2012年12月19日水曜日

冬の備品

我が家の冬の第一の暖房器具は薪ストーブ。
そして五右衛門風呂もあるので、薪は一年中必需品。
風呂は大工さんに頂いた廃材をそのまま突っ込むことが多い。
はい、大胆です。
薪ストーブはそういうわけにもいかず、
室内にしつらえるので、ちょいといい薪を、
それもサイズも整えて準備しないといけない。
台湾出張前の夫がせっせと薪を準備してくれました。
乾かさないといけないしね。

急に寒くなり、生姜のバイトも朝のうちは足先が痛いくらいでした。
とうとう灯油を焚くことも多くなりました。
今年は火鉢を出していないんだけど、
もちをいただいたりすると恋しくなります。
この辺りは一昔前まで炭を焼いて出荷していたそう。
7年位前にその頃のおじさんたちが炭焼き窯を作り、
炭を焼いていたのに、年取ったからと焼かなくなった…
若い世代(と言っても50、60代以降)に伝わると良いのになあ。
生活は劇的に変わったんだな。
笹場の炭がなくなったので火鉢を出さなくなったのです。

そこにある畑を耕し、木で炭を焼き、
米を炊き野菜を食べて暮らしていた。
たまには魚や貝を捕り、鶏を絞めてごちそう、
町に出かけることもあっただろう。
でもほとんどのことが集落で完結する生活。
時が経ち裕福な時代になったのに、
ちっとも幸せそうに見えない世間。
その一昔前の循環した暮らしはとても幸せそうに感じる、
それはとても贅沢な考えっておじさんらに言われそう。






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