2013年8月17日土曜日

夏休み

暑い毎日です。
高知は今年日本一暑いところとなっています。
もう体も慣れて、そんなに感じないですけど。

今月頭から次男が東京へ一人旅。
といっても、行きの高速バスの中だけ一人です。
そして、東京で親戚や友人の家3軒にお世話になり、
最後の一軒と一緒にこちらに帰ってきました。
そう、私としてはこのお客様が夏休みです。

お客様といっても、去年久しぶりに会った、
大学の先輩同士の夫婦とその娘さん。
夫君とうちのだんなは同じ研究室、
奥様と私は東京でルームシェアした仲。
(どうしてルームシェアすることになったかは不明)
去年夏、久しぶりに会って、
今年は土佐へ遊びに来てくれました。

もう東京の生活からすると、
この私たちの生活は360度違うわけでして、
そんなにあちこち出かけなくてもいいんじゃないかと、
夫とも話しておりました。
毎日、朝からのんびりして、暑くなるころ川か海かに行く、
明るいうちから風呂に入りビールを飲み、
たわいもない話をしてごろごろする。
自分たちで捕った貝があったり、地元の魚があったり、
もらったきゅうりだったり、畑にあるナスやおくらだったり。
それだけでどっぷり夏休みだろう。
私たちもそれは日常でありつつも、
そこに気の置けない友人がいるだけで、
すっかり夏休みなのです。
というわけで、最初は行こうかと話していたキャンプもなしで、
あっという間の一週間でした。

そしてその前に東京へ行って来た次男。
この男、言い出したらうるさいんです。
「母ちゃん、夏休みに東京行きたいがやけんど…えい?」から始まり、
自分のお金(新聞配達しているからね)で行くならと、
オーケーが出てからは、計画に余念がなく、時刻表を持ち歩き、
JRやバスを調べたり、行きたいところのHPを調べたり、
泊まるところへ連絡をしたり、
その都度こちらにも話しかけてくるものだからうるさいの何の。
深夜バスでつくなり、その日から飛ばしまくりで3日間東京を謳歌、
次の家に移り、友達と行ったディズニーランドでは、
38度の熱を出し医務室へ誘導され、
未成年だからうちへ電話がかかってきました。
そこで熱は下がらないので友人の家へ帰るように話はついたのですが、
すぐには帰らず、何個かのアトラクションを見て、駅で座り、帰ったのは5時くらいだったそうな。
全く無理しすぎです。
その後、3軒目に移ってからはほぼ休ませてもらって、体力回復に備え、
うちに帰り着いた時には元気になっていました。
行く前から予定表はびっしり、いくつも見たいところをピックアップしていましたが、
行ってみると人ごみと移動の大変さ、この田舎とは限りなく違う空気、
そんなこと取るに足らないことと思っていたんでしょうね。
いい勉強になったと思います。
それでも結構自分の思いは満足したようで、
見残したところをまた見に行くべく、また行きたいと次の計画でうるさくなりそうです。

そして長男はおととしの春と同じく、友達と自転車で九州の夫の実家へ行きました。
明日帰ってきます。
こちらは新聞配達をしていても、さすが高校生、お金が貯まらず、
自転車で四国を脱出して中国地方を縦断したいとか、
自転車だけで四国から九州まで行ってみたいとか言っていましたが、
時間も取れず断念しました。
もっと計画的になるべきです、次男を見習ってね。

しかし、次男は東京であちこちでお世話になりました。
今回思ったのは、東京(都会)で遊ぶにはお金がかかるなあと。
次男をあちこち連れて行ってもらったら、連れて行ったほうもお金がかかる。
東京では動くとお金がかかるんですよね。
こちらでは、ここにいる分にはお金はそんなにかからない。
お客さんを案内しても、行く先でお金がかからない。海山川でお金は払わない。
ガソリンとお酒と少しの食材と外食の時。
それは田舎の醍醐味だなあ。
もっといろんな人にここに来て、このあるだけの自然で遊んで癒されてほしいなあ、
と思うのですが、ここに来るまでにお金がかかる、
それもとても大きなネックです。
公共交通、高速料金がもっとお手軽になると、どこでも行きやすいのになあ…
呼びやすいのになあ…

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