2011年8月16日火曜日

挑戦 其の一















うちの長男(中学3年)が自転車で遠くまで行ってみたいと言いました。
ずっと前から言っていたのだけど、最近、特に強く思っていたらしい。
誕生日にロードバイクを買ってほしいといっていたのだけど、
すぐには買ってあげてなくて、
仕方なく、家にある父ちゃんが使っているマウンテンバイクを
修理、調整しだした。
家にあるので行ってみたらいいじゃない、
それから買ってあげるわ、ってな事言われて。
だから頑張ってあれこれと修理していました。

次の課題はどこに行くか、どこなら行けるか。
予定は1泊2日。
近すぎても甘すぎるし、遠くても不安…
って私がそうなんだろうけど…
父ちゃん出張中、それもカタール。
電話もままならない。
こんなことの担当は父ちゃんなんだけど…
きちんと計画を立てて、道を調べて、泊まるとこ調べて、
そしたら行ってもいいよ、と言うしかなかった。

結局、行程101キロの柏島を目指す。
そこで難題、弟も行きたいと言ってきた。
次男小学5年、末っ子、甘えん坊。
うーん、あんたが行くとなるとお兄ちゃんの足手まといじゃないかな?
不安が一つ増えるんだけど…
でも兄はまんざらでもない様子。
相手がいるほうが心強いのか?こいつでも?
きつくなったり具合が悪い時は早めに言いよ、
甘えたことばかり言ったらだめ、
ちゃんと言うこと聞きよ、
などなど私と兄から約束させられ、
許しをもぎ取ったのでした。

次男も行くんだったら特に、
途中のキャンプ地も考えておくこと。
晩御飯は荷物を減らすため、買って食べること。
水分補給を怠らないこと、
疲れていなくても早めに休むこと。

この暑い中自転車、初めてなのに100キロ、
自転車が故障したら?途中で熱中症になったら、
歩道のないところで転んだら?
なんて心配しだすときりがないか…
やらせるしかない、信じるしかない、
と母ちゃんは腹をくくるのでした。

そして準備万端の当日、起きると雨。
小雨だったのでしばらく待ってみることに。
次男はすでに、二度寝体制…あんたあんなに行くってきかなかったのに!
そして雨が上がり空が回復の兆しの6時半、
大丈夫やろ、行って来なさい、と相成りました。





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