2011年10月11日火曜日

またまた習性

子供にとって、特に小学生にとって、
普通の家(一般的に世の中の標準的な家庭)と比べて、
色々と違うところが多いらしい、たぶん。
私がお付き合いしているところでは、そんなに特別感はないんだけどなあ、
おかしい…

長女は自分が地軸のごとくお年頃、人工的な匂いをさせている。
貴重な時間の多くをメールに費やし、親の意見にはとりあえず反抗してみる。

長男は思春期を迎えて、にきびが浮かび、
心の中にどうにもこうにも抑えがたい感情を抱えている。

テレビが映らないこと、お風呂は五右衛門風呂で、
クーラーはなく、自分一人の個室もない、
洗濯物にいい匂いがしないし、リンスはお酢だし、
玄米が毎夜出てくるし、肉はない日があるし、
インスタントラーメンも常備してない、
ご飯の後は洗い物しなくてはだし、
学校で「時代遅れや」と言われるし、
…不満はいっぱいなわけで…

そんなこんななのに皿を洗う時は洗剤を節約し、水を使いすぎた次男を叱り、
洗い物が増えると言って皿を汚さないようにするし、
よその洗濯から返ってきたものを匂いに酔ったといい、
火鉢でほたれや餅を自分で焼いて食べ「やっぱ炭で焼くとおいしいね」と言い、
白米おいしいねって言い、外食するとのどが渇くと言い、
肉食や脂っこいものが続くと胃がもたれると言い、
「もったいない」ってよく言うし…

そんな様子を見て、しめしめと思う。
頭では不満がいっぱいでも、毎日の母ちゃんの呪文のおかげで、
体に染み付いた習慣があるのだ。おほほほ!

習性ではなく、習慣か。

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