2011年12月14日水曜日

不登校その一、学校は行かなくてもいい

次男が3年生の時、不登校になったことがあった。
休んだのは2週間くらいだったから、不登校とは言わないのかな。
1学期の途中から友達とうまく遊べなくなった。
毎朝、学校へ行かせるのが大変だった。
具体的な理由は色々あったけど、そんなことたいしたことではなかった。
次男は人と遊びたいタイプ。
それなのに自分の遊びたいことが通らない時、入っていかない。
入りたくなければ入らなくていいのだけど、人と遊びたい。
それならルールがあるはず。
人が遊びたいことにも付き合う。
遊んでいるみんなが楽しめるようにする。
自ずと自分のやりたいこともやることもできるし、みんなが仲良く遊べる。
まあ揉め事けんかはつきものだし、それによってまた学ぶのです。
小さい学校は上から下まで一緒に遊ぶ。
その縦社会や合わない子とも付き合うことは、とても貴重な体験。
そうやって6年間過ごしていると、その人の角から角まで知り尽くしている。
大人の付き合いと違って子供のつきあいは未熟だけどその分本気だしシビア。
表面だけの付き合いではない。

長女、長男とは違って、次男はどうしてもわがまま。
わがままは子供の特権だからいいとして、許されるわがままとそうでないものがある。
年齢で違うし、状況でも違う。
一生懸命行かせようとしていた時は、こんこんとその辺を解いた。
そんな時はこうしてみたらあーしてみたら、
どうしてこんなことになるのか話し合う、
自分が悪い時は謝る。間違ってかまわない。けんかしてかまわない。
もうすぐ夏休みだから、もうすぐ運動会だからとどうにか通わせた。
そのうちひょんなことからいい方向へ回りださないかと。
それでも状況は打開せず…
学校へ行きたいけど怖い次男と行かせることに疲れた私は、
とりあえず長期で休むと決め、腹を据えて向き合い、
力を蓄えることにした。
この機会に一人で遊ぶことの面白さもわかるといいと思った。
一日はきちんと起きてきとんと勉強もやって、きちんと体も動かす。
やりたいことやって良いけど、やらなくてはならないこともやる。
家の手伝い、留守番もやる。
休むと決めたんだから、こそこそしない、外でも遊ぶ。
色々決まりごとも決めたなあ。
だって子供がだらだらと家にいて、それが楽チンと思われると、こっちが困る。

学校は行ったほうがいいけど、行かなくてもいい。
そう思うと私の方がとても気が楽になった。
でも行かない状況がいつまで続くかというのはとても恐怖だったなあ。

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