次男の小学校の運動会が終了しました。
この笹場地区の運動会でもあります。
去年も書きましたが、地区にとって年に一度の総出のイベントです。
小学生7名とは思えない大騒ぎの運動会。
たった7名の運動会なのに、賑やかです。
田舎ならではで、子供のいない世帯(今やその方が多い)でも、
どの子がどこの子か知っています。
子供ってすごいもので、たった7人なのに頑張るんです。
7人なのに、その上学年混じっているのに、勝っただ負けただ、真剣なんです。
7人でも紅白に分かれて、力を合わせて勝ちにいきます。
応援合戦なんか3人対4人。
寂しくなった感は拭えませんが、子供が頑張っているんですもの、
こちらだって応援しないと。
子供が少なくなった分、大人の競技、地区対抗の競技、中高生青年の競技が増えました。
大人も大忙し。
そして燃えています。
係りの仕事と出場と、宴会とに大忙し。
青年は前夜からおでんの仕込みで宴会。
その日は打ち上げで飲み会。
地区毎の宴会を楽しみに昼間も盛り上がります。
中高生(卒業生)もたくさん来てくれました。
競技もたくさん参加してくれました。
久しぶりに会った同級生と一日楽しく過ごす場所になると良いですよね。
普段なかなか見かけなくなった中高生を、
久しぶりに「大きくなったね」と確認できる場でもあります。
地区に見守られ大きくなった子供達、
代々知られている人たちに囲まれる安心できる地元で、
久しぶりにはしゃいで、小学生にとっては憧れのお年頃の先輩。
また来年も成長した姿を見せてほしいと願います。
うちの次男は6年生。
6年生は4人。
さて来年3人でどんな運動会になるのか?
笹場小学校始まって以来の少人数。
私は小学校は小さくても問題ないと思っています。
それどころか恵まれた環境だと思っています。
子供が少なくなった分、大人(地区)がさらに頑張って、小学校を支え、
盛り上げていかなくては、この地区はもっと寂れていくことでしょう。
地元の方の「小学校がこんなに小さくなって、仕方ないねえ」
「もう休校になるねえ」「学校も終わりやねえ」
と言う言葉を聞くと、悲しくなります。
地域で守ってきた小学校、頑張って残してきた小学校。
ほんとに休校で良いのか、休校は免れなくなったとしても、その先どういう方向があるのか。
ここ笹場にとって、小学校は地区の中心でありシンボルであると思うから、
どういう形でそれを守っていくのか、
今、地区は過渡期に立たされていると思います。
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