これで随分と秋らしくなるでしょう。
なのにうちの庭や畑には、
ランタナや夏水仙(うちの父はたますだれと呼んでいた)が咲いています。
るこう草も。
ホトトギスも咲き出しました。
地味だけどよく見るととてもおしゃれな花です。
最近は鉢植えも元気になってきました。
ほどよく人の手が入って、
気取ってないけど植物が生き生きとしている庭。
そんな庭に憧れます。
荒れた感じのしない四季を感じさせてくれる庭。
ランドスケープをかじっていましたから、
植物の名前は少しは知っています。
それに植物は好きです。
散歩していても街を歩いていても、目がいってしまいます。
しかし私、植物、特に花を育てるのが下手です。
女の人は子供の手が離れるまでは、花を育てたり、
庭仕事は下手だと聞きます。
花を庭を育てているどころじゃないということでしょう。
花も庭も気持ちがいります。
丹精込めて、って言うけれど、
気持ちが子供にいっているあいだは、
丹精込められないんだろうなあ。
逆に、女は何かを育てていたいものなんでしょうか。
だからあと3年くらいは花は育てられません。
という言い訳ですけど。
私より少し年上(50代以上)の方々は、
植物をよく知っている。
たぶん身の回りの自然一般のことも、四季折々のことも、
またそれを感じる情緒も、優れている。
それはその楽しみも知っている、ということ。
どうしてなんだろう。
子供時代に何もなかったからだよ、って言われたけど、
恵まれているようで、実は大切なものをなくしてしまったみたい。
たくさんの製品に囲まれるようになり、
しかしそれと引き換えにしたものは、
とても大きなものだったんではないだろうか。
そして今の子供たちが大人になる頃にはどうなっているんだろうか。
まあしかししかし、秋はやってきました。
人間の都合なんて関係なしに季節は流れていき、
もうすぐ年末がやってきます。
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