2017年8月22日火曜日

次男 夏休み終了 自転車の旅編














ほぼ毎日部活の日々の次男、夏休みに高知に行きたい…
という夢は諦めました。
が、仲良くなった友人とロードバイクの小旅行。
天気の良くなかった8月、キャンプは諦め、日帰りの旅。
帯広から足寄へ往復130キロの旅。

母としてはもう少し冒険できるキャンプつきが良かったけれど、
友人は遠距離自転車初心者だし、サッカー部2人一緒に休む勇気はないようで、
お手頃で良かったんじゃないでしょうか。

曇り空の中、早朝出発。
北海道ならではのまっすぐな道路を気持ちよく走れたそうです。
足寄にはウッディーベルというハンバーグ屋さんがあって、
そこで昼食を食べるのが目的。
観光シーズンで混んでいたようで、テイクアウトして道の駅で食べたそうです。
そこでは足寄出身の松山千春の歌がずっとかかっていたとか。
途中おもしろいアイヌの地名や川の名前、どこからどこまでが坂だった、
そういうことは親の車で移動していると気づかないこと。

そうやって自分の体を使って、経験すること、目の前の人と関わること、
それはバーチャルでは経験できない自分の糧となるはずです。





2017年8月19日土曜日

次男、夏休み終了 ロケット編 


















北海道の夏休みは短く、お盆終了と共に高校の新学期が始まりました。
8月に入ってからというもの天気が優れず、とても十勝らしくない気候です。
最高気温が20度前後という肌寒いくらいです。
そう、もう暦は立秋を過ぎ、十勝はまさに秋を迎えているのです。

次男の夏休みはほとんどが部活に消えていきましたが、
楽しみも何度かありました。
その一つにロケット打ち上げ。

十勝の大樹町というところにインターステラという民間のロケット開発の企業があります。
そうあのほりえもんが創始者。
そこが開発したMOMOというロケットの打ち上げ実験が7月の末にありました。
次男は天文とか宇宙とかの方に進みたいという進路を一つ持っています。
こんな近くでロケット打ち上げがあるんだもん、部活休んでも行くべきでしょう。
ってことで行って来ました。

しかししかし、なかなか条件が整わず次の日に延期。
打ち上げるのは延びに延びて次の日の夕方5時直前。
肉眼で打ち上げ現場は見られないのですが、打ちあがったロケットは見える予定…
だったんですが、霧が深く音だけが響き、そこにあるはずのロケットは想像の世界となりました。
音だけも迫力はありました。

そして、打ち上げを待って、車中泊で24時間以上費やしました。
久しぶりにそんなことしましたよ。
打ち上げ予定時間になるとパブリックビューイングの前に行き、
打ちあがるであろう予定の空を見上げ、
中止のアナウンスがあるとがくりと首を垂らし、
また次のチャンスまで時間をつぶす、の繰り返し、
そしてやっと打ち上がると、霧で見えず、
そして66秒後に予定の海域に墜落したそうです。

何かを待って何もできず長時間をつぶす。
日々の生活の中でそんなことはまずない。
その間にふくらむ想い、
その後打ちあがった時の喜び(見えなかったけど)、
それは大きな夢を追っている人達の喜びのおすそ分けをいただいた気分でした。
ロケットにも天文にも興味は薄いんですが、
応援したい気分になりました。

インターステラは大好きな宇宙を仕事にすることを実現している人達です。
民間でロケットを身近な部品で飛ばす、というミッションの元、
きっと楽しい日々なんだろうな。
今回の打ち上げ実験で得た課題をクリアし、また次の打ち上げを楽しみに待ってます。
是非、私たちが十勝にいる間に実現してほしいです。

あ、次男は見えなくても満足したみたいです。
講習会も部活も休んじゃったけど、きっといい刺激になったはず。

インターステラ
http://www.istellartech.com/mission