日常に年を取ったなと感じることは多々あります、が、
最近、ふと感じたこと。
息子がちょくちょくこの世の終わりのごとくうなだれます。
ま、その原因は年頃ですもの、母になんて言いません。
でも、少しの言葉を拾ってみると、大まかに感じることはできます。
たいていは人間関係。
そして、私にとって見れば棒にも箸にもかかりませんが、
でもでも彼にとっては一大事なんでしょう。
そこで、若いなあ、って感じる。
まだたいした苦労なんてしたことないから、それは大変な事態。
人目が気になる、どう思われているんだろう、嫌われてはいないか、
恥ずかしい、一言に傷つき傷つけ、なんてことは、おばさんは大らかになります。
きっと若い頃、私もそうだったのかも。
あ、私は年取ったから、そんなこと気にならないんだ…
年を取るとその点、生きやすい。
身体のこと、一番年を感じるところです。
もちろん、書類は離すようになりました。
去年からいくつか体の不調を感じて、ネットで調べてみると、
ことごとく原因の一つに「加齢」があります。
笑っちゃいますよ。
どこかに違和感を感じると、なんだかそれは重大な病気のサインではないかと不安の種になる。
若い頃だったら気にもならなかった変化だったりするんでしょうが。
その点、年を取ると生きにくい?
いくつかの不調は仕方のないこととして、
できるだけ体力は維持したいものです。
どうあれ皆等しく残りの時間は刻々と減っているわけで、
若い頃はその時間は膨大に思えて気にもならないんだろうけれど、
年を取っていくと、その時間は限られていることに実感が湧いてしまいます。
いや、だからって悲観しているわけではなく、
限られた時間を楽しく過ごしたいとは思ってしまいます。
若い息子を見ると、
そんなことでうじうじしてないで、その時間で楽しいことしたらいいのに、
その若さはもどってこない、時間がもったいない、
なんて感じてしまう、それが年を取ったということかしら。
そんなことに悩んでしまい無駄と思える時間を使うこと、
それが若いということですな。
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