2012年5月30日水曜日

紬市 その九 お知らせ

今年も紬市、やります。
いつの間にか7月の頭にこけるようになりました…
今年は7月8日(日)です。
どうか天気に恵まれますように…
詳しいことは随時、ブログでアップしたいとは思っています。

今年は同時に東日本大震災チャリティー上映会を
笹場小学校体育館でやります。
http://www.kochinet.ed.jp/sasaba-e/gaiasymphony.htm


是非、映画と紬市セットで中土佐町笹場へ遊びにおいでください。




2012年5月25日金曜日

卯の花

朝の散歩で卯の花が咲いている。
山すそで咲いていて、とてもきれい。
咲き乱れている。
その横にはすいかずら。
自然のままに咲く姿は美しい。

畑にはコリアンダー、庭にはアマリリスが咲いている。
うちの上の家の入り口にはばんまつりが満開で、いい香りが漂っている。

花の盛りには存在感がある植物。
そうではない時には忘れてしまっていたりするけど、
新芽を出し、つぼみをつけだして、花開いていくのを感じていると、
季節を教えてくれるし、きちんとした営みを物も言わず続けている強さを感じる。

今は長男(高1)が思春期の反抗期を迎え、
何だか親がうっとうしい時期で、自分の非を認めない。
こちらも更年期を迎えようとしている。
思春期対更年期。って、いい勝負かな…
全く理屈ばかりをこねるようになって、行動が伴っていなくて、
なにさまじゃー! と腹は立つけど、
こちらも感情ばかりが高ぶって、理屈が追いつかなかったり…
いい勝負か?
負けてらんないよ。
って、でも花や植物の営みを見て、
更年期も感情を抑え、理屈をたたかず、日々の営みを支えることで、
思春期と対抗してやろうじゃないか!と思ってはいるのです。
難しいけど、母ちゃんはがんばるのです。

2012年5月21日月曜日

金環日蝕

あいにくの曇り空。
それでも早朝から次男と小学校へ 。
次男は前から楽しみにしてたからなあ。
と付き合って6時過ぎに行きました。
金環日蝕まで約1時間。
海のほうの空は少し雲の切れ間があったから、
ねばったら金環は無理でも日蝕は観察できるかも、と。

でもなかなか太陽は現れず、
7時過ぎ、私は犬を連れて帰ることにしました。
帰ってから長男と浜まで自転車で。
何人か来ている人もいて、
みんなが海に向かってじっと待つ。
うーん難しいかなと思っていると、
雲の隙間から雲を通して、きれいな金環が見えました。
何ともどんぴしゃで見られて、感動しました。

なぜかみんなで「おおおーーー見える見える!」
と波の音に負けないように大声を出してしまうものです。
隠れては見えを繰り返し徐々に金環はずれていきました。
ただ単純に美しく神秘的で見られて良かった。
のですが、だからどうしたって…
普段太陽も月もここにいると身近なものです。
天気は毎日生活を左右し、月も潮時を知らせてくれます。
トイレは外に出ないと行けないから、月明かりは身近です。
そんな身近だからこそ、この現象はまた特別になります。
日常にある自然の営みの素晴らしさを感じます。
ただ今では、どうしてこの現象が起こるのか、
が知らされているから、
宇宙の一員だと確認する作業になりますが、
大昔は毎日昇る太陽がこんなことになることが、
不吉であり恐怖であったでしょう。
皆既日食のときなんか、
昼間なのに夕方のように暗くなりましたしね。
そして実際大事件が起こったり、
体調に変化が現れたりしていたんじゃないでしょうか。
鈍感な私には感じることができなくなったことが。
とりあえずもう一生見られないであろう金環を
見られたことは嬉しかった。

先日のスパームーンも、
海から昇るところを見たかったのですが、
夕食後浜に行くと、すでに昇っていました。
海は凪いでいて月明かりを反射してとてもきれいでした。
特別大きいと感じられなかったけど、
月を海に見に行くという気分も良かった。
次男は望遠鏡を持って行っていて、
月はきれいに反射していました。
そしてその時反対の空に金星が光っていました。
それを望遠鏡で見てびっくり。
なんと太い三日月形だったのです。
肉眼ではひときわ大きく黄色く光る星ですが、
実は自分では光っていないのですね。
月と同じく太陽の反射が見えているのだな、
と思ったのです。
身近な星なのに忘れていました。
スーパームーンよりも金星に感動して帰ってきたのでした。
夜空を見上げることは好きです。

夫は台湾の宿舎から金環日蝕が私達と同じ感じで雲の切れ間から見えたそうです。
写真は台湾から送られてきました。
同じ頃たくさんの人が空を見上げていたのですね。

2012年5月18日金曜日

注文のお洋服

明日の高知オーガニックマーケット、出店します。

たまには仕事の話を。

注文を受けて洋服を仕立てることもしています。
たいした腕ではないのですが、できるものなら縫います。
手持ちの布を持ち込まれて仕立てる場合が多いです。

これは浴衣地をブラウスにしたもの。
お尻が隠れるくらいの長さで、少し細いシルエット。
でもスリットが入っているし、着ていて楽な感じです。
浴衣地ですから、肌触りが良く、夏にはぴったりな感じ。
柄行もおしゃれで、粋な感じですね。
合わせやすいと思います。


手織りの麻の布での注文です。
自分で織られた布ははさみを入れるのが怖いです。
これは麻ですので強度がありそうでボトムスにもできます。
筒型の巻きスカート風です。
爽やかな感じです。
この形はとてもはきやすく、形もとてもきれいです。





これは手織りの竹布です。
絹とは違ったつやがあり、たらんとしていて、感じのいい布です。
初めて縫いましたが、縫いやすかったです。
夏には重宝すると思います。







 写真が下手なので、載せるのが恥ずかしいのですが…
本物はもっといい感じです!フフフ

手織りの布は手間ひまがかかっていて想いもあるでしょう。
その上縫いづらい。
だから緊張する。
布のうちにイメージをふくらませてはいるのですが、
イメージ通りにできるかわからないのです。
失敗しても一品物ですからねえ。
逆に思ったより良くできることもありますが、できないことも…
それはできてみてのお楽しみ…

2012年5月13日日曜日

うちのお風呂は五右衛門風呂。
引っ越してきて10年近くなるから、
ずっと風呂を焚き続けていることになる。すごいなあ。

夫がいる時は主に夫が沸かしてくれているが、
出張に行っていると、夕方は忙しい。
外出していても、夕方になるとそわそわする。
お風呂が心配になる。
今からの季節は沸きが早いからいいけど、
冬は3時くらいから沸かさないといけないから、心配。
子供が大きくなると、家族それぞれが生活時間が違ってきて、
風呂焚きも大変になった。
冬なんか自分はお風呂でホカホカになっても、
9時までまた保温しておくため寒い中、追い炊きしなくてはならない。
小さい頃は良かったなあ。
小さい風呂釜(まさにお釜)に3人の子供が入っている時もあった。
順番にどんどん入って、ゆっくりとご飯、その後も余裕があったのに。
今は夕方からそれぞれの時間に合わせて、忙しい。

そうそう薪の話。
そんな訳で風呂の薪がいる。
「薪はどうしているの?」と良く聞かれる。
自分で用意するとなるととても大変。
うちは近所の大工さんに廃材をもらうことが多い。
とても助かる。
足りなくなって、林の中に入ったり、海岸の流木を集めに行ったこともある。

そう薪が少なくなってくるととても不安になる。
オイルショックの時の心境と同じかも。
燃料=エネルギーがなくなるというのは不安になるもんだ。
冬を終えて、うちの薪も少なくなってきていて、不安になっていた。
と、そこに今朝、 大工さん軽トラで登場!
すごく嬉しい。
薪がたくさんあると、何だか安心する。

目に見えないところで発電された目に見えない電気というエネルギー。
なるべくそれに頼らずに生きていけるようになりたい。
目に見える燃料でその場で自分でエネルギーに変えていくのは、とてもわかりやすいものだ。
ロケットストーブを教えてもらって、煮炊きの一部をすることは、目標であり、楽しみ。
またさらに薪が必要になるなあ。

2012年5月10日木曜日

夏の準備

今日は部屋の襖と障子を片付けました。
夏は仕切りを取って、ワンルームのようにして過ごします。
すごくすっきりして、空気が流れて、清清しいです。
それだけで模様替えしたような新鮮な気持ちになり、
冬の閉じた空間から解放されて、気分も解き放たれます。
夏の住まいと冬の住まいをそれぞれ快適にして、
簡単に気分転換できる間仕切り(襖・障子)はすごい仕掛けです。

庭のセンダンの木が今年はたくさん花が咲いています。
去年から実がなりだしました。
せんだんの木は家よりも高くなり、私は近くで見ることができず、
木登りした次男に撮ってもらった写真を見てびっくり。
こんなに可憐な花だったんだね。

そして畑でお花畑になっていた春菊を抜きました。
毎年、蒔くのが遅いのか、育て方が悪いのか、鍋の時期には少ししか取れず、
この時期になるときれいな花をたくさん咲かせてくれる。
でももう食べられない。何だか役に立っているのか?

今朝の散歩ではマルバウツギ。
きれいに咲いています。
道端に山すそに咲く野の花は、本当に美しい。




2012年5月9日水曜日

5月

昨日、お米のお金を払いに行った近所の家で、
みかんの花がきれいに咲いていた。
目立ちはしないけど、可憐で慎ましやかで、でもしゃきっとしていた。

昨日は煙霧とか言って、空気がかすんでいて、
曇りともちょっと違った空模様。
ぱっとしない。
でもみかんの花を見て、嬉しかった。

先日、また台湾へ行く夫が、まだ刺身にありついていないなあと、
出発前の夕食に刺身を食べた。
はずせないらしい鰹(初鰹)、ぶり、そしてどろめ。
旬のどろめ。いわしの稚魚の生。
おいしい。
どろめが一番うまい。

私はここに来て良かったと思える海産は、鰹ではない。
刺身で言えば、めじか、アジ、サバ、トビウオ、どろめ…
まあ鰹もおいしいけど、そんなに言うほどかなあ。
おいしいけどね。

どろめを氷水でさっと洗って、ポン酢をかけて、ご飯に乗っけて食べる。
おいしい、おいしい。

2012年5月7日月曜日

磯遊び

GW、ばたばたと過ぎてしまいました。
最後の一日、やっとのんびり磯に行きました。
海遊びがとても好きな夫は、
潮時なのに行かないわけにはいかないらしい。

せっかく行ったら、何かゲットしないとね。

カラスの口、カメノテ、ミナ、トコブシ…
茹でて蒸して、いただきました。
おいしい。
そこで自分で捕って食べる。そして、おいしい。
なんて贅沢。
自然の恵みは素晴らしい。

貝は逃げないから、見つけることができさえすれば、簡単に捕獲。
おいしい。
岩にびっしりついているカラスの口やカメノテなんか、
どれだけでも捕れる。
なんてかわいそうな…
でもおいしい。
必要以上には捕らないようにしていますけど。

毎年この季節、貝捕りの季節。
磯が良く干せて、貝も太ってくる。
台湾出張が続き、帰ってきても忙しく、
海はすぐそこなのに遊びに行けない夫は悔しい様子。

やっと昨日、海を満喫して、今日また台湾へ出発。

2012年5月1日火曜日

困った習性

また子供が子猫を拾ってきました。
かわいいんです。
しかし、飼えないんです。
かわいいんです、とっても。
でも飼えない。
猫アレルギーらしい長女。

前回は9月。
この習性には困った。

飼い主が見つからないと…また捨てなきゃならない。
それはできない。

どうして拾ってしまうのか?
まあ置いてこられないのが普通でしょう。
子供ですから、特に。
どうして捨てるのか?
飼えないのはわかるけど…

前回は野良猫が産んだらしかった。
親猫が数日前にしかれていたらしいし、何か虫の卵が産み付けられていたし、
乳離れするには早い感じで、栄養状態も良くはなかった感じ。
もらってくれた方が哺乳瓶でミルクを上げてくれました。

何だか人に飼われていたような気配です。
人に懐いているし、毛並みもきれいだし、栄養もいい感じ。
捨てられていたのも山の中の道。
そんなところに子猫がいるわけがない。
自分でミルクも飲めます。煮干も食べてます。
人にも懐いて、活発に動き、元気です。
GW中に飼い主を探すという約束でうちにいました。

一日たって、私の友人一家がもらってくれることになりました。
良かったあ。
かわいがってもらって、立派にねずみを捕るんだよ!

鳴きだしたかと思えば、ばたばたと遊び、ミルクを飲み、
静かになったなと思えば、こてっと寝ている。

ほんとかわいいんです。
これ以上いると情が移って、別れが辛くなる。
すでに子供らは辛そうでした。
しかし、うちでは飼えない。
友人一家ですもの、また会いに行けます。
もちろん猫は知らん顔でしょうが…

お願いだから拾ってこないでほしい。
うちに連れて来ないでほしい。
でも放っておけないのは当たり前よね。