。
少し草むしりをしてすっきりしてきたけれど、見事に紫蘇畑。

今日は抜いた紫蘇で紫蘇ジュースを作りました。
きれいな色でおいしい。
夏中、紫蘇ジュースは作っているけれど、今作るのは、保存が利くやつ。
しばらくは紫蘇ジュースが楽しめます。
もっと抜かないと畑の準備ができないんだけど、
紫蘇の実のしょうゆ漬けを今年はたくさん作りたいなあと思っていて、
それでももっと抜いていいんだけど、抜けない…貧乏性。

そしてとうとうめじかのシーズンが到来。
今年はなかなか上がらなかったけれど、この2,3日ですごく安くなりました。
高い時は1匹500円以上するのに、今は50円。
嬉しいけれど、めじかの気持ちと漁師さんの気持ちを思うと…
しかし、おいしい。
この時期にここでしか食べられないめじか(宗田鰹)の新子の刺身。
となりのおばちゃんに酢みかんをもらってたっぷり絞って食べる。
満足です。

ここに住んでいることの醍醐味を感じます。

2012年9月3日月曜日

夏休み終了

やっと夏休み終了です。

最後のイベントとして次男をキャンプへ連れて行きました。
上の二人が中学高校と進学してからは、家族で出かけることもめっきり減り、
この夏は夫もずっと不在でしたので、
次男はあまり家族イベントの機会がなかったような気がします。
まあそれはそれで、毎日遊びまわって真っ黒ですけど。

同級生仲良し3人組を連れ、中土佐町の大野見にある天満宮キャンプ場。
四万十川がとうとうと流れています。
毎年、このキャンプ場へは来ていますが、こんなに多かったのは初めて。
流れも速く、油断は禁物でした。

高樋の沈下橋(四万十川一番目の沈下橋)へ行って飛込みを満喫した後、
キャンプ場でカヌーも楽しんで、BBQに花火、お決まりのコースで満喫。
珍しく満月の月夜でした。

この3人組は次男にとって、とても気が合っていて、
夏休み中、遊べる時はほとんど一緒でした。
「あの人らあとおると、ホント楽しいがって」とつくづく嬉しそうに言ってました。
学校が小さいので、学校にそんなに気が合う友達がいなかったのです。
次男は隣の集落(中土佐町の中心)のサッカーチームに入っていて、
そのつながりで、休みとなると、いつも隣の集落まで遊びに行きます。
保育の時はみんな一緒だったので、小さい頃からの付き合いではあります。
その中で友達関係が色々と変化があったのですが、
このところ、この3人に落ち着いていました。

ご飯を食べながら3人の話を聞いていると、3人で将来の話をしています。
中学は一緒になるろう、高校は一緒のところに行こう、
その後はどうする?シェアハウスしたらえいね(いいね)、
毎日いくらづつか貯金して家賃払おう、いくらくらいかな?
一軒家?4万とか?じゃあ足りるかな?……
今度は九州に3人で行くろう、中学になったらどこに行く?
北海道は?行きたいね、スイス行けるといいね(応募している)
なんて、ずっと話している。
ほほえましくて、かわいくて、ずっと一緒にいられると思っているんだなあって。

そういえば、小さい頃、自分もそうだったな、って。
いつの頃か忘れてしまっていたし、夢破れた気もしてないから、
きっと、みんなそんな思い出の一つや二つあるんでしょうね。
懐かしくなりました。

実はこの3人の中の一人は女の子。
この関係がいつまで続くのか、どう変化していくのか、
来年は中学生になる子供達を楽しみに見ています。

さて、夏休み終了、今日から小学校も始まりました。
私も夏休み気分を抜け出して、作りたいもの一つづつ手をつけていこう。
ツクツクボウシも鳴いているし。


2012年8月27日月曜日

秋の準備

帰省して帰ってきてから、すっきりと晴れる日がない。
毎日スコールのような雨が何度となく降る日が多く、涼しかったり蒸し暑かったり。

畑は見事に紫蘇畑のようになってしまって、
オクラとピーマンと小さいにんじんくらいしか採れない。あとバジルは茂っている。
そろそろ秋の準備をしなくてはいけない。
毎日雨の合間に少しだけ草むしりをしている。

帰省から帰ると米が尽きていて、ここで作られている新米を買った。
早期米だから、お盆には新米が食べられる。
おいしい。
うちでは、半分くらい玄米で食べているのに、1ヶ月に1袋(30kg)がなくなる。

実家の家は早速入居希望の方が現れ、借りていただくことになった。
実家が空き家であると、墓参りに行きやすく、海が近いので夏はいいんだけど、
家って空き家にしておくと、見る見るうちに命を亡くしていくから、
ほんとありがたいことだ。
仙台からの移住の一家で、そんな方に借りていただくのは、ほんと嬉しい。
この辺りで空き家を探しても貸してもらえないことが多くて、
せっかくの移住の方からお話が来ても、紹介できず、悔しい思いをしているから。

夏休みもあと少し。
次男は毎日、元気に遊びまわっている。
高校組2人は学校はすでに始まり、実力テストも終わった。
何だか追い立てられるようで、かわいそうな気もするけど。

私も次男と同じく夏休み気分から抜けきれないけど、
9月1日には久しぶりにオーガニックマーケット出店だし、
またぼちぼち仕事を始める。

オーガニックマーケット、9月出店は1日と15日です。
開催時間も夏時間が終わり8時から14時までとなります。

2012年8月21日火曜日

帰省

9日から16日まで、九州へ帰省していました。
私の実家は長崎の西海市にあります。
長崎は複雑な形をしておりますが、その外海に面した、漁業が中心の田舎です。
実家は空き家になっており5月まで借りて住んでもらっていましたが、
6月から空き家になってしまいました。
明け渡しに立ち会えず、そのままでしたので、お墓参りと、家の状況確認に帰りました。

そして、こちらから友人一家を誘って夏合宿となりました。
そこに東京の友人一家も合流。
3家族がキャンプ状態。

東京からの一家(Y家とします)は、大学の先輩夫婦で、
奥さんとは東京に住んでいた頃、ルームシェアしていた方で、
15年ぶりの再会となり、娘さんとは初対面でした。
こちらから一緒に行った一家(I家とします)は、3.11後、東京から疎開移住された家族です。
I家と知り合ったのは、高知の知り合いを介してですが、
話をしていたら、I家とY家は東京で懇意にしていたことがわかり、
何ともいえない縁を感じ、またI家の奥さんのお姉さんと東京で遊んだことがあったのです。
そんな不思議な縁で繋がった3家族は、お互い昔からの知り合いだったかのごとく、
また何年ものブランクを感じることなく、とても楽しい時間を過ごすことができました。

空き家ですので、前もってガスと水道と電気の手配をするべく、あちこちへ連絡。
ガスと水道の手配はできましたが、電気は契約しないと使えないとの返事。
契約とは1年以上からだそうで。
なんというか、それなら使わないよ、と。
電気のない日々も経験しようと、それはそれで楽しむつもりで出かけたのです。

初日、早朝出発。
夕方明るいうちに着くなり掃除(梅雨を越えてカビがふいていた) 。
暗くなる前にと食事の準備を急いでいたら、うちの長女、
「ブレーカー上げたら電気ついたで!」と興奮気味。
そしたら、あちこちで子供達が「これも点いた、あ、これも!」
といらぬところまで、パチパチ点けてまわる始末。
あー、電気が点く喜びって…。
それで明るい食卓となりました。
しかし、冷蔵庫と洗濯機とクーラー、扇風機はない生活でしたけど。
天気が今ひとつだったので、3軒分の洗濯物は脱水もないので、乾かず、
とうとう着替えがないことになり、乾燥機をかけに行きました。
でもどうにかなるものです。
たぶん、この電気使用については、秘密にしないといけないのですが。

近くの浜で遊んで、ついでに貝も捕獲したり、
バイオパークにも久しぶりに行ったり、
佐世保バーガーを求めて佐世保の町も歩きました。
なんと言っても、気の置けない友人とのおしゃべり。
楽しい日々でした。

東京から移住した家族、東京で暮らすことを覚悟した家族、
それぞれが色々な思いを抱えて、それで家族であること、幸せであることなんかを、
つくづく考えさせられる3.11であったのだなあ、と。
私達は高知で相変わらず暮らしていますが、
それでもやはり、色々と考えさせられました。
でも意識が変わったこと、それはプラスではないかと思います。
生きていく上で出会える人には出会えると思っています。
だから“もし”なんてないんだろう。

ただただ、政府、マスコミは正しい情報を流してほしいと願うばかりです。
今は期待もしないけれど、せめて正確な情報を流してほしい。
判断は自分達でするから。
誠実な対応を願ってはいるけれど。


家の状況は、締め切っていたせいで、カビが発生していましたが、
掃除して風を通したら、カビ臭さもすぐにとれました。
ここを空き家にしておくのはとても怖いので、誰か住んでくださいませ。
草と湿気にやられてしまいます。

そして、お盆ですもの、墓参り。
お盆にはお墓でちょうちんをとぼします。
15日のはずが、14日になってしまいましたが、
思いもよらず賑やかで、父母も喜んでくれたでしょう。

また日常が始まり、一時帰宅した夫も、また台湾へ行きます。
次男は、もう少し夏休みが残っていますけど。

2012年8月4日土曜日

一人旅

今日、長男が旅から帰って来ました。
自転車で四国一周の旅。
彼にとって初めての一人旅。
自分で計画してテントを積んででかけました。

初日にはパンク。
どうにか直してもらったもののまたパンク。
高知の知人に助けてもらって再出発。
どうにか予定通り室戸で野営。
しかし目が覚めると台風の影響で雨風が強く、テントから出られない…
そりゃあ台風のメッカ室戸岬ですもの。
それでもなんとか向かい風の中出発して徳島市内に到着。
前夜に知り合ったお遍路のおじさんに聞いた人を探すも見つからず、
とうとう電話してきました。
行く前は「雨降ったらどうするが?寝るとこは?」と言う次男に、
「雨ぐらい覚悟しているし、いざとなったらどこででも寝れるさ」と言っていた長男。
あれはどうしたんだ?それくらい覚悟していたんじゃないのか?
自分でどうにかしろ、と言いたいのを我慢して、
「誰かに聞きなさいよ、徳島の知り合いに電話してみるけど、自分でも探してみなさい」
と言うに留めました。
一人で心細くなっているところにあまりにも突き放すことができませんでした。
結局知り合いには連絡が取れずにいると、
「旅好きのおじさんが泊めてくれるって」とメール。
良かった、自力でどうにかできたやん、と一人旅の醍醐味だなとおじさんに感謝。

それでどうにか自力でどうにかすると思っていたら次の晩にも電話。
またもや泊まる所。
予定していたところが閉鎖していて、もう一つはお金がかかるからいくらか調べてほしいと。
そんなの、そこにいる人に聞けよ!と怒鳴りたくなりました。
結局、そこに有料でテントを張ることにしたみたいです。
最後の日は予定通りのところに泊まることができて、
今日夕方無事帰り着いたという次第。

4泊5日の旅は、彼にとって大変だったかな、楽しかったかな?
私にとって少しの心配はあったけれども、大きな期待をして送り出しました。
しかし、ふたを開けてみればくじけてしまいそうな電話が…
始めは情けない気持ちでしたが、ふと考えました。
彼にとって初めての自転車での一人旅。
まあ口ではでかいことを言っていても、不安もあったでしょう。
そして、一人で迎える困難は、私が思っている以上に彼には大きく感じたのかもしれない。
確かにその困難をどうにかなることとして捕らえられないのは仕方ないことなのかもしれない。
だって経験したことないんだから。
私にとって見れば些細なことでも、一人で解決したことのない彼にとっては初めてのこと。
だからそれを理解して、やんわりと突き放そう。
頭ごなしに叱るのはやめよう。
そう理解して私の気持ちを抑えました。

かわいい子には旅をさせろってね。
きっと彼にとって、一人で旅するということがこの旅の一番の収穫だ。
これを繰り返すことによって、乗り切る方法も旅の楽しさも自分のものにしていくでしょう。
実際、面白い話がたくさん聞けました。
若いっていいなあってね。

今は不幸なことに携帯が普及して、彼の成長の機会を摘んでいると思いました。
どうしてこんなに離れたところに助けを求めるのか?
そこにいる人に助けてもらいなさい。
こちらも連絡ができると思うと無事を確認したくなる、出ないと心配する。
ないならないでどうにでもなるのに…知らせがないのは元気な証拠…
私からの連絡はぐっと我慢しましたけど。 テレビ(うちにはありませんが)、PC、携帯…
というものはある程度大人になってからで充分なんじゃないかな。
どちらにしてもそのうち使わなくてはならないようになると思うから。
子供のうちは、もっと実感の中で生きてほしいと思います。
手を使うこと、体を使うこと、その上で頭を使って生き延びてほしい。
人と関わること、助けられていることの実感、だれかのためにやりたいと思う気持ち。
今回の旅でもたくさんの方に出会い、助けられています。
本当にありがとうございます。

今回の長男の旅、4泊5日、走行距離800キロちょっと、だいたい四国外回り一周。
体も精神も成長して帰ってきました。
私も親として考えることができました。

長男よ、ありがとう、そしておめでとう。









2012年8月1日水曜日

夏休み

とうとう8月。
台風の影響で久しぶりの雨模様で涼しい天気です。
海はすごく荒れています。

昨日から長男は自転車で四国一周の旅にでました。
タイヤの調子が悪いと寸前になってタイヤを注文して、
2日遅れの出発になり、それだけでちょっと出鼻をくじかれました。

昨日はやっと出発したものの、
タイヤが修理できないくらいパンクしてしまって、
どうにかたどり着いた自転車さんでチューブはなく、
何とか修理してもらったもののすぐにパンク。
くじけそうになって電話してきました。
そこで私もとうとう助け舟。
負のスパイラルに入ってしまった感の長男。
高知に住む知人に頼みました。
スペアチュウーブを買って届けてもらうこと。
助けられてどうにか再出発できたようです。
ホイタラさん、突然お世話になりました。
とても助かりました。
 
そして今朝は予想通り雨風にやられている様子。
今朝は室戸から「出発できるだろうか」と電話がありました。
あーーー携帯って、便利なんだか…
何だか彼にとっては波乱ばかりの出発ですが、
これから持ち直して、どうにか無事一周して帰ってこられるよう。
初めての長距離の自転車一人旅。いいなあ。

次男は昨日、町の水泳記録会を終え、一つほっとしたところ。
毎日、海や川で泳いでいるのだけど、水泳となると面白くない様子。
小さい学校ゆえ出番は多く、得意ではない背泳でもエントリー。
朝から前夜の入江選手銅メダルの映像を見て行きました。
負けず嫌いの次男は苦痛だったようだけど、25m泳ぎきりました。
25m背泳ぎできるというだけで、私にとってはすごいと思うんだけどね。
そして100m平泳ぎではなんと1位。
何とも嬉しそうな顔をしていました。
よく頑張りました。
次は土曜日の町の弁論大会。
あー小学生も忙しいもんだ。

長女はと言えば、受験モード本番。
先日、志望校のオープンキャンパスに行って、
どうもここじゃない、と思ったらしく、今になって探しなおしています。
あー高校生も大変、大変。

あー親も大変なんだけどなあ。
そろそろ九州帰省の準備を始めないとなあ。


2012年7月27日金曜日

夏本番

梅雨明けしてもよく雨が降り、じめじめした日々でしたが、
今週に入って夏本番と言った感じの天気です。
じりじりと日差しは厳しくなりました。

高校生2人は夏休みに入っても毎日補習。
高知市まで通っています。

次男は午前中は町内の水泳記録会に備えての強化水泳に行き、
午後は飽きもせず、海川にでかけています。
夏休み前からの水泳と海遊びで、
白いパンツを脱げ!状態で、いい色になっています。
あちこちの海川で飛込みが得意になり、
今日は○mからシュッピン(頭から飛び込むこと)した~と嬉しそうです。
気持ち良さそう。
しかし、その上サッカーまで、よく体力があるものです。
疲れた~と言いつつ、午後はいてもたってもいられず遊びに出かけます。
工作やら研究やらが口ばかりで後回しになって、
最後にはきっと去年の繰り返しだろうな。

私はと言えば、紬市も終えて、子供も夏休み突入。
すっかり夏休み気分です。
弁当も夕食もちょっと手軽にしてしまって、
子供のやらを少し縫い物したり、ちょっとした用事だけで一日を過ごしています。
後は溜め込まないために、毎日少しの草刈。
毎日、お風呂の前に少しづつしているんですが、
一回りする頃にはまた最初のところが刈り時になっていて、
終わりのない無力感…
でもこの日差しが続いてくれたら、草の勢いも少し落ち着くでしょう。

そうそう、早期米のこの地区は、早くも昨日稲刈りの一番手が刈り始めました。
働き者のこの地区は、どこかが始めるといてもたってもいられないらしいから、
あちこちで刈りだすでしょう。
しばらくは賑やかだろうなあ。

早くも7月後半、時が立つのが早い!

2012年7月20日金曜日

知る喜び

今朝、洗濯物を干していると、ナナフシを発見。
ナナフシなんて大人になるまで知らなかった。
コクゾウムシもコメツキムシも。

昨日は今年初めて畑でオクラを収穫した。
きゅうりをたくさんいただいたので、1キロはピクルスにした。
採れたにんじんといただいたきゅうりで塩麹で浅漬けも漬けてある。
ナスもたくさんいただいたので、揚げびたしをたくさん作った。
昨夜の食卓はそれでごちそうになる。

先日次男は近所の方のブルーベリー畑で摘ませてもらって、
たくさんのブルーベリーを持って帰ってきた。
生でいただいて、残りは早速ジャムにした。おいしい。

オクラの花も茄子の花も大人になるまで知らなかった。
小さい頃見てはいたんだろうけど、野菜の花はあまり覚えていない。

ここにきて初めてしょうがの地上の部分を知った。
「背の低いサトウキビだろうか」と思っていた。
茗荷がどういう風になっているかということも初めて見た。

そういえば、北海道に住んで、
秋蒔き小麦の畑が雪解けして見え出した時、
「きれいに草が生えている」と思っていた。
小豆が鞘にきれいに収まっているのも初めて見た。
豆積みなる畑のバイトをしたとき、
作り物のように美しい小豆がぽろぽろと畑に落ちているのを見て、
感動した。畑のルビーだった。
砂糖大根(ビート)から採れる砂糖があることも。

大豆と枝豆が同じということも成人してから意識した。

そう実は10歳からは町に住み続け、
必要なものはお店で選んでお金と引き換える生活が当たり前だった。
まだ長崎は町に住んでいても、市場がそこここにあったから、
魚の形くらいはある程度知っていたけど。
いつのころからか都会に興味を失い、
田舎に住みだした時には、いろいろなことが面白かった。
そして小さい頃の記憶を少し取り戻したりした。

うちの子供たちは田舎暮らしから始まっている。
周りにある当たり前の自然や環境から多くを学んでいる。
それが大人になったとき、どういう風に興味が移り、
どういう風に今の記憶がよみがえるのだろう。

2012年7月17日火曜日

九州地方大雨、お見舞い申し上げます

九州地方の大雨で、夫の実家も床下浸水。
外は川のようになっていたらしい。
幸い義父母は無事だし、床下だから被害も少ない。
掃除が大変、でもご近所にはもっと大変な方がいて…と。
保存してある自分で作ったお米や農作物、車や電化製品、
床上まで浸水したところは家財道具も浸かったであろうし、
そうなると掃除はほんと大変であろう。

私が中学生の時、長崎で大洪水があった。
長崎は埋立地も多いし、坂の町長崎は地形が雨に弱くできている。
そしてあまりに集中して降ったため、鉄砲水という洪水が発生して、
家ごと流された地域がいくつかあった。
299名の命が亡くなったと記憶している。

私は市内のオフィス街の父の働いている会社の中の4階に住んでいて、
夕方ひどくなった雨のため、帰宅途中の社員が何人も戻ってきた。
途中胸まで浸かってしまって「泳いだよ」と言っていた。
そう次の日は社内で海水浴に行く予定だったから。
もちろん中止だったけど。
停電中の会社の中で、ラジオを聴きながら、外の様子をうかがっていた。
電車通りに面していたので、電停でもないところで電車は止まり、
乗客がずぶぬれになって道を歩いていた。
裏の中島川は氾濫し、川沿いの家は浸水していた。
その川を少し下ると、一番の繁華街があり、
そのアーケードは1メートル以上の浸水で川のように流れ、
そこに住む友達は、人が乗ったままの車や川沿いの柳の木が流れていくのを見た、と言っていた。
洪水が落ち着くと川沿いの木などに色んなものが、人までもがひっかかっていたそうだ。
私の親戚、知り合いで亡くなった方はいなかったけど、
学校では親戚が亡くなったり、大変な被害に遭われた方がいた。

水害は夏休みに入った直後で、
私は3年だったのか、補習があり学校へ行った。
水害であるのに水不足で、その上停電。
トイレも流せない状態だった。
長崎は中学校、高校はたいてい山の上の方にあるので、
学校は大丈夫だったけど。

繁華街はすぐに掃除がされて、再開したけれど、
濡れた商品のセールがあっていたし、
汚泥のような臭いはだいぶ後まで残っていた。

長崎の夏は、7.23大水害、8.6広島原爆、8.9長崎原爆、8.15終戦記念日と
4回もの黙祷があった。
私の中で夏は好きだけれども、
突き刺さるような日差しの中、せみが鳴き、汗だくで黙祷している、
切ない気持ちを何度となく思い出す季節でもある。

今度の水害も夏。
片付けも大変だと思います。
くれぐれも体調に気をつけて。
被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。




2012年7月15日日曜日

むかでにやられました

昨夜、深夜です。
足に違和感を感じて目が覚めました。
というか、無意識に足が動いていました。
う、むかで?
かまれていました、3ヶ所くらい。
でも、殺すのが先です。絶対逃してはいけない。
10センチくらいはありました。
近くにあった次男のゲームのカセットをつかみ、殺しました。
でも動いています。死んでいない。
しかし、寝たい。
そこで絶対動かせないであろう、按摩器を乗せ、寝ました。
朝、ゴムでできたおもちゃみたいなムカデは川に流しました。
眠かったんです。どうしても。
きちんと殺して外に出さないと気がすまないのに、
眠かったんです。どうしても。
瀕死のムカデと同じ部屋で寝てしまいました。

朝、次男にムカデを片付けてもらって、足を見ると、腫れていました、少し。
左足の足首辺りを3ヶ所ほどかまれています、たぶん、10センチ位のに。
それが昼ごろには足首がなくなり、少し赤黒くなってきまして、
さらに腫れて、今では笑えます。
皮膚からしわが消え、張りのある寸胴というか、くるぶしはなくなり、
足下より太い足首…って一体…
むくみきったような足を見て、何度も笑っています。
痛みはそんなにないのだけれど、熱を持っていて腫れているから、
体重をかけたり立ちっぱなしや歩いたりは少し困難。
明日にはだいぶ楽になっていると思うけど。

なぜかいつも虫に取り付かれるのは私なんです。
あまり自慢にはならないけれど。

2012年7月13日金曜日

草がいっぱい

紬市や上映会を口実に畑の世話を怠り、草だらけになっている。
昨日まで雨がよく降って、今日やっと畑に出た。
曇っていても知らない間に汗が流れた。

半分くらい草むしりをした。
紫蘇があちこちに大きくなっていて、多少抜かなくてはならない。
その葉をしょうゆ漬けにした。
しばらくは紫蘇ジュースと紫蘇のしょうゆ漬けはたくさんできる。
植えてもいない紫蘇には困らない。

ナスは何個か取れたけれど、あまりなっていないし、
きゅうりもまだ1本しか採れていない…
おくらはだいぶ大きくなってきた。まだ採れてはいないけど…

去年重宝したモロヘイヤは種がたくさんなるまで抜かずに、
こぼれ種から増やそうと期待していたのに、2本しか発見していない。
オーガニックマーケットで聞いたら、耕してはいけないらしい。
もう耕しちゃったけど…

かぼちゃは種を蒔いたところじゃないところから生えてきた…
ゴーヤーは毎年勝手に生えてきたところに杖を立てている。

ピーマンは春にはたくさんのカメムシがついていたけど、
今はいなくなっている。雨のおかげかなあ。

いつも適当な畑作りだけど、何かがなってくれるし、
草むしりは大変だけど、やりだすと無心になれる。

毎日の食卓に採れた野菜ともらった野菜が必ず入る。
幸せなことだ。

あー怠らず、もっと手をかければ、収穫量は格段に違うのになあ。
でも畑に入ってあーだこーだやっているのは楽しいからいいか。


2012年7月10日火曜日

紬市 その九 終了しました。

お天気にも恵まれ、無事、紬市終了しました。
おいでくださった方々、ありがとうございました。

今回は小学校での上映会もあって、たくさんの方々に見ていただくことができました。
前日の早朝は驚くほどの雷雨でしたが、それからは梅雨が明けたかと思えるほどのお天気で、
爽やかな風が吹き、気持ちの良い日になりました。

お客様が多く賑わった反面、お話しする時間も少なくゆっくりしていただけたのか、
少し不安ではありますが、事故もなく終わり、ほっとしているところです。

何かと準備が行き届かず、出店者にも助けられました。
ありがとう。

また詳しくは追って報告したいと思います。
夫が不在でしたので、写真もほとんどありませんが。

とりあえず、今週はゆっくり片づけをします。
ついでに模様替えをしようかな。

2012年7月4日水曜日

紬市のお知らせ

紬市で出店してくださる、ポラリティーセラピーの猪狩さんが、出店できなくなりました。

猪狩さんは予約制で自宅でもセラピーをされています。
高知オーガニックマーケットでも毎週出店されています。
とても気持ちの良いセラピーです。
私もオーガニックマーケットに出店する時は良く施術していただいてます。
マッサージもさることながら、自分で気付かない自分の体のことを聞けて、
生活でも気をつけることがあったり。
毎日を気持ちよく過ごしたいですよね。

是非、一度受けてみてください。

ポラリティーセラピーのハノネヤ
TEL:0889-55-2889
http://hanoneya.exblog.jp/

そして、私はと言えば、今は家の掃除と片付け。
あちこちと物を動かし市の日のレイアウトを考えています。
生活している家を1日お店にするというのは、
大変でもあり楽しくもあり。
これを機会にあちこちと片付くはずが、
いつもぎりぎりで時間がなく、結局終わってしまえば、
いつもの風景です。
まあ楽しまないとね。
で、服はつるしてあります。
今回はワンピースが多いかな…