2015年8月28日金曜日

次男の夏休み

夏休みもあと少しとなりました。

今年の次男の夏休み。
この辺りの5市町村で行われる交換留学で、
オーストラリアに3週間行っておりました。
ホームステイです。
去年も申し込んだんですが、3年生優先で行けませんでした。
そして念願の今年行けることになりました。
とても楽しんで帰ってきました。

長男も5年前に参加しました。
5年で変わったこと。
それは情報。
里心がつくからということで、電話しないように言われます。
まあ私は送り出してしまうと心配などしないで、忘れてしまうのですが。
長男のときは、ほんと送り出して、迎えに行くまで、葉書が1枚送られてきただけ。
それが今回はFBで近況を見られるというお楽しみ。
向こうの様子が見られると安心します。
15人の参加者の中には、メール機能を持っていった子もいます。
時代は変わるものですね。
しかし、何してたかは大まかに知っているので、
帰ってきた次男から聞く話に、それ知ってるってことになります。
それは次男にとってはおもしろくないことかもね。

この短期留学、もとは40万円くらいらしい。
他のもそのくらいしてます。
でも、公の企画ですから、20万は県から出るらしいです。
そしてこの中土佐町から10万円の補助が出ます。
そこで結局手出しは10万。
その他、準備や小遣い、パスポート申請で、お金は要りますが、
こんなに格安で行ける機会はそうそうありません。
その上、3週間ホームステイで、地元の学校に通える、そんな経験、旅行じゃできませんし。
これを機会にもっと行きたくなったら、後々バイトでもして行ってほしいものです。

会話は、どうにかこうにか通じたらしい。
これで英語の成績が上がるとも、英会話が上達したとも思えませんが、
実際使ってみた、そしてどうにかなるってことを感じてほしかった。
そして文化や人種が違う国を体感してほしかった。
頭の知識だけでなく、体感することの楽しさや大切さ、
色んな意味で広い視野を持ってほしい。
自分の知識や感覚が全てではないこと。
もっと広い世界や知らないことがたくさんあると自覚すること。
そして知ることを恐れないこと。
あーそんな大それたことを感じたとは思えませんが、
そう、少しは成長して帰ってきたことと思います。
まだまだこれから人生の始まり、まぶしい年頃ですもの。

2015年8月9日日曜日

立秋

昨日は立秋。
立秋は名ばかりで夏真っ盛りではありますが、
ツクツクボウシが鳴き始めました。

先週、花の東京へ純粋に遊びに行ってきました。
結婚して以来初めての自分のための自分だけの旅行。
結婚してからは帰省、家族旅行が中心、
子どもが大きくなってからは、母子だったり、夫婦だったり…
約22年ぶりの旅行。
といっても、親戚と友人のお宅にお世話になったし、夫にも会いました。
東京もたぶん10年以上行ってない気がします。

久しぶりに身軽に出かけて、久しぶりに親戚と友人と語り合い、
帰りたくないよーって気分で帰ってきました。

東京には2年と少し一人暮らししていました。
今回平日の朝の東京、新宿から東京駅まで、バスの中から眺めたり、
町を歩いたりして、「あーあの中で私も歩いていたんだな…」
って、ちょっと不思議な気分になりました。
似たような格好をした同じ年齢層の人々が、駅からずんずん歩いていっています。
同じ方向を向いて。
きっと私の視野の中にいる人の数は、私の住む集落の住民全てより多い人々。
でも見渡す限り誰も声を掛け合っていない。
もちろん家族連れ、親子、学生もいない。
みんな、それぞれに働く場所へと向かっている。
不思議。
ここではちょっと外に出れば、ほとんど知った顔。
話さずにはいられない。
買い物に行くと必ず知った人に会うし、知った人が働いてもいる。
高知市まで行っても、イオンなんかに行くと知った人に会うことも多い。
孤独を感じるのは、ほんと都会のど真ん中だな。
ここでは誰もいない海、誰もいない森に入っても、何かの気配に包まれるから。

しかししかし、久しぶりの東京は楽しかった。
親戚も友人もたくさんの時間を割いてくれてありがとう。

東京はとても暑かった。
高知に戻っても暑い日々ですが、日陰で風が通ると、汗をかかずに快適。
一歩外は刺すような日差しでも夜になると涼しい風が吹いています。

全く告知しませんでしたが、昨日はオーガニックマーケットに久しぶりに出店しました。
次はいつになるかわかりませんが、またお知らせします。