このところ、南国高知も冷え込んでいます。
太平洋に面したここ中土佐町笹場も、風が吹き雪が舞っています。
晴れてはいるので、風で飛んできているようです。
北海道から引っ越してきた時は、夏よりも冬が辛かった。
高知は思ったより山が高く、結構寒い。
海沿いはそれこそ暖かいですが、すぐに山に入ります。
すると何度となく積雪して、雪国のような写真が新聞に載っています。
朝は道が凍り、冬タイヤをはく人もいるし、スキーをしに行く人もいます。
まさか高知に来てスキーとは思いもせず、子供のスキー用品は処分したのに。
海沿いの町に住んでいますが、引っ越してきた頃は、冬に外の水道が凍ったものです。
最近何年かはそんなことはありませんが。
その上、家の中が寒い。
古い日本家屋はなおさら…。基本、夏仕様ですから。
薪ストーブを焚いていても換気なんて気にしなくていいくらい。
うちの暖房器具は、薪ストーブ、灯油のストーブ、ファンヒーター、ホットカーペット、火鉢。
火鉢は冬の最初には活躍しますが、冬本番になるとやってられません。
餅やらほたれやらが焼けていいのだけど。
朝は長女の通学のため早起きしなくてはなので、
軟弱者の私はファンヒーターをタイマーで点けます。
夕方から薪ストーブを点けます。
なるべく電気、灯油には頼りたくないものです。
だから、昼間は寒い寒いと言いながら、ぶくぶくと着こんでいます。
北海道では家が冬を基準に建てられているし、
もう半端な寒さじゃないので、灯油に頼っていました。
古い教員住宅に住んでいましたが、煙突はちゃんとついています。
外には200リッター入る灯油タンクがあり、定期的に配達してくれます。
暖かい家の中で、真っ白に輝く美しい大地が眺められました。
十勝は雪が積もると根雪になり、ほとんど晴れているので、
月明かりの日は外が明るすぎるくらいでした。
富良野のような丘地が重なる風景は本当に解放的でした。
家中を暖かくして過ごしているので、北海道の人たちは寒がり。
内地の冬は堪らないと思います。
私たちは比較的寒く過ごしました。
夜はストーブを消していたし、トイレなんかは冷え冷えでした。
小学校の運動場はスケート場になり、冬の体育はスケート。
お父さんたちは当番で夜、整備に借り出されていました。
スキーも何度か行きましたが、私はそり止まり。
そりも楽しかった。
個人的には冬の方が好き。
でも被災地の方々、辛い冬だと思われます。
もうすぐ一年が来ようとしています。
思いの募る冬を乗り越え、暖かい春が一日も早く訪れますよう。
寒中お見舞い申し上げます。
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