毎度この時期、不満が募ります。
4月は新学期、入学の季節。
そして今年は我が家の最後の高校入学がありました。
合格発表後、説明会なるものがあり、そこで必要なものを買うシステムになっている。
制服はお店で注文、教科書・問題集・資料・辞書は(指定)本屋で、
その他の運動靴(外用、体育館用)、体操服、ジャージ等、学校で販売があります。
他に、選択した柔道やら剣道やらの必需品や定期券の予約とかも。
それを親が買いまわります。
まさに一万円札が羽をはやしてとんでいきます。
たぶん強制ではないんでしょう。
でも学校側はできるだけと言うし、子どもらは自分だけ違うことを嫌います。
だから無理してでも買ってしまいます。
まあそれに疑問を持つ親はどれくらいいるのかわからないけれど。
制服。
学ランです。普通の。
でもちょっと違う。
うちの子の学校は、
カラーが昔ながらの内側にプラスティックみたいなのをぷちぷちつけるやつ。
今はほとんど内蔵されています。白いラインが入っているやつ。
見た目一緒です。
でもだめだって言うんです。
長男の時、お下がりを準備してあったんだけど、カラーがだめでした。
「これってだめなんですか?あるんですけど?」って聞いたら、
「決まってますんで…」だって。
それって理由になるんだろうか?
聞かなきゃよかったって思いました。
急いで準備しましたよ、お下がりを探しました。
次男は長男のお下がりです。
女の子のも凄いことになってます。
同じ学校のものでも、素材違いやブランド違いがあって、
少しずつ値段が違う。
学校によってはデザイナーさんが入っていて、目が飛び出るほど高かったりします。
私立ならともかく、公立でそれはどうかなあ、それなら私服にしてほしい。
そして体操服とか。
長男と同じ高校へ行く次男だけど、長男の体操服、ジャージは使えません。
学年毎に色が違うから、その上、しょっちゅうモデルチェンジします。
それは線が一本足されたとか、ラインの入り方が違うとか、
小さいもだけど、子どもは納得しなかったりする。
その上、ネーム刺繍する!お金はかかるし、これも頂き物がきかない。
別にいいじゃん、ペンで書けば!
それにもう高校生なんだから、外に名前がなくても自分で管理できるでしょ。
なんて、色々と不満をぶつぶつと吐き出す。
運動靴も体育館靴も趣味じゃない上に高い。
どうせお金払うなら納得したもの買いたい。
他にももろもろ、不満はたんまりと。
色んなことを細かく決めて、そして揃えたがる。
揃えること全てが悪いわけじゃないけど。
これって先生(学校)が楽なんじゃないかな。
「校則で決まってるから」って。
そして子どもを信用していない。
もう高校生なんだから、自分で判断する力を指導し養い信用すべきです。
高校生らしくなんて基準はみんな違うけれど、
それを考え話しお互いを尊重することは大切です。
我が家は金銭的に言うと貧乏ですから、
できるだけお下がりやら代用やらを考えます。
それなりの知恵をしぼります。
「決まってるから」って理由で、あるものを、使えるものを使えないなんて、
文句も言わず揃えるなんて嫌なんです。
でも子どもはそれを嫌がってますけど。
高校は義務教育ではないけれど、せめて公立高校は、
もうちょっとみんなが行ける学校であってほしいです。
公立では教育を商売にしないでほしいです。
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