長男が志望校に合格しました。おめでとう。
高知県では公立校の受験が3回に渡ってあります。
前期、後期、再募集。
前期が2月の前半に終わったところです。
後期が3月前半にあります。
長男は前期で無事、合格できました。
しかし、もちろん合格できなかった子もいるわけで…
クラスの中には少数の決まっていない子達がいます。
卒業まで後1ヶ月を切り、その状況はなんだかなあって感じがします。
お互いに気を遣っているだろうしなあ。
別に高校ごときで一生が決まるわけじゃないし、
長男だって自分の力で合格できたとは言っても、落ちる可能性もうんとあったわけだし、
今は開放感ですが、その状況は紙一重なわけです。
高知県にはもちろん私立の高校もありますが、
成績が相当よく、経済的にも恵まれていないと行けない訳で、
ほとんどの子が県立の学校を受験するわけです。
私が育った長崎市内もそうでした。
長崎の場合は、滑り止めに私立を受けることができましたが。
しかし、公立の受験は1回きりで、後は再募集があるだけ。
ほとんどの子が県立を受け、卒業式の後に発表がありました。
高知では何回もチャンスがあるとはいえ、長引く感じがしていやです。
みんな一緒の環境ではないことは世の中に溢れているし、
みんな一緒でなくていいとは思うんですが、
こんなことで子供たちが苦労することはないのになとも思います。
終わってしまえばたいしたことないんだけど、
きっとこの1ヶ月と言うのは親子ともども精神的に落ち着かないものだろうから。
大切な乗り越えなければならない壁は他で味わいたいものです。
というわけで、うちは無事決まりましたから、長男は羽を伸ばせているわけです。
長女と同じく高知市内まで、2時間近くかけて通うことに相成りました。
私にとっては苦手な早起き生活が2年延びたことになります…
長男はのみ込みが早くまじめな性格ですので、成績も良かったのですが、
高校に行くことには後ろ向きでした。
「高校行かんといかんかなあ」とよくぼやいていました。
親としては「高校くらい」なんて考えて、思いもよらぬ自分の考えにびっくりしました。
そう高校は行かなくてもいいなあ、行きたくなったら行けばいい、
そう考えて、長男に言うと、今度は、
「やっぱり高校行く」と言い始めました。
まあ自分でそう思うなら受けたらいいと。
色々ある夢の中で高校に行く選択をしたみたいです。
高校が決まっていない子達もあと1ヶ月、踏ん張って、
それぞれの道が必ず開けるから、これで人生なんて決まんないから、
受験なんかに負けず、受験なんかに振り回されず、
自分で歩いて春を気持ちよく迎えられるよう、願っています。
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