今日は、高知市の3.11の集会とデモに参加してきました。
そう、あの日から一年。
何名かの方のお話を聞き、黙祷。
一年前のあの日のあの時間、悲劇が突然始まった時間。
その寸前まで日常が、なんでもない日常が営まれていたであろう次の瞬間、
地面が大きく揺れたんだろうな。
そして想像できない時間が始まった。
地震という足下の地面が揺れること自体、恐怖。
追い討ちをかけて津波、原発。
目の前の光景がガタガタと音を立てて崩れてく恐怖。
目に見えない放射能の恐怖。
戦争を知らない私達にあまりにも大きい試練。
こんなに離れていて結局想像の世界ですが、
被災された方々の心中を思うと、
亡くなった方々の無念を思うと、
胸が詰まり、涙がこぼれます。
こんなに離れたところにいても、地獄のような映像は、
明日の我が身であり、しかし、現実とはかけ離れていて、
何とも息が苦しくなる思いでした。
南海地震がいつ来てもおかしくないといわれている高知では、
まさに人事ではありません。
毎日が心ここにあらずで、何かできないかと、夫と模索する日々でした。
結局、きちんと日常を大切にすることではないかと思っています。
知人の紹介で東京から移住してきた一家がいます。
すごいスピードで東京を出て、移住を決めてしまいました。
今は親しく付き合っています。
私にとってとても大きな出会いとなりました。
それこそこの震災あってのことです。
被災された方々には失礼になるかとは思いますが、
この震災は私達にあまりにも多くのことを教えてくれました。
そう、考えること、自分できちんと考えること、
きちんと備えること、そしてたくさんの出会い。
たくさんの命、今も苦しんでいらっしゃるたくさんの方々、
その悲しみ苦しみを無駄にしないよう、
今いる私達が学習し、生き抜いていかないといけない。
あの日、この時間を思うと、涙があふれます。
犠牲者のたくさんの命のご冥福をお祈りいたします。
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