樹齢800年のいちょうの木があって、
10年くらい続いている「いちょうの木コンサート」があります。
ある年、いちょうの木が弱っているのではないかと、
子供たちが感じて、新聞に投稿し、
樹木医さんに来ていただいたことから、始まりました。
「いちょうの木に元気になってほしい」との願いから。
樹木医さんの指導で木は元気になり、
それから始まった子供たちの「いちょうの木コンサート」
一時は体育館で行われていましたが、
去年からまたいちょうの下でやっています。
11人の子供たちが合唱と合奏、
英語の先生の2人やお客様のマリンバ奏者とギター演奏。
とっても充実したコンサートでした。
秋晴れの気持ちいい天気にも恵まれ、楽しかったです。
子供ってすごい力を持っています。
小さい学校は一人ひとりの役割が大きく、責任感が生まれます。
最年少2年生のミキ(1年生はいません)、
せりふもあるけど、立派に言えていたし、
歌は元気に歌えていて、かっこよかった。
6年生は4人、さすがに落ち着いていたし、
最後のコンサートをまとめて立派でした。
11人とも堂々と台詞も歌も合奏も頑張っている様子は、
大人はかなわないし、感動しました。楽しかった。
大きいいちょうの木は、黄葉はまだまだこれからだけど、
美しく神聖で、まさに笹場のシンボルです。
子供たちの歌声はきっといちょうの木に届いているし、
私たちもいちょうの木に元気をもらって日々生活できています。
そんな日々の気付かない力や幸せを感じる一日でした。
そこにあるだけで安心していられる、
そしてふと眺めていると、日々のいらいらがどうでも良くなるのでした。
やっぱり大銀杏は笹場のシンボルだなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿