2011年11月21日月曜日

いちょうの木コンサート

樹齢800年のいちょうの木があって、
10年くらい続いている「いちょうの木コンサート」があります。
ある年、いちょうの木が弱っているのではないかと、
子供たちが感じて、新聞に投稿し、
樹木医さんに来ていただいたことから、始まりました。
「いちょうの木に元気になってほしい」との願いから。
樹木医さんの指導で木は元気になり、
それから始まった子供たちの「いちょうの木コンサート」
一時は体育館で行われていましたが、
去年からまたいちょうの下でやっています。
11人の子供たちが合唱と合奏、
英語の先生の2人やお客様のマリンバ奏者とギター演奏。
とっても充実したコンサートでした。
秋晴れの気持ちいい天気にも恵まれ、楽しかったです。

子供ってすごい力を持っています。
小さい学校は一人ひとりの役割が大きく、責任感が生まれます。
最年少2年生のミキ(1年生はいません)、
せりふもあるけど、立派に言えていたし、
歌は元気に歌えていて、かっこよかった。
6年生は4人、さすがに落ち着いていたし、
最後のコンサートをまとめて立派でした。
11人とも堂々と台詞も歌も合奏も頑張っている様子は、
大人はかなわないし、感動しました。楽しかった。

大きいいちょうの木は、黄葉はまだまだこれからだけど、
美しく神聖で、まさに笹場のシンボルです。
子供たちの歌声はきっといちょうの木に届いているし、
私たちもいちょうの木に元気をもらって日々生活できています。
そんな日々の気付かない力や幸せを感じる一日でした。

そこにあるだけで安心していられる、
そしてふと眺めていると、日々のいらいらがどうでも良くなるのでした。
やっぱり大銀杏は笹場のシンボルだなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿