2012年11月21日水曜日

お母さん

最近、うちの家族での私の存在を指摘されることが重なった。

夫は私がぐうたらだと言い…

友人その一は、
私が結構適当なのに、どうして子供がしっかりしているのかな、
って思っていたけど、
お母さんがこんなだから子供がしっかりするのかもねえ、
なんて言うんです。

友人その二は、
私が子供と話しているのを聞いていると、
私は実は一番強くてわがままな長女なんじゃないかと。
我が家はお母さんがいなくて、4兄弟なんじゃないかと。
子供がわがまま長女をたてて泳がせている、みたいな。
えーっ、わがまま姉ちゃんなの???

その上、長女まで…
「母ちゃんはなまけちゅうでね」と。
今までうちで一番なまけものと言われていた長女に…

まあ皆さん愛情のこもった言い方だったので、許しますけどね。
まあ私は私なりに頑張っているわけで。
お母さんがあまりに完璧でも、目が行き届きすぎても、なんだかなあな訳で。

以前に北海道でキタキツネを観察している獣医さんの講演で、
「人の一生のうちの排卵の数から生物学的に計算すると、9人くらい子供を産むのが適当だ。
今は色んな事情で人は子供をたくさん産まないけれど、
子供が9人いるくらいの感じで子供に接した方がいい。
それくらいの関わりが子供にとってもちょうどいい。」
ってな話を聞きました。
そういうことではやれているかも。

友人の話を裏返せば、うちの子らはしっかりしていると、ほめてもらっているではないですか!
それが親にとって一番のほめ言葉でして。
子供が自分の世界を広げ、人様の中に出るということは、
いろんな意味で我が家の恥ずかしい面をさらけ出すことで、
しかし、それを承知で出さないと自立できないものです、親も子も。
今のところ、反面教師ではあっても成功しているということですかね。

長女が家を出る日が近づいているのです。
ガンバレー。

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