2012年4月29日日曜日

太刀魚


とうとう太刀魚がお口に入りました。
いつもの知り合いが魚を売りに来てくれました。
最近は鯖と太刀が多かったんですが、
太刀は高くてなかなか手が出せなかった。
さばくのも難しそうだし。
しかし、「今日はたくさん捕れたき、安うしちゃらあよ」と、
いつも安くしてくれているのに。

そして太刀を1匹。
ぶつ切りにしてもらって、
軽く塩をして、粉をまぶして少しの油で揚げ焼きにしました。
美味しかったあ。
白身のお魚の癖のない淡白さでうまみがあって、
ぱさぱさしていないし。
子供も大好きです。
後2日で帰ってくるという夫はまたしてもごちそうにありつけず。

GW、長男は自転車に乗り、長女は最後のクラブ三昧、次男はサッカー漬け。
私は追い込まれている畑と外の片付け、そして仕事もしないと。
夫は今日、長い台湾出張から帰ってきますが、
たまった家の仕事を頼まれ、GW明け、また台湾へ行きます。

皆様、GW気をつけて楽しくお過ごしください。

2012年4月27日金曜日

布ナプキンワークショップ第2回

高知オーガニックマーケット内で生活イベントとして、
布ナプキンのワークショップの2回目をやりました。
それが、またまた荒れた天気。
雨が午後強くなる予報でしたので、お客さんも早くに集中していたようです。

ワークショップも誰一人集まる様子もなく、
日を改めようかと思っていたら、一人参加してくださることになりました。
そして、のんびりじっくり、布ナプキン小を縫い上げて、終わりました。
途中から雨が本格的に降り出し、最後はみんなテントを片付けだしていました。

そんな中、参加してくださった看護師のお嬢さん、ありがとうございました。
縫い物は久しぶりと言ってらっしゃいましたが、はてさて残りは完成するでしょうか。

仕事柄、全て布ナプキンはきついかもしれませんが、
まずはおうちにいる時は布、って感じで始めてみて、
徐々に時間を増やしていくといいと思います。
やってみると意外と大丈夫なんです。

紙ナプキンに慣れてしまって、布は大変そう、もれないのか心配、と、
布ナプキンを知っているのに手を出せない人も多いようです。
まずは家にあるいらなくなったタオルやTシャツ、ネルシーツとかで、試してみるといいと思います。
洗うのが面倒であれば、とりあえずは捨ててしまってもかまわないから。
それはちょっと恥ずかしいと言われる方がいましたが、
紙ナプキンも汚物として捨てているから同じことです。
布ナプキンを作ってしまえば、それこそ自分で洗えますから、
「捨てるの恥ずかしい」もなくなりますよ。
汚物と言って、まるですごく汚いもののように言っていますが、
布ナプキンだと汚物になりません。


是非お試しください。
また、ワークショップも開催したいと思っています。

2012年4月24日火曜日

謎の貝

昨日、次男は弁当日で、じゃあついでにプチ遠足に行こうとなったようで、
小さい学校は、その辺の融通が効いていいでしょう。

その遠足は近くの海岸に行ったそうで、
昨日は暑かったので、海に入って遊んだりもしたそうだ。

そして今まで海で貝を捕ったり、もらったりしてきたけれど、
次男が得意気に見せるその貝は、今まで見たこともないものだった。
手のひらに納まるが結構でかいし、厚みもある二枚貝。
「水の生き物」で調べてみると、トリガイ、ザルガイ、カワラガイに似ている。
しかし、特徴がどうも違う。
「どうも深いところの貝みたいやき、誰かが捕って、浅いところで捨てたがやない」と次男。
何が知りたいかって、そりゃあ食べられるか食べられないかで…
でも「どうも食べられそうだよね、おいしそうだよね」って、食べました。
私は出かけなければならなかったので、「グリルで焼いてごらん」と言って。
私の分も残してありました。
おいしかった、とっても。味が濃かった。歯ごたえも丁度。
そして今日も誰もお腹は壊していません。
この貝、たぶん、食べられます。

2012年4月23日月曜日

四月病

先日、誕生日を迎えた。
もう祝えるようなお歳でもないのだけど、子供とささやかな食事をした。
30代後半から「歳をとったな」と思えることが多くなった気がする。
そう気がつけば40代半ば…
人生の半分は過ぎてしまったでしょう。
体力はほんと衰えたなと思う。
少しづつ気をつけて体を動かすようにしないと。

でもでもでも

最近、私はほんとに怠け者だなって思う。
そう、四月病かもしれない。

四月、とても好きな季節。
でも仕事がはかどらない。
なんせ入学、新学期、年度替わりは用事が多い。
やることが多すぎて、なんだか中途半端が重なりすぎて、
ストレスがたまる。

女性は色んなことを同時にやる能力が長けているそうだが、
私も然りではあるんだが…
仕事に関して言えば、集中してやりたい。
段取りの悪い私は、やることが多すぎて、うまく段取りが組めなくなる。

うーん、終わらない、今日は何していたんだろう。
そんな日の積み重ねになってしまう。

何事も自分の都合は後回しで、スケジュールが家族で決まる。
その隙間に自分の用事やしたいことを埋め込む。
それがちょっと疲れてくると破裂する。
気持ちをコントロールできなくなる。

何だか心の調子が良くないと体も重くなる。
歳も微妙なお年頃。
そう、無理はしないと決めた。
子供もある程度大きくなったので、
ご飯と風呂を用意しておけばどうにかなるようになった。

だから、調子がよくないときは、「無理はしない」に逃げることにした。
手抜きご飯にはなるけれど、とにかく無理はしない。
そう、今日は最低これをやる。それで良しとしておこう。
毎日、最低これはしようということを決めて、それ以上は「あらすごい!」ということで。
無理すると家族にもとばっちりがいく。

頑張れてしまう時もあるけれど、休まないといけない時もある。
だから、無理はせず、これでよしとしていよう。
ちょっと気力を充実させて5月を迎えよう。
5月は五月病だからって言わなくてすむように。

そう、無理はしない知恵は、歳をとってつけた知恵。

2012年4月20日金曜日

明日のオーガニックマーケット

明日21日高知オーガニックマーケット内で生活イベント、
自分で作ろう布ナプキンを開催します。
明日もまた予報は思わしくありません。

tsumugi紬の出店は見合わせますが、
生活イベントは小雨くらいなら決行しますので、
是非、布ナプキンに興味のある方はいらしてくださいね。

2012年4月18日水曜日

テリトリー

自分のテリトリーって。
私にとって自分がいる場所でテリトリーを作れる歳になっている。
長男と次男は、今、自分のテリトリーで闘争中。

自分が住んでいるこの国は、大きな意味で民族のテリトリー。
その中の自分が生活している県、市町村、集落はもう少し狭いテリトリー。
ほとんどの人にとって我が家は自分のテリトリー。
でも家族で共有しているから、自分の部屋はその中のもっと個人的なテリトリー。
今の私にとって、もっとも自由で気を遣わない我が家はほとんど全て個人的なテリトリー。
その時していることや、したいことであちこち移動しながら、我が家は自分のテリトリー。
そこに家族がいてもお客さん(人によるけど)がいても、自分のテリトリーに変わりない。

しかし、子供は家族ありきの場所から始まるテリトリーで、
自分の空間をもらった時には、そこはまるで自分の城。
長女は中学入学と同時に自分のスペースを確保した。
そこはドアもない三畳間。間仕切り程度の奥まった一角。
家族はそこの押入れに用事があり、出入りする。
一声はかけるし、かけなくても入って来るのは、手に取るようにわかる。
それは条件として最初から了解済み。

しかし、長男は違った。
いつも次男をくっつけられ、中学時代も2人一緒のスペース。
事ある毎に次男をうっとうしがっていた。
自分のことは棚に上げて。
そう、思春期、またの名を反抗期。
それでも優しいがとりえだったから、周りもそれに甘えていたのかもしれない。
それも限界になったのか、人が変わったかのような(オオゲサだけど)勝手な言い分。
牛小屋を改造した小屋(次男の部屋)をのっとろうとしている。
2人で使っていたのだけど、名目は次男の部屋だった。
でも次男はそんなに使わない。
まだ個室にそれも離れにこもるほどの歳でもない。
だから使わせろ!ということだそうだ。
兄はこもりたい年頃。
我が物顔で占領し、弟を目の敵にしている。

まあまあ、メインはお兄ちゃんが使い、弟もたまには一緒に使うといいじゃないか。
弟だって、自分のスペースが欲しいと改造したのだから。
結局兄の手を借りはしたけどさ。
そんなに邪魔にしなくても。

私は一人っ子だからわからないけど、兄弟とはあんなに意地悪するものであろうか
あー、いつか兄弟関係に思いやりって生まれるのであろうか。

2012年4月13日金曜日

天の川工房さんの個展

お知らせです。
中土佐町、矢井賀に在住の天の川工房さん。
麻が中心の染め織り作家さんです。
引越し前からお世話になっていて、今はお仕事もさせてもらってます。
草木染の素敵な麻織物で、今回は帽子がたくさんあるそうです。
二年に一度の高知市(星ヶ岡アートヴィレッヂ)での個展が14日から21日まであるので、
是非足をお運びください。
詳しくはこちら
作品はとさこやさんのHPでも見られます。

昨日の朝は風もなく、植えられたばかりの田んぼが、景色を写してきれいでした。
今日は曇り、明日のマーケットは雨が予報されていて、
どうして最近土曜は天気が悪いのか?天気の神様を恨みます。

2012年4月11日水曜日

4月のオーガニックマーケット

今月のオーガニックマーケット。
1週目は長男の入学式と重なったため、変わってもらいまして、
2週目14日と3週目21日に出店予定です。

21日は布ナプキンのワークショップ第2弾を予定しています。
前回は1月は雨に会い、手もかじかむ寒ーい日でした。
今回は、そろそろ春の嵐も終わりでしょうから、
春爛漫の良い日和を願っています。
ぜひご参加ください。
前回の様子はこちら

やっと春らしくなりました。
うちのにわとりが2,3日前から卵を産み始めました。
久しぶりの自家製?有精卵。
採りたては暖かでかわいいです。
子供が孵化させたいと言うのにはまいりますけど。

魚の話。
先日は釣りたてのいとよりとさば。
さばが刺身で食べられます。
どちらも刺身にしていただきました。
長男の入学祝にぴったりでした。
買えなかったけど、立派な美しい太刀魚。
大きいえそも見せてもらって、海の新鮮なごちそう。

2012年4月9日月曜日

入学式

長男の入学式に出席しました。
高知市内の歴史ある名門校と言われています。公立ですけど。
私達はよそものだから知らないんですけど。

そんな空気に久しぶりに触れました。
今までの小、中学校の入学式は、地元の小さい学校で、
もっとフレンドリーな感じで、晴れやかで微笑ましい感じのものでした。
長女の通う高校は高知で一番歴史はあるそうですが、
校風としては自由な感じで、歴史や誇りはそんなに感じられませんでした。
自由な校風も良かったですし、長女には馴染んでいます。
校舎も建て替えられて、新しい病院みたいな感じです。
何だか明るくても、味も工夫もない建物です。
それは、不満ですね。

長男の入った高校の入学式では、
校歌斉唱の時、親の中にも歌っている方がいて、びっくししました。

そうか、地元にずっと住むということは、そんなことが珍しくはないのか…

忘れていた感覚。

自分の通った高校に子供が通う、
地方にはそんなに学校が多いわけでもなく、当たり前の感覚か。
私達も地元にいたら当たり前だったかも。

義務教育ならまだしも、高校も然りでした。

名門というだけあって、親も通わせたいと思うものだろうし。
卒業生にも出身校に誇りを持っている方が多いのか、と実感しました。

最初、それはちょっと腰が引けて嫌な感じも持ちましたが、
歴史や由緒の重みを感じるという感覚は新鮮で、悪くないものです。
建物も古いままで、少し暗く不便なところもあるでしょうが、雰囲気はいいです。
歴史を肌で感じます。

そんなところに長男が馴染めるのかということは不安ですけど。
明日からはまた早起き、弁当作りの生活…

2012年4月8日日曜日

雪餅草


3年前ほどに、雪餅草の苗をいただいた。
家の前の庭にある狭い花壇の奥の方の日当たりが悪い辺りに植えた。

花を育てるのはあまり得意ではない。
でもゆきもちそうは毎年咲いてくれている。
とても華やかとはいえないし、目立つわけでも、とりわけ美しいわけでもないけれど、
毎年、芽が出ているとほっとして、何ともいえない凛とした感じが好き。

2012年4月7日土曜日

オーガニックコットンのパジャマ

たまには服の話。
まあ服を作るのを一応、仕事としています。

その一つにオーガニックコットンを扱ったものがあります。
主におくるみ、肌着、子供のパジャマ等。

なごみ工房さんから仕入れたオーガニックコットン二重ガーゼ。
とても気持ちの良い布です。
そして 、きちんとしたオーガニックコットンはそれなりに高価です。
手芸屋さんやネットとかで安価なものが出回るようになりましたが、
今ひとつ、オーガニックコットンと謳うには、確かさが気になります。

せっかくだから、肌に近いもの、赤ちゃんや子供の身につけるもの。
少しづつ作っています。
パジャマはサイズ90の物を作っていましたが、
たまたま、130と150の注文が入り、久しぶりに作りました。
布が以前よりさらに薄くなり、肌触りはいいものの縫いにくかった…

ちょっと強度が心配ですが、気持ちはいいと思われます。

2012年4月6日金曜日

タケノコ


筍三昧。
いつもより遅い筍が、おいしい。
今は孟宗竹のたけのこ。
昨日はいただいて、今日は筍掘りに朝から行ってきた。
今日はまた風が強く、肌寒い。
でも竹林はきれいだった。
今日の晩御飯は筍尽くし。

2012年4月4日水曜日

挑戦 再び

長男は中学卒業、この節目に、またもや自転車で旅に出ました。
受験が終わり、卒業して、浮かれ気味でした。
友達とスキー旅行へ行き、同級生のボランティア団体でUSJへ行き、
私達の出してやれるお金と小遣いを使い果たしていました。
しかし、自転車にはまっている今、行かせることにしました。
こんな気楽な休みは、そして次の機会はいつになるかわからないしね。

ただ、自転車でとこか行きたい行きたいばかりで
計画が現実味を帯びてこない。
まずは扶養されている身として、親の了承を得ないとダメでしょう?
費用も賄えなんだから…
準備は自転車をいじってばかりで、
行程や道程、時間や費用の算段にはなかなか進まず、
いらいらしてしまいました。

費用節約のため目的地は夫の実家。九州の福岡県八女と決めました。
やっとフェリーを調べJRを調べ、日程と費用の概算をたて、
親の了解を得て、準備完了。
夫とどのルートで行くかを検討して、
窪川大正十和から愛媛に入り、宇和島から八幡浜に行き、夜行のフェリーに乗る。
それが一日目、157km。
フェリーで別府に入り、大分市まで20km走り、JRで豊後森まで。
そこから自転車で八女、 夫の実家まで60km。それが二日目。
自転車なので無理のないところで九州の山はJRにしました。
ただしこれまた経費節約のため、
フェリーとJRでは自転車は分解して袋に入れないといけません。

同行する友達は自転車で遠出は初めてだったと思う。
いきなりでこれはきついでしょう。
そのペースも考えてネ、事故にあわないようにネ、
夜中のフェリーなので、夜間の行動気をつけてネ…
ばあちゃんの手伝い、きちんとしてネ、
遅くまで騒がないでネ…
あれこれとうるさい母ちゃんは指導してしまいます。
心配はしますから、浮き浮きもしますけど。

そんなこんなで一日目。
八幡浜についてから連絡がありました。
さすがに予定より遅れて疲れた声ではありました。
朝6時に出発しましたが、着いたのは夜の8時ごろ。
休憩はしただろうけど、14時間自転車漕いでいたんだ…って若さと可能性を感じますね。

二日目は夫のお父さん(長男のじいちゃんですね)が、夕方電話してきて心配な様子、
「電話するけど出ない…どこにいるんだろうか」
こちらから電話しても出なかった。
でも何かあったら連絡がくるはずだから、走っているんだろうと思いはするものの、
じいちゃんは鶴首。
それでも7時ごろ「着いた」の連絡。ほっとしました。
後で電話があり、「じいちゃんがご機嫌」とばあちゃんが言うから、
「酒でも勧めてないでしょうか」と聞いてしまいました。

そして、阿蘇や博多を満喫していましたが、帰る予定の日に嵐の予報。
嵐を避けて、一日早く出発することにして、帰って来ました。
帰りは比較的楽だったようです。
どうして帰りは早く感じるんでしょうね。
帰りは道程的に楽みたいでしたが、どうして知っている道は早く感じるんだろう。

別府では夜中にフェリー乗り場で時間を潰さないといけないので、
別府の私の親戚のうちに急遽連絡して、夕食を食べさせてもらい、
温泉(家のお風呂が温泉垂れ流し!)に入らせてもらって、もてなしてもらいました。

八女への滞在丸2日、自転車移動の日丸4日、という何とも自転車移動三昧な旅。
15歳男2人の贅沢な旅、今しかできないいい旅になったよね。
貴重な青春の思い出になるよ、たぶん。

今回の旅でも達成感がもたらす、いい顔になって帰ってきました。
15歳、親の元を去っていくのは時間の問題。イイコトダ。

2012年4月2日月曜日

春といえば

春といえば、鶯、桜、筍…
色とりどりに花が咲き乱れ…
卒業式、入学式…

その上、我が家では、
最近はお風呂を沸かすのが楽になった。
薪もそんなにいらなくなった。
ストーブを焚かないで着替えられる。
窓を全開でいられる。
ちょうちょが飛び始め、家の中にも虫が飛び出した。
ハムスターの動きが活発になった。
猿たちまで日向ぼっこして、追いかけっこして。

畑を耕して種を植えなくては。
筍や蕗、つわぶきを採りにいかなくては。
あー草を刈らなくては。

今、昼間の外はすごい人口密度。
見渡す限り田んぼに人。
実はこんなに人が住んでいたんだと、思うくらい。
田んぼに水が張られ、景色はみずみずしくなり、かえるの声がしている。
田植えがぼちぼち始まった。
ここは早期米といって、今くらいに田植えで、盆辺りで稲刈りの品種が植えられている。
田んぼからは機械の音と話し声がして、賑やか。


やっと春の盛り。
蕾は日々膨らんで、今日はまた新しい花が開いていた。
桜は満開、新芽が芽吹き、四月が始まった。
夫は台湾出張へ旅立った。
草花も虫も森の獣達も、そして人も、動き出して、華やか賑やか。
新年度、また新しいスタート。