2012年6月27日水曜日

リュウキュウの花


庭ではアジサイが終わりに近づき、ランタナが咲きだした。
ムラサキシキブも咲いている。

そして雨の降り止みに少し草刈をしていたら、
リュウキュウの花が咲いていた。
毎年は咲かないと聞いたことがあるけれど、
うちは最近毎年咲いている。
大きな葉と目立たない色で近くに行ってのぞかないと気付かない。

リュウキュウは私の父は芋の茎と言っていた。
ずいきと呼ぶのが一般的なのかな。
その土地で呼び方が変わる。
少し前までは栽培しなくてもそこここにあったみたいで、
うちの父も実家のどこかから採ってきていた。
高知もそうだったみたいだけど、今ではスーパーで売っている。
うちは駐車場(空き地)に生えている。
刈らないとどんどん増える。
山菜と同じで勝手に生えてくれるから、嬉しい。
何だか、そんなものにお金を出して買うのがうそみたいだけど、
高知でも売れているということなんだろうな。
筍や山菜、七草までも売る時代だからなあ。
季節をスーパーで感じるなんて味気ない。

毎日、雨ばかり…
まだかびっぽくはなっていないけど、外仕事ができない。
雨は好きだけど…

お知らせ。
次の高知オーガニックマーケットに出店します。
紬市、上映会前の最後の出店です。
雨が降りませんように。


2012年6月22日金曜日

にんじん葉

最近、にんじん葉のふりかけを作っている。
オーガニックマーケットで教えてもらった。
それまでもにんじん葉をかきあげに入れたり、白和えに入れたり、
ハーブのように刻んでサラダやカレーに使ったりしていたけれど、
にんじんの葉はどうしても余ってしまう。
もったいない。
間引きしたり収穫したりしたにんじんの葉は、若くてやわらかく香っていて、美しい。
そこで、乾燥してふりかけ。
いい香りがしておいしい。
最近は梅雨で湿気が多く、きれいに乾かないので、レンジで乾かしたりしたけど、
けっこう簡単に乾燥して、手で揉むだけできれいな粉末になる。
それにごまと塩を混ぜてふりかけにしている。
毎日の弁当に便利。

そして塩梅を漬けた。
梅干は夫の実家にいただいているのに甘えて、まだトライしていない。
こちらもオーガニックマーケットで教えてもらった塩梅。
少し違った梅の味で、これもお弁当に便利。
漬けてしまえば放っておくだけだから、私にはぴったり。
一日でだいぶ水が上がってきた。
カビふかないでうまく漬かるといいな。

昨日はよく雨が降った。
夜中もバケツをひっくり返したように降っていた。
高知の雨はすごい。はんぱない。
太平洋側は大雨となると、必ずのように高知が上がっているが。
降ると言うより…たたくと言うか、かぶると言うか…
うまい言葉が見つからないけど、はんぱない。
だから今朝は雨を覚悟していたのに、すかっと晴れていた。
子供(男2人)が5月から新聞配達を始めた。
朝、雨が降っているとそれなりに手間なので、朝だけは降ってほしくない。
雨がひどいと、高校組2人を駅まで送ることになるし。
あー、草がまた伸びるなあ。
夫は帰ってこられないし…紬市までに草刈をしないとなあ。
そろそろ紬市の準備も仕上げだ。

2012年6月21日木曜日

枇杷の種

枇杷をたくさんいただいて食べました。
その種をこつこつ取っておいて、今日煮てみました。
お豆を煮る要領で少し甘く煮ました。
杏仁みたいな香りがしました。
あくが強い味がして、子供には不評。
「弁当には入れるなよ」と長男。
私は少し苦くて少し甘くて、何とも不思議な癖があり、まあまあの味。

以前から枇杷は薬効があると聞いていたので、色々利用してきました。
枇杷の葉の焼酎漬けをアトピーの娘が小さい時、良く塗っていました。
布ナプキンの染めもしています。
とても素敵なサーモンピンクだったり、暖かい赤茶だったり。

種を粉にして食べるのも聞いていましたが、やったことはありません。
ただ最強の薬効があることは聞いていました。
今回は近所のおばちゃんにきいたお豆みたいに煮ることをやってみましたが、
来年は焼酎漬けにしてみようと思います。

うちの庭にも枇杷の木はあるんですけど、
実は外側(大きな溝があるので取りにくい)になっていて、
いつもほとんど取りません。
来年はうちの枇杷の木からも種を取って、焼酎漬けにしてエキスを作ろう。
がん細胞も破壊するらしいし、最強だな。

枇杷はあちこちにあるし、畑に捨てた種も確実と言っていいくらい芽を出すから、
生命力が強い感じがするし、成長も早い。
同じくらい生命力を感じるどくだみも庭にはたくさん。
よもぎもすぎなも無尽蔵に生えるし、周りにはお金の要らない薬がたくさんだあ。

2012年6月19日火曜日

台風接近

まだ6月なのに台風接近。
子供達はみんな休校になり、ごろごろ。

何年か前に何度も台風が通過した年があった。
始めの台風が6月。最後の台風が10月。
それでもって被害も結構あった。
この家も納戸の瓦が何枚か落ちた。
今年も多いのだろうか…

それから何年か上陸はしない年が続き、去年も直撃は1回くらい。
九州で育ったから、台風は慣れてはいる。
子供の頃はうきうきしていた記憶がある。 

町営の長屋みたいなところに住んでいたから、
台風の備えをした後、一軒にみんなが集まり、宴会をした記憶がある。
締め切ったくらい部屋でろうそくの明かりで大人も子供も騒いでいた。
その頃は台風というと停電していたなあ。
それは楽しいものだった。
子供の頃は台風の怖さも知らず、夏の非日常の楽しみだった。

今日の悲しいニュース。
愛媛県知事が、「原発の再稼動は必要」と表明した。
伊方原発の再稼動は秒読みなのか?
どうなるのだろう。
私は何ができるのだろう。

昨日は梅酵素シロップを仕込んだ。
去年夏季疎開に来た方が酵素ジュースのワークショップをしていて、
今度、酵素本を出したらしい。手に入れよう。

梅酵素シロップは、一日ですっかり水分が出ている。
今日は塩梅を漬け込む予定。

雨風が強くなってきた。
昼には雨戸を閉めておこう。

2012年6月15日金曜日

今日は雨

あっという間に草が伸びる。
一雨毎に草は高くなる。

畑にはにんじんの花が咲いている。
秋に植えて取り残したにんじんが花を咲かせている。
野菜の花は野の花と同様美しい。
種になるまで放っておこう。
コリアンダーもきれいな花を咲かせ、種になった。

今年はなりもの(果物類)が良くない、
とおばちゃんらは言っている。
うちの柿は毎年なりが悪いけど。
特産のヤマモモも今年は少ないらしい。
でも枇杷はたくさんなった。
たくさんもらって食べている。

きっと今頃、台湾ではライチが食べごろ。
枝に鈴なりのまま束で売っているライチを、
長女を妊娠中に止まらなくなって山ほど食べた。
夫は食べているだろうか。

今日は雨が降り出し、明日まで結構降るらしい。
あまり続くとうっとうしいが、この時期に降らないとね。
この雨が上がったら、草取りもしないと。

そうそう明日のオーガニックマーケットは中止になりました。

雨の間に紬市に向けて一枚でも多く服を縫っておきたい。
あせっているけどはかどらない…

2012年6月14日木曜日

価値観

とても信じられない事態になってしまっている。
原発再稼動なんてどうしてできるのだろうか?
あまり知識のない私にも、何か裏があるに違いないとわかる。
「国民の生活のため」なんて、こちらに責任を押し付けるような言い方は止めてほしい。
原発で栄えてきた町には、原発からの収入に値する保障をしたらいいんではないか。
そこに電気を作ってもらっていた国民は、税金をそれに使うことに文句は言わないと思う。
唯一の被爆国で、今回さらに原発の恐ろしさを知ってしまったからには、
これをきっかけに核を追放するべきだと思う。
非核三原則はそれでやっと実現するのではないのかな。
原発だって核、核兵器ではないといいながら、こんなに持っていたら世界をつぶせる。

一つ再稼動してしまうと、次々に再稼動するのは目に見えている。
だからこの一つを再稼動してはならないと思う。

それなりに気をつけて節電すれば足りているという電力。
国民を追い詰めるような報道。
ほんとに国民の生活を守るためであれば再稼動なんて言えない事だ。
そのために使われる税金を違うエネルギー開発に使ってほしい。
日本の得意な分野で省エネの電化製品も開発されているし、
これをきっかけに節電にトライして新しい楽しみを見つけることだってできる。
原発を止めることによって、前向きに動き出すことをした方がいい。

それをできないのは、違う何かに支配されているお金持ちのエゴだと思う。
国民のためと見え透いたうそをついて、国民をだますのはほんとに止めてほしい。

電気をふんだんに使っていることが、幸福度の指標ではないし、
使いたいんだったら再稼動だ、なんて脅しではないのか。

怒りの感情というのはとても嫌なものだ。
自分にとっても周りにとっても。
年とともに怒りの感情はだいぶ持たなくなる。
だんだんキャパが大きくなってくるから。
それにけんかもしたくない。
疲れるし気持ちいいものではない。
いや、家族ではやってますよ。
子供にも「けんかはしていい」と言う。
それは自分の意見を言えるようになってほしいし、
そうやって人間関係を学ぶだろうから。
けんかして仲直りすることでさらに深く付き合えるから。

でも今回のことは怒りの感情が湧いてきて何とかできないのかと思う。
国民の声が届かない政府なんて国民の恥だなあ。

それぞれの価値観は違うけど、これは今となってはゆずれない部分だ。


2012年6月9日土曜日

入梅


昨日、四国は入梅したらしい。
昨日は一日良く降った。

今日は曇っているけど、晴れの予報だったので、
次男は川で泳ぐんだと、昨日サッカー仲間と約束したらしい。
きっと増水していて泳げないだろうけど。
川でも海でも事故は起こるけど、それを気をつけて見守り、
子供も少しは怖い目にあわないと水の怖さを実感しない。
もう友達と遊ぶ方が楽しくなり、親がついていくことをうっとうしがるようになった。
親の目の届かないことが多くなった。
だから危ない目にもあっているはず。
口うるさく注意はするし、心配なこともあるけど、
見えていない部分がないと子供は成長しない。
見えていると目の前の石ころも拾ってあげてしまうし、
けんかも仲裁してしまうかもしれない。

子供は外の世界で、恥ずかしいことも危ないことも経験している。
子供は家庭で育てられ、それを常識としているから、
こちらが恥ずかしくなることも良くある。
でも、ずっと手元においておくこともできず。
外の世界、自分の世界を広げて、学んでいっている。

そうそう入梅。
しばらくは湿気との戦い。
洗濯物が乾きにくくなり、かびがあちこちで発生する。
古いこの家は湿気を感じるけれど、風通しが良いから、晴れている日に乾かす感じ。
新しい家は家の中で湿気を感じることはないかもしれないけれど、
目に見えないところを湿気にやられているかもしれないな、って思う。
まあ、梅雨の間は諦めて湿気と付き合い、
紬市の時には爽やかな初夏を迎えてほしいんだけど。

大飯原発の再稼動なんて信じられないことが起きようとしているけれど、
(次は伊方がねらわれているらしい!)
それこそ頭に風を通して、国民のことをシンプルに考えると、
とてもそんなことできないはずなんだけど。
何か大きな力が私達の生活を犠牲にして、利益を得ているとしか思えない。
国民のためなんてうそを並べて、国民をばかにしていると、痛い目に遭うはずなんだけど!

2012年6月5日火曜日

兄弟

我が家は子供が3人いる。
長女(高3)、長男(高1)、次男(小6)。
先日、次男の授業参観があり、その後学級懇談があった。
次男の通う小学校は全校7人。
次男はほとんどを複式授業で過ごして来たが、
今年は4,5,6年生しかいないため、初めてに近い単式学級。

次男のクラスは男子2名、女子2名の4人。バランスいい。
そして全てが末っ子。
それがこの学校の閉校の危機でもあるのだけど。

話はそれてしまったが、その懇談会で「命の学習」の事がでた。
最近は「命の学習」というのを学校でやっている。
その中で妊娠中の事、生まれた時のエピソードとか赤ちゃんの頃のエピソードとか、
子供が親に聞き取りをしたりする。
母子手帳やへその緒、思い出の品なんかも要求されたりする。
次男は去年、それをやった。

そう3人目にもなると思い出せない。
確かに産んだし、出産なんてそれぞれに何かしらハプニングがあったはず。
でも特別に印象に残っている事は、3人目ともなると思い出すのが困難。
えーっと、あ、あれは、長男の時か?長女の時か?それとも君か?やっぱ長女か。
ってな感じ。

長女はきちんと記録があったり、写真も膨大な量あるし、
きちんとアルバムもあるし、初めてのお産は印象的だ。

それが3人目、思い出すために写真を見ようと思っても、
大して撮ってもいない上、整理もしていない状態。
それに最近はデジカメになって、写真はパソコンの中だったりして。
そう思うと、現像してアルバムに貼ることは、面倒くさくてもいいものだな。

搾り出した思い出話を学校へ持って行き、帰ってきた次男は、
「みんなお母さんが、あんまり覚えてないって言うがやって」と少し怒り顔。
その位でいいんだよ、息子よ。
それでもあなたは私の子供で(確かに産んだ)、どの子もみんな大切なんだ。
無事生まれて無事育ったという証拠でもある。

私は一人っ子だったから、家に他に子供がいる状態は想像できなかった。
一人っ子が嫌だと思った事もない。
むしろ大人になってから兄弟がいたら良かったなと思う。

兄弟を見ていると、みんな同じように大切なんだけど、
どうしても親の気のかけ方、かける所が違ってくるから、
それぞれに抱えているものが違う。
しんどいところと得しているところもそれぞれにあるはず。
それでいいんじゃないかと思う。面白い。
こちらも同時に同じ年を抱えているわけではないから、
上の子がこの年の頃どんなだったかわからないし、
すでに比べる事はできない。
みんな違っている。違いはわかっていても比べられない。
親もその都度必死なのよ。

それぞれの気性があり、兄弟、家族の中での位置づけがからまり、
性格ができあがって面白いではないか。
そう下に行くにしたがって、上の子がらみで思い出されてしまうのは仕方ないのよ。
そして来年はたぶん長女は家を出て、3年後には長男が出るであろう。
しばらくは次男の一人っ子状態があるはずだから、楽しみにしていたまえ。
その時は思春期、こっちがうっとうしがられているはずだけど。