2017年12月17日日曜日

とりとめもなく近況

 



ご無沙汰の間にすっかり冬真っ只中。
最高気温がマイナスになる日も多く、
雪は根雪になりました。
さいてい気温はマイナス2桁になる日も増えました。
朝布団から出るの辛いし、
そうもう12月半分終っちゃって、
忘年会シーズンだし、冬休みも来るし、
そして年が明けちゃう。

街路樹の葉っぱはとおに落ちてるけど、
市内の交差点は雪山で視界悪すぎ。
遠くに連なる山々は白くなり、
日の出はますます遅く、日の入りはますます早く、
ストーブは点けたまま、
灯油はどんどん減っていく…

十勝の雪はどか雪が降り、そのまま根雪になることが多いんだけど、
今年は小出しの雪で、20cm以下の雪が何度か降りました。
そして十勝は白銀の世界、冬はとても美しい。

今日は近くの温泉で温まりました。
露天風呂では雪かきした雪山があり、
子供が雪玉を作って湯船に持ってきて遊んでました。
気温はマイナス、もうもうと湯気が上がってました。

秋にクルミ拾いに熱心だった夫、
松ぼっくりも拾って、先日松の実を取り出してみました。
何とも美しい形状です。

晩御飯には先日いただいた百合根。
北海道は冬には百合根が出回ります。
以前に住んでいた時には気づかなかったことです。
これもまた美しい形状。
九州ではお正月用にのみ百合根が出回ったような気がします。
母が御節用に買っていたのは覚えているけれど、
食べた記憶がないなぁと。
今日はエリンギとバターしょうゆ炒め、おいしかった。

とりとめもなく…










2017年11月4日土曜日

でめんさん



手前が山わさび畑、日高山脈は冠雪
 
十勝はすっかり冬です。
先日の台風で紅葉もあっという間に散ってしまいました。
短い秋ではありましたが、今年は紅葉を堪能できた気がします。
農業王国十勝は最後のビート収穫と長芋収穫が佳境を迎えています。
小麦はきれいに芽吹き雪の下で眠るまであと少しとなりました。
 
北海道の農業は日本の農業とはいえない感じ。
規模が違いすぎる。
農家はたいてい専業で裕福。
農地面積も収量も桁違い。
機材は必須です。
そんな中でも人手が必要な作業があって、
そのまた何種類かはバイトを雇って人海戦術が必要となります。
その名をでめんといいます。たぶん出面って書くんじゃないかと勝手に思ってます。
以前に住んでいたときはもっと種類があったんだけど、
機械の進歩はすごいもんです、減ってました。
ビート収穫は機械、長芋収穫は人海戦術。
そのうち人手は必要なくなるのではないか?
 
今回でめんさんはしてなかったんだけど、
ま、畑に関わるのは好きなんだよなあ、
知人の畑に人手が足りず、運動不足の私が微力ながら、
でめんさんに変身して働いてきました。
かぼちゃ収穫と山わさび収穫。
かぼちゃの時はへたを切るはさみで親指の皮はすぐにむけ、
おまけに1日で手がぱんぱんにはれました。
山わさびは、ひたすら広大な畑をかがんで歩いているので、足腰オシリが筋肉痛。
しかししかし、なんともロケーションが最高です。
日高山脈のふもとで、360度のパノラマ、カラマツの紅葉も美しく、
日高に沈む太陽と、反対から上る満月、
大地も空も広大に広がり、スケールアウトするほどの景色です。
お年頃なもので、体の回復にはあと数日かかりそうだけど、
温泉の豊富な十勝だから大丈夫。
 
そんなこんなで北海道を満喫していると言っていいでしょう。
 
 
 
 
 
 



2017年10月20日金曜日

とうとう氷点下


川の脇には天然露天温泉

昨日今日と最低気温が氷点下になりました。
寒いです。
朝、外は霜で真っ白。
早朝出て行く夫は車の窓をがりがりしなくてはなりません。
朝晩はストーブが常識になりつつあります。

しかし、明日から関西方面へ修学旅行へ出かける次男は、
台風が心配という、なんとも不思議な気候です。

外回りの冬の準備もしなけりゃなりません。

2017年10月14日土曜日

十勝の秋



投稿をサボっている間に、北海道はとっくに夏を終えて、冬を匂わせる秋となりました。
小麦は刈り取りを終えたかと思うと、もう秋撒き小麦は芽を出しています。
十勝の畑は今、ジャガイモ、豆類の収穫を終えようとしていて、
もうすぐ長芋の収穫が始まり、ビート(砂糖大根)で、休眠します。
初雪もすぐそこ、十勝を囲む大雪山系も日高山脈も冠雪しました。
紅葉は真っ盛りで、最低気温はマイナスが見えてきました。
先週末は十勝晴れで20度超えましたが、先日の曇り日は最高が一桁で、
晴れても20度になることはないそうです。
そうです、もう10月も半ば、なんだかもう2017年が終ろうとしている、早い。
十勝に来て1年が経ちました。

話しは変わりますが、ほんと1年1年が早く過ぎていきます。
今日、紅葉狩りに出かけて、夫と話したんだけど、
「初老とは40歳から」だそう。
確かに40歳を過ぎてから、体の端々から「老化」を感じます。
30代なんか若い若い。20代の続きみたいなもの。
体力なくても、それは運動不足なだけ。
40を迎えても気分は何も変わらないけれど、運動不足による衰えとは別の、
体が年をとった、まさに老化を始める気がする。
もう維持していくには意識して鍛えるしかないのです。
40代はじめまでは運動不足でも無理がききます。
もうそろそろコンスタントに何か鍛えないとだめですね。
無理はできない。
私たち世代は若い頃に体を使ってないから余計かも。
中高年の方がよくウォーキングしてるもんなあ、
はい、頑張ります。

ということで、今日の紅葉狩りは爽快な気分でした。
空は晴れて、鹿追そば食べて、温泉浸って十勝らしい景色を堪能してね。
しかし、ウォーキングってほど歩いてないのがタマニキズ。

2017年8月22日火曜日

次男 夏休み終了 自転車の旅編














ほぼ毎日部活の日々の次男、夏休みに高知に行きたい…
という夢は諦めました。
が、仲良くなった友人とロードバイクの小旅行。
天気の良くなかった8月、キャンプは諦め、日帰りの旅。
帯広から足寄へ往復130キロの旅。

母としてはもう少し冒険できるキャンプつきが良かったけれど、
友人は遠距離自転車初心者だし、サッカー部2人一緒に休む勇気はないようで、
お手頃で良かったんじゃないでしょうか。

曇り空の中、早朝出発。
北海道ならではのまっすぐな道路を気持ちよく走れたそうです。
足寄にはウッディーベルというハンバーグ屋さんがあって、
そこで昼食を食べるのが目的。
観光シーズンで混んでいたようで、テイクアウトして道の駅で食べたそうです。
そこでは足寄出身の松山千春の歌がずっとかかっていたとか。
途中おもしろいアイヌの地名や川の名前、どこからどこまでが坂だった、
そういうことは親の車で移動していると気づかないこと。

そうやって自分の体を使って、経験すること、目の前の人と関わること、
それはバーチャルでは経験できない自分の糧となるはずです。





2017年8月19日土曜日

次男、夏休み終了 ロケット編 


















北海道の夏休みは短く、お盆終了と共に高校の新学期が始まりました。
8月に入ってからというもの天気が優れず、とても十勝らしくない気候です。
最高気温が20度前後という肌寒いくらいです。
そう、もう暦は立秋を過ぎ、十勝はまさに秋を迎えているのです。

次男の夏休みはほとんどが部活に消えていきましたが、
楽しみも何度かありました。
その一つにロケット打ち上げ。

十勝の大樹町というところにインターステラという民間のロケット開発の企業があります。
そうあのほりえもんが創始者。
そこが開発したMOMOというロケットの打ち上げ実験が7月の末にありました。
次男は天文とか宇宙とかの方に進みたいという進路を一つ持っています。
こんな近くでロケット打ち上げがあるんだもん、部活休んでも行くべきでしょう。
ってことで行って来ました。

しかししかし、なかなか条件が整わず次の日に延期。
打ち上げるのは延びに延びて次の日の夕方5時直前。
肉眼で打ち上げ現場は見られないのですが、打ちあがったロケットは見える予定…
だったんですが、霧が深く音だけが響き、そこにあるはずのロケットは想像の世界となりました。
音だけも迫力はありました。

そして、打ち上げを待って、車中泊で24時間以上費やしました。
久しぶりにそんなことしましたよ。
打ち上げ予定時間になるとパブリックビューイングの前に行き、
打ちあがるであろう予定の空を見上げ、
中止のアナウンスがあるとがくりと首を垂らし、
また次のチャンスまで時間をつぶす、の繰り返し、
そしてやっと打ち上がると、霧で見えず、
そして66秒後に予定の海域に墜落したそうです。

何かを待って何もできず長時間をつぶす。
日々の生活の中でそんなことはまずない。
その間にふくらむ想い、
その後打ちあがった時の喜び(見えなかったけど)、
それは大きな夢を追っている人達の喜びのおすそ分けをいただいた気分でした。
ロケットにも天文にも興味は薄いんですが、
応援したい気分になりました。

インターステラは大好きな宇宙を仕事にすることを実現している人達です。
民間でロケットを身近な部品で飛ばす、というミッションの元、
きっと楽しい日々なんだろうな。
今回の打ち上げ実験で得た課題をクリアし、また次の打ち上げを楽しみに待ってます。
是非、私たちが十勝にいる間に実現してほしいです。

あ、次男は見えなくても満足したみたいです。
講習会も部活も休んじゃったけど、きっといい刺激になったはず。

インターステラ
http://www.istellartech.com/mission













































2017年7月31日月曜日

小麦刈り取り


猛暑日が続いた後、最高気温が20度も下がり17度、
涼しいどころか寒い。
さすが北海道。

さてさて、畑でいろいろと収穫できるようになりました。
レタス類、ルッコラ、インゲンはおすそ分けできるくらい。
ズッキーニ、カリフラワーも採れました。

でも寒く雨のない6月上旬、暑すぎる7月、
安定しない気候のせいか、
とうもろこしは私の腰程度で穂をつけ実をつけてしまいました。

十勝の畑では秋蒔き小麦が色付き刈り取りが始まりました。
とうもろこしも背が高くなり、
ちょっと車を走らせると広大な畑が広がりその先に連なる山々を見ると、
北海道の空はとにかく広く広く広がって、やっぱり息がしやすい。





2017年7月13日木曜日

デッキ竣工、猛暑到来

夏至を過ぎ、日は徐々に短く低くなって来ているというのに、
な、なんと、帯広は30度越えの真夏日が続き、今日は猛暑、35度越え。
記録的な猛暑!

夏日があっても続かず、畑の作物はなかなか大きくならなかったのに、
最近の猛暑続き、さらに雨が降らないという…

こんなに暑い日が続いて、ほんとに寒い冬が来るのか?
と不安になったりはしませんよ。
きっと急に寒くなるんだろうな。
この気温差に体はついていけるだろうか…


この家に引っ越してきたとき、デッキがほしいねと話してはいましたが、
3年しか住まないしからもったいないなあ…なんて思っていたのです、
が、やっぱり作ろうと、腰を上げた、ものの、
忙しかったり、天気悪かったりで遅々として進まず、
短い夏の間にできるだろうか、とびくびくしておりました、が、
どうにか今年の夏に間に合いました。
外と簡単につながることができる空間は大切です。
この北海道でも季節を堪能できます。
短いからこそかもしれません。
風呂上りにデッキでビール、ですよ。

さあ、この短い夏を体感しに、十勝へおいでませ。



2017年6月22日木曜日

夏至

昨日は夏至。
あーとうとう夏至…
日に日に日が短くなるということで…
北海道、なかなか夏になりません。
去年は雨ばかりの夏だったようだけど、
今年はどうなんでしょう。
春が来て、暑い日が出てきたかと思えば、
ストーブ焚くほど寒い朝があり、
そう、なかなか夏らしくなりません。
最低気温が一桁になる日もあるし、
今日も最高気温が20度に届きません。
このまま夏が終ってしまわないかと、気が気じゃありませんよ!

十勝の朝は早く、今は日の出が3時台、よって空は3時前から白みだします。
日の入りは7時過ぎで、高知より日照時間は長いのですが 、
気温がなかなか安定しません。

今年初めてセロリを種から植えました。
未だにとても小さい芽です。
これが冬が来る前に収穫できるのか…とても心配な毎日です。

2017年6月11日日曜日

6月始まり 次男編

 さて、次男、高校2年生になりました。
転入して半年が経ち、どうにか落ち着いてきました。
高校での転校がこんなにやっかいだとは思いもしませんでした。
次男のこの世の終わりがやっと終りました(笑)。

次男は物心ついたときから高知で暮らしていたので、
高知出身と言っても過言ではありません。
そして始めての引越しが多感な高校生で、
また高知から北海道という、遠距離、言ってみれば外国のようなとこで、
本人の不安を超えてましたね。
って、まあ何が大変かって、些細なことなんですけど。
それは私にとってであって、まだ16年しか生きていない彼にとっては、
思いの外、環境が変わるということは重いことだったんでしょう。

最大の苦痛の原因の部活は、辞めることなく頑張っています。
そんなに苦痛なら辞めて、他の楽しみを見つけること、
短いかもしれない北海道を謳歌すること、
バイトしてオーストラリアに行くこととかを勧めたんですが(笑)。
保育の年長からずっと続けてきたサッカーを辞めることは、
自分の一部をなくすような、なんだか勇気のいることなんだろうな、
と、そんなに続けてきたことのない私は思いました。
そして、揺れる心は続けていくことに決心をつけたようです。
やっと踏ん切りをつけたということでしょう。
今でも愚痴は言いますが、以前とは違います。
それくらいは聞いてあげます。

友達ともだいぶうちとけたようです。
うちは学校から1キロくらいで、ま、高校生のたまり場には絶好のロケーションです。
でも、最初の頃、うちがぼろい、と言われたことから、
なかなか友達を連れてきませんでした。
次男は見栄っ張りですから。
でも、今では泊まりにくるくらいの仲です。
連れてきて中に入ってしまえば大したことありません。
うちで昼ごはんを食べて、3時ごろになると六花亭に行ってケーキ食べたりもしてます。
先日は気候も良くなったので、外でジンギスカン、朝も作りかけのデッキで朝食。
エンジョイしてますよ、高校生活。

感情的にいやだいやだと考えて下を向いてばかりでなく、
何がいやなのか、何がこんなに気を重くしているのか、
その解決法はあるのか、解決できないならどうして気を軽くするのか、
そういう風に冷静に分析することは大切なことです。
そうすると、なんだか悩んでいたのがバカらしくなったりもするものです。
些細なことで傷ついたかと思えば、小さなことでうきうきしたりもするもの。
理想や夢を持つことは大切だけど、全てがかなう訳でもなく、
妥協したり、今ある環境を楽しむことも大切です。

いつでも何でも無難にこなし、周りは自分をずっと知っている人の中で暮らしてきて、
その中から少しはみ出た高校で慣れた頃、引越し転校。
できかけていた自我を表現し理解してもらうことは初めての経験だったのかも。
自分の居場所を作ることは意外とむずかしいものです。

きっと暗黒の日々を笑い話として思い出す日が来るでしょう。
今でも小さいことでうじうじしたりしてますが、何かをふっきった彼は、
少し大人になり、今を楽しく生きているようです。





2017年5月20日土曜日

フェーン現象

今日はフェーン現象で真夏日、帯広は30度越え。
昨日もです。
今月頭には雪が降ったというのに…
つい先日も寒くて昼間もストーブ炊く日があったんだけど。
日々、着る物に悩まされます。
今日は窓はどこも全開、布団も干して、あつあつ

確かに高知にいた頃、今日の最高気温は帯広だって、
って日が今時分あったなあ。
体はついていけるだろうか。

ただ湿気は少ないので、サッカーから日に焼けてかえってきた次男は、
「高知でこの気温より涼しい。これより低くても暑かった」と。
 
畑はからからだけど、先日植えた種からは芽が出て来ました。
さあ、これから草と悪戦苦闘だ。
高知ほど虫はいないことが救い。

2017年5月2日火曜日

サイタサイタサクラガサイタ

昨日は、うちの前の梅ノ木が開花、帯広は桜の開花宣言!
まさに春到来。
こぶしも桜も梅も競って咲き出しました。
本州から一ヶ月遅れの春。
洗濯物も外に干せるし、何と言っても布団が干せる喜び。

うちの周りの庭や空き地には、
ふきのとう、カンゾウ、にら、少しの行者ニンニク、たくさんのつくしが生え、
チューリップ、ムスカリ、クロッカス、二輪草、
もちろんたくさんのたんぽぽが咲いています。
半年前に引っ越したときには庭には草も枯れていて、
すぐに雪に覆われてしまいました。
雪がとけ、暖かくなり、庭の様子が見えてきたところです。
短い春と夏が始まりました。

ちょっと走ると、農村部ですが、
そちらでは畑が稼動しています。
雪解けと共に秋撒き小麦が姿を現し、
今はビート(砂糖大根)の定植に忙しそうです。
大きなトラクターが畑に繰り出し、
広大な畑に人がちらちらと見えています。

北の大地では春の到来は遅く、冬は早く始まります。
私が引っ越して半年、ほとんど冬でしたからね。
この短い期間に生命力がほとばしります。
こんなにめりはりのある暮らしも楽しいものです。

2017年4月27日木曜日

春、春、春

十勝にも春が来てます。 
ザゼンソウ、福寿草、そしてコブシも咲き出しました。
4月になって雪が何回か降っちゃったけど、
梅も桜もまだ咲いてないけれど、
いっぺんに春はやってきます。
だからレンギョウも咲き出してました。
桜は札幌では開花しだしたようです。
桜前線は東北から海を渡るのに1週間かかるそうです。
庭の梅もたくさんつぼみをつけています。
連休はどっと花盛りですよ。

先日、くもっちゃったけど、
アイヌねぎ(行者ニンニク)を採りに出かけました。
夜はアイヌねぎ祭りでした。
春です。
路地の野菜なんて、まだ種も植えられないけど、
スーパーにはハウスものの地元葉野菜が並びだし、
山菜の宝庫だから、
今は浅葱とか行者ニンニク、
もうすぐたらの芽にコゴミ、イタドリ…
忙しくなりますよお。

2017年4月15日土曜日

4月始まり 長男編

先日は22度まで上がり、翌日は春一番のような大風が吹き、
そのまた翌日はは8度までしか上がらないという、
夜になって雨が降り出したかと思うと、朝起きると雪景色、
ま、これも春らしいのでしょう。

さて、長男は2年前に大学進学とともに、家を出て一人暮らしを始め、
そしてこの春、大学を休学しオーストラリアへ1年間のワーキングホリデーへ旅立ちました。

外国へ行きたいとは前から言ってましたが、
中学生の時、交換留学で行ったオーストラリアへ
まずは行く事にしたようです。
うちでは大学進学と共に生活費は支給してません。
学費だけは出そうということで、他は奨学金とバイトでどうにかやりくりしていました。
その割りに電化製品、服に車、スノボまで、
私にしてみれば目標があるのなら切り詰める余地はたくさんあると思うのだけど…
欲というものは若さの証拠かもしれません。
パスポート取得、ビザ申請、引越し(引き払い)費用、
もちろん渡航費用、もろもろ…
旅立つときは車を買ってもらった現金握り締め状態。
とりあえず、向こうでのしばらくのホームステイ先や仕事の手配までは、
自分で段取りできたということで、及第点でしょう。

渡航の前に生活を整理した彼は北海道へ荷物を預けにやってきました。
半月ほどの久しぶりの賑やかな我が家でした。
男の子ですもの一人暮らし始めてから、連絡は必要最低限でした。
久しぶりに長男と暮らしてみて、ゆっくりとたくさん話す時間が持てました。
バイト先で学んだ働くことへの考えや周りの人との関わり、
大学の課題で知り合った職人さん、
漠然とでも将来のビジョンを持っていることも、
かわいい彼女がいることも…
その彼女も一緒に行く事になったいきさつも。
こんな風に彼と暮らすことはもうないかもしれないなあ、なんて感じたりもしました。

できれば卒業してから行ってほしかったけど、思い立ったが吉日だろうということで。
一緒に暮らしていると、うるさい母ちゃんになってしまうから、
離れているほうが息子を冷静に見られる気がします。
高校生の頃はもう思春期真っ只中で、
こちらもいらいらすることが多かったけれど、
だいぶ大人になった彼に、母ちゃんは嬉しくなりました。
夫以外の大人同士だけど家族って感じ?
やっぱり親にとって、子どもはいつまでも子どもなのかもしれないけれど、
大人として彼を相手にすることができる幸せ。
オーストラリアで色んな経験を積んで、
また大きくなった彼に会うのが、今から楽しみです。
がむしゃらに頑張れ!

2017年4月5日水曜日

4月始まり 長女編

















一ヶ月ぶりの投稿です。

とうとう4月になりました。
十勝も春です。
最低気温もマイナスになることが少なくなり、
ここ何日かはプラス2桁!
プラスになった時点で、春が来たなあって思っていたから、
梅もこぶしも桜もまだだけど、春本番って感じです。
ふきのとうも食べたし、新芽も草も芽吹いてきたし、
何と言っても窓を開けられるようになり、洗濯物を外に出す気分になったし。
きっとまた寒さが来る日もあるでしょうが、今週は5月の陽気になるみたいで、
冬が好きな私も春の開放感を嬉しく感じています。

そして我が家はこの春新しい門出が続出です。
長女は3年間の岡山での生活、仕事に区切りをつけ、大阪で新生活を始めました。
長男は大学を休学して、オーストラリアにワーキングホリデーに旅立ちました。
3月に2人とも十勝にやってきて、久しぶりに家族5人が集まりました。
一年ぶりです。
新たな生活を始める2人とゆっくりと食べたり出かけたり話したりできました。
昨年は移動の多い年でした。
落ち着かない気分で過ごすことが多かったです。
しかし、4月、それぞれが新たな春を新たな気分で始められている気がします。
この陽気も加勢してうきうきです。

長女は岡山で社会福祉の仕事を3年間続けました。
夜勤もある不規則なシフトで、体力も精神力もいる大変な仕事だったと思います。
実家を出ての生活、いろいろと不規則になり、ストレスもありアトピーは悪化しています。
いいことも悪いこともあっただろうし、新しい気づきもあったようです。
同級生が大学卒業を迎える春、大学に行けなかったことを今更ながらに悲しんでいたようです。
でも自分でやってきたではないか。
同じように4年間きちんと時間は過ぎて、その分立派に働き、経験を積んできた。
決して無駄ではない4年間。
大学で学びたいことがあるなら今からだって行けばいい。
話していると、自分に自信がなく、若いのにあきらめに似た感情が大きく、
何となく将来に期待していないところがある長女。
世代的にもそういう傾向にあるのかもしれない。いわゆる「ゆとり世代」

私が若くなくなったから若い人を見てそう思うのかもしれないけれど、
若いんだもの、大きくなくても漠然とでもいいから将来に希望を持って、
何かにうきうきとして楽しく暮らしてほしいものです。
自信過剰はどうかと思うけれど、それだって若さの特権かもしれない。
今のところ何の枷もない身軽な身の上、うらやましい限りなのよ。
今まで積み上げてきた経験は自信を持って、次の好奇心を発露してほしい。
やりたいことなんてそんなに簡単に見つからないもの、ま、何でもやってみるといい。
趣味が違いすぎて、私の元でどうしてこんな娘が育ったのか不思議なところですが、
ま、どこに出しても恥ずかしくありませんよ、母は。

大阪では雑貨屋さんでバイトが決まったようで、
自分の将来をいろいろと模索しながら
彼氏と新婚のような同居生活を始めています。

2017年3月4日土曜日

まだ見ぬ鳥の気配


二月が終ってしまいました。早い。

最近雪が降っても、すぐに溶けるのですが、
家の前を雪かきしました。
すると玄関のすぐ前に、鳥の足跡…かわいい。

うちの庭には鳥がやってきます。
どうにかわかっているのは、
シジュウカラ、ヒヨドリ、アカゲラ、ツグミ、カラス…
わかるようになると嬉しい。

近所にシマフクロウが棲んでいると言われている巨木のうろがあります。
たまにそこをのぞこうと思っています。
いつの日か出会うことができるでしょうか。
野生のふくろうはまだ出会ったことがありません。

近くの帯広神社に早朝行ったら、
エゾリスが何匹もちょろちょろしてます。
人に慣れているようで、警戒もせず近くまで来てかわいいです。

北海道でも春の気配はちゃんとあります。
気温はプラスまで上がる日が多くなり、
マイナスも二桁になる日は減りました。
昼間、雪は徐々にとけていき、
庭の梅の木にはきちんと新芽が出ています。
日は長くなり、日差しは優しく、
きっと雪の下では春の準備が着々と進んでいることでしょう。
山菜採りが楽しみ。

2017年2月18日土曜日

年を取ったと感じること

日常に年を取ったなと感じることは多々あります、が、
最近、ふと感じたこと。

息子がちょくちょくこの世の終わりのごとくうなだれます。
ま、その原因は年頃ですもの、母になんて言いません。
でも、少しの言葉を拾ってみると、大まかに感じることはできます。
たいていは人間関係。
そして、私にとって見れば棒にも箸にもかかりませんが、
でもでも彼にとっては一大事なんでしょう。
そこで、若いなあ、って感じる。
まだたいした苦労なんてしたことないから、それは大変な事態。
人目が気になる、どう思われているんだろう、嫌われてはいないか、
恥ずかしい、一言に傷つき傷つけ、なんてことは、おばさんは大らかになります。
きっと若い頃、私もそうだったのかも。
あ、私は年取ったから、そんなこと気にならないんだ…
年を取るとその点、生きやすい。

身体のこと、一番年を感じるところです。
もちろん、書類は離すようになりました。
去年からいくつか体の不調を感じて、ネットで調べてみると、
ことごとく原因の一つに「加齢」があります。
笑っちゃいますよ。
どこかに違和感を感じると、なんだかそれは重大な病気のサインではないかと不安の種になる。
若い頃だったら気にもならなかった変化だったりするんでしょうが。
その点、年を取ると生きにくい?
いくつかの不調は仕方のないこととして、
できるだけ体力は維持したいものです。

どうあれ皆等しく残りの時間は刻々と減っているわけで、
若い頃はその時間は膨大に思えて気にもならないんだろうけれど、
年を取っていくと、その時間は限られていることに実感が湧いてしまいます。
いや、だからって悲観しているわけではなく、
限られた時間を楽しく過ごしたいとは思ってしまいます。

若い息子を見ると、
そんなことでうじうじしてないで、その時間で楽しいことしたらいいのに、
その若さはもどってこない、時間がもったいない、
なんて感じてしまう、それが年を取ったということかしら。
そんなことに悩んでしまい無駄と思える時間を使うこと、
それが若いということですな。

2017年2月15日水曜日

プラス気温

帯広氷祭りにて
明日からまた北海道は寒くなるらしいですが、
しかし連日のプラス温度です。
最低気温もマイナス1桁。
暖かいです。
ビールを冷蔵庫に入れなくは。

今年は特に寒いからねえ、大変でしょ…ってよく言われるけれど、
ま、この冬特に寒いか、分からない私たちは、
冬を楽しんでいるし、この暖かさが春の気配で、
少し寂しさも感じるくらい。

最近はコーヒー豆を生豆で購入して、
自分で焙煎する楽しみを知りました。
自分で焙煎した豆でコーヒーを淹れるのが楽しい。
淹れたコーヒーはおいしいことはおいしいですが、
微妙な味は分からない私は、専ら淹れる事が楽しい。
息子も最近コーヒー好きになり、淹れる役目を取られたりします。

パンもたまに焼いてます。
まだ自家製酵母はたてていないので、ドライイーストですが。これも自分で焼くとおいしい。

それと生ハムを作ってみました。
しょっぱいけれどおいしいし、簡単で安い。色はあまりきれいでないけれど、
売っている物が添加物できれいな色をしているのだな、と思わせてくれます。
加工品は裏(原材料)を見ると、買うの躊躇しちゃうことしばしば。
珈琲焙煎修行中
簡単にできるものは、作ったほうが安心かな。

干し芋が手に入り、かんころもちを作ってみたり、
クルミ餅を作ってみたり

北海道は冬場になると地元の野菜が極端に少なくなるので、
糠漬けはほぼ休眠中。
たまに漬けて、混ぜて、どうにか息をつないでいます。
てなことで
縫い物も開店休業状態、とほほ…


2017年2月11日土曜日

立春、そしてタウシュベツ

夏は湖底のタウシュベツ川橋梁
 
2月もあっという間に10日も過ぎてしまいました。早いっ…
4日は立春でした。
FBで「梅が咲いた」とか眺めながら、「ここ十勝はまだ冬真っ只中、春はまだまだ」って思ってました。
高知ではもうふきのとうを探しに行っていた頃かしらって。
しかし十勝は十勝なりに春に向かっているようです。
日はだいぶ長くなってきたし、日差しの柔らかさは増してきたし、
空気の刺さり方は優しくなってきたし…
最低気温はまだ2桁になることが多いけれど、昼間は1桁になると違うもんです。
2桁と1桁はほんと違います。慣れるもんです。

気持ちのいい林の中を進む
プラスになった時なんて、暑いって感じちゃうくらい。
十勝は晴れることが多いから、その分気温は低いんです。
昼間は日差しでぽかぽかでも夜は放射冷却で、
北海道の最低気温になる日も多い。
それでもそれでも雪の溶け方はハンパないです。
きっとまだ寒波は来るんだろうけどね。

そんな春を感じる陽気の中(でもマイナス)、
東大雪、糠平湖に友人と行ってきました。
目指すはタウシュベツ川橋梁。
1987年(昭和62年)に廃線になった国鉄士幌線には
いくつかのアーチ橋があります。
その中のタウシュベツ川橋梁は、
糠平湖(ダム湖)の水が少ない1月ごろから凍結した湖面に姿を現します。
5月ごろから沈み始め夏には湖底に沈み、
幻の橋といわれているそうです。

手前はきのこ氷、奥は大雪山系

糠平湖は凍ってました。見事に。
湖畔の林をスノーシューをはいて歩き、
視界が開けると、きっとそこは湖なんだろうけれど、どうみても雪原で、
その奥の方に橋梁が見えていました。
凍り始めてからも水位が下がるらしく外周の辺りは厚い氷が隆起していて、
きのこ氷なるものもありました。
凍った湖の上を橋梁に向かって歩いていきます。
夏は水の中であろう場所の視線はとてもおもしろいものです。
林の向こうには大雪山系が美しく、
いつもは遠くにそびえている山がだいぶ近く見えていました。

空気は澄み渡り、風もなく、
冬のピークは過ぎたなと思わせる清清しい青い空と白い風景。
近づくと意外とでかい、夏は湖底に沈むのか
夏に十勝に来たとき、とても息がしやすかったことを思い出しました。
穏やかな友人にあれこれと話しを聞いてもらい、けらけらと笑い、
箸を忘れて、お弁当を分けてもらって…
なんだか久しぶりに日常から開放されました。

北海道は自然の宝庫です。
ここまで北にくると思いもよらぬ自然現象も多いです。
あ、今回も熊注意の看板いくつもありました。どこにいても普段の生活って変わり映えしないけれど、
せっかくだから北海道、それも冬の北海道を堪能しないと損ですよね。



説明を追加






2017年1月29日日曜日

正義

お正月に友人何人かとうちで酒盛りをした。
私はお酒はほとんど飲まないけれど、その場にいるのは好き。

ある話題から派生して、夫の先輩は言った。
「最近さあ、世の中全体、色んな事で正義がなくなっているって感じるんだよね」
「俺さあ、正義って大切だって思うんだよ」
私はつくづく『正義』っていい言葉だなって思った。

彼が言うには…
うーん、なんて言うのかなぁ、
例えばさあ今日家で箱根駅伝見てたんだけどさ、
なんか強い大学が最初力を温存していて、
最後にがーーーーっと走るわけよ。
最初っからがーーーーと走れよって言いたくなるわけよ。

わかる、例えはあれだけど、その気持ちは分かる。
箱根駅伝ともなると、そこに行くまでにも大変で、
色んなデータ、分析の下、練習し作戦が立てられ、駆け引きがあり、
がーーーと走れても走らない、そしてその方がタイムが良かったりするんだろう。
それも分かる。
やっぱり例えがあれだけど、これは正義じゃないとは言わないだろうから。

バカ正直に最初からがーーーととばす人を、
一生懸命にやっている人を、
まじめにやっている人を、
こつこつやっている人を、
外から冷たく見ている空気が何となく流れているのかな。

世の中色んな場面で正直者がバカを見る的なことが起きている。
色んなことに裏があったり、利害があったりする。

以前に「鈴木先生」っていうドラマを見たとき、
まじめに頑張っている子がないがしろにされていることを感じた。
それに目を向けてくれる先生は必要だ。
手のかからないいい子ちゃんは、たいがい目立たないんだけど。
やんちゃな子はどうしても注目されがちだし、
そんな子は意外とかわいがられていたりする。
それは別に悪いことではない。
ただ、まじめにやっている子も同じように問題を抱えていたりするし、
それでも頑張っていたり、努力してまじめにこなしていたりする。
やらなきゃいけないことをきちんとやれることは素晴らしいことだけど、
まじめにやっている子は、それが当たり前とされて、ほめられたりしない、ことが多い。
やんちゃな子は掃除の時間にちょっと掃除しているだけでほめられたりする。
それは、まじめな子はおもしろくないに決まっている。
ま、私もどうしても手のかかる子に目が行きがちだけど、
子どもはたいてい目をかけてほしがっている。
そのアピールが強い子は得をするのか。
あ、またまた正義とはちとはなれちゃった。

ということで、お正月、正義を考えて、
私の中の正義、まわりの正義を大切にしたいと思った次第です。

2017年1月27日金曜日

雨?

今日は北海道でも雨のところがあるくらい気温が上がっているみたいです。
どうしたことでしょう。
でもこの時間(午前11時)、十勝は曇っていて、家の中はストーブつけたまま。
いくら今日が暖かくなっても、きっと帯広は雪だろうなあ。
午後はバイトなのに帰りはきっとつるつる滑っちゃうんだろうなあ。

車の運転だけは大変です。
雪が降った日や、その後は圧雪アイスバーン、それはまだましです。
変に暖かかった日、すこーし表面が濡れて、滑りやすくなります。
国道などは除雪が早く入るので、けっこう早く溶けてはくれます。
でも昼間に溶けてじゃりじゃりになり、でも溶けきる前に日暮れ。
恐ろしいブラックアイスバーン…
十勝は降る日が少ないので、国道などはすぐに普通に走れます。

さてうちの屋根の雪は晴れた昼間に少しづつ溶けてスライドし、
しかし日暮れは早くすぐに気温は下がり、つららが徐々にのびてます。
これが昼間に勢いよく落ちることもあり、家が地震のように震えます。
そしてその下にいたとしたら、間違いなく死にますね。
パウダースノウは軽く雪合戦もできませんが、
昼間に表面が溶かされ、それが凍り、重く硬くなった雪は凶器です。
寒すぎて、結露しても溶け出しても、すぐさま凍るという…


2017年1月14日土曜日

十勝冷え、十勝晴れ

さてさて十勝は冷えっ冷えです。
今朝はマイナス26度まで冷えていたみたいです。
昨日の最高気温はマイナス11度。最高も二桁。
こうなると寒いを通り越して…
しばれるって感じ?
こんな中歩くと鼻の中まで凍り、もしゃもしゃします。歩いてないけど。
今週はほんとに冷えてます。
これで曇っていたり吹雪いていたりすると心まで凍りつきそうですが、
晴れているので日当たりの良い居間ではストーブも消しました。

最近はトイレの不凍栓を落としていますが、昨夜はお風呂も落としました。
お風呂の窓も天井についた水滴も凍ってます。
あ、入るときは溶けてますよ。
朝は居間の二重窓の外側にもきれいに薄く氷が張っていて、
結晶柄のすりガラスのようになっています。これも今は溶けてます。
朝、拭いたばかりの湿った手でトイレのドアノブに触れたら、くっつきました。
水洗トイレの中のたまった水も凍り始めていたようです。
昼間でも凍って流れなくなってしまったので、トイレでストーブ焚きました。
何だか色んな現象に笑ってしまいます。

玄関のところを食料の保管場所にしていたんだけど、
とうとう昨日は野菜が凍り始め、急いで他の場所に移しました。
凍らないように冷蔵庫に入れるの始まり。
しかし、全部は入らないので、芋や玉ねぎは座敷に囲ってあります。
凍り玉ねぎはありみたいだけど、凍りジャガイモはでんぷんになってしまうんですよ。
豆腐も凍らせて凍み豆腐になります、外でできます、はい。
冷凍庫より寒いということです。

救いは十勝は晴れているということ。
外は相変わらず根雪で白い風景ですが、
その眩しい景色を温かい室内から眺めています。






2017年1月12日木曜日

冬休み

北海道はまだ冬休みです。
次男は5日から部活が始まりましたが、
冬休みは今週いっぱいまで。
なんだか私も曜日があやふやなまま。

今日はフットサルの大会で、早朝から近郊の体育館まで送っていきました。
冷え込みが激しかったので、川からは湯気が上がり、樹氷がとてもきれいでした。
北海道でも日本海側は吹雪みたいで、ここは晴れていて助かります。

しかし、どこにいっても学校や部活に違和感を感じています。
冬を迎え、根雪になって久しく、次男の高校では多くの子が親の送り迎えつきです。
それが冬休み中は、部活のために送り迎え…そしてその時間はまちまち。
学校は冬休みでも世の中はもうお正月は終わり、平常モード。
共働きの家庭は多いはずなんだけど。
うちはそれがいやで歩ける距離に家を借りましたので逃れていますが、
平日に練習試合が入ると、会場までうちでも送り迎えです。
今日の大会も平日。
私立とかはバスを持っているし、
非常に遠いところや運動に力を入れている高校は貸し切りバスとか。
遠征とか合宿とかでは、最近はいいとこ泊まるから参加費の高さには驚きます。

公立校でさえも高校へ通わせ、部活を続けることの親の負担は大きいです。
子どもも自力で会場へ向かえる自由と自立心、責任を感じ、
そのためにも公共交通機関や大人の配慮が必要だなあ。
まあそのうち出ていきますけどね。

2017年1月5日木曜日

2017 あけましておめでとうございます
























2017 根室納沙布岬の初日の出です。
12月の30日の夜、風連湖畔の宿を予約し、31日に前泊し、2017年1月1日初日の出を拝んで来ました。
日本でおおよそ一番早い初日の出です。午前6時29分。約マイナス15度。
だいたい全国的に穏やかな晴れだったみたいで、あちこちで日の出が見られたことと思います。
毎日日は昇っているのになぜか初日の出は特別感があるのですね。
日本人的なのかな。
晴れてる日もあれば曇りも荒れた天気もあるのに、
初日の出が見られないと縁起が悪い気がしてしまうのはなぜかしら。
 
2016年は移動の多い年で、秋には北海道十勝に落ち着きました。
大きな問題はないけれど、気の落ち着かない年だった気がします。
移動はまた何年後かに控えており、いつかどこかに定住する日が来るのだろうか…
ま、今年は短い滞在(予定は2~3年)の北海道 を堪能しつつ、
落ち着いて暮らし、何か先のことを計画しつつ、新しい何かもつかめるといいな。
 
2017年
長女は岡山から大阪に引越し、新たな何かを模索する年、
長男は大学を休学し、オーストラリアかどこかに海外経験を積みに出るようで、
次男は高校生活を謳歌しつつ、その先を見つめ、
私たち家族は誰も腰を据えていない…
あちこちで暮らしていても、どうにか元気で前向きでいたいものです。
 
今年も何卒よろしくお願いします。