2013年9月28日土曜日

soranosita 空の下

移り住んで2年目にお米を作ってしまった友人がネットショップを始めました。
そこに私も「tsumugi 紬」として参加することになりました。
ぼちぼちとここで手作りしている仲間がいろんな形で参加してくる予定なので、
是非訪れてみてください。

soranosita 空の下 と言います。
http://www.mirainome.jp/

母は縫い物が得意でした。
洋裁、和裁を習得していて、
若いころの服を見たときは、ほほう、って思いました。
時代だったのでしょうが「服を仕立てる」ということが、
そんなに特別なことではなかったみたいです。
私の記憶のある時代は、ほとんどの服が既製服。
お店で服を選んで買う。
でも小さい頃はテーラーはありましたね。
男の人はスーツやらシャツやらコートやらを、
採寸して作ってもらっていましたよね。
今や服だけでなく、着物までも既製のものがある時代。

いろんな職人さんが少なくなっているんですよね。

母は小さいころから、よく服を作ってくれましたし、
自分の服もよく縫っていました。
着物も何枚か仕立ててくれましたし、
母の着物も持っています。

よく母に注文して服を作ってもらっていましたが、
私も教えてもらいながら服を作ることもありました。
仕立てると言うほどの服は作れませんが、
普段着くらいは作れるようになり、
こうすればああなる、ああしたければこうする、
くらいはわかるようになりました。
基本のきは知らず知らずに身についていました。
母の遺してくれた大切なものの一つです。

そして全く違ったところから、今は縫い物を中心に活動するようになりました。
かえるの子はかえるなんでしょうか。
技術としては足下にも及びませんが。

私は職人とか作家とかいう肌ではなく、また才能もないと思います。
ただ縫い物を暮らしの中でやるということが、
もっと普通に広まるといいなあ、と思っているんです。
縫い物だけでなく、暮らしの中で作る楽しみがもっと身近になるといいなあって。
お直しや繕い物を自分でするという楽しみが、もっと広まればいいなあ、って。
それをお手伝いすることを仕事にすることはむづかしいだろうなあ。
でも布に関わることをやはり活動の中心としたいと思っています。
その手法はいろいろと考えたいと思っていますので、
是非、「空の下」やらこのブログをのぞいてみてください。

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