2013年8月26日月曜日

手作りせっけん


友人が作っているせっけん
この夏、せっけんを作ってみました。
普段は全身(髪も)石鹸で洗います。
オーガニックマーケットや作っている友人からせっけんを買うか、
アレッポのせっけんや純せっけん等で。
手作りせっけんはとても洗い上がりが良くて、
香りもいいから好きです。
でもどんどん使っちゃう。

実は自分で作るのもそんなに難しくないのだと知りつつも、
なかなか作らないで過ごしていたんだけど、
先日、東京から友人が遊びに来た時をきっかけにして、
作ってみようと準備しました。

そして作ってみました。
マカダミアのせっけんとオリーブオイルのせっけん。
しかしなかなかとろっとしない。
まあこのくらいかなしかたないなとパックに流し込む。
そしてなかなか硬くならない。
やっと切れるくらいになったので、カットしました。
とりあえずはこれで一ヶ月熟成させて見ます。

せっけんを作っている友人に聞いてみた。
どうもオイルと苛性ソーダを混ぜる温度がしっくりしていないのではないかな。
それとオイルの配合が柔らかい配合。
でもどうにか使えそうではある…
切った時のくずで手を洗ってみると、いい感じに泡立ち香りもいいし、
洗い上がりもしっとりさっぱりで、満足。

次はもう少しうまくできると思います。
オイルや香りやなんかを少しづつ変えながら試してみようと思っています。
それはまた楽しみなこと。

Tさん、送れるくらいに硬くなったら、送るから、待っていてね。

2013年8月24日土曜日

稲刈り


友人の田んぼの稲刈りを手伝いました。
早期米なので、真夏の稲刈りです。
この夏日本で一番暑いらしい高知です。

自然農を目指す友人の初めての米作り。
一粒ずつ種を蒔いて、水苗代で稲を育て、
一苗づつ手で田植えをして、
手で草を取り、
水の管理をして、
いのしし対策をして、
やっと稲刈りの日を迎えました。
その愛情たっぷりの稲を刈ります。
たくさんの勉強をして、たくさんの先達の話を聞き、
そして自分で試行錯誤して、
いつも稲のことを思い、
時に人の手を借りつつも、
一人で見守ってきた友人を、
とてもえらいと思います。
尊敬します。
頭が下がります。

突然稲刈りの日が決まりました。
そんな友人を手伝わずにいられません。
そう、何の用事も入っていませんでした。

心地よい風が吹き、思ったより暑くない日ではありましたが、
水が存分に掃けていなくてぬかるんでいるせいで、
運動不足の身には足下が疲れます。トホホ
それと水生植物がからみ、
思ったように捗りませんでした。
それでも半分近く刈ったところで、午前中終了。
その日はそこで終了としました。

二日目、人手が少なく、
その上前日より湿気があり風もなく、
何だかやばいくらい疲れてきました。
そこで次男に刈り手を換わってもらい、
私はそこから束ねる係りをしました。
あー情けない話。
その辺りから風が吹き出して、
幾分過ごしやすくなりました。
この日は午前中で終わりきれず、
午後もやることにしました。
そしてただ我慢比べのように皆がひたすら刈り、束ね、
を繰り返し、
6時には干してしまうことができました。
何だか午後には途方もなく無心に作業に打ち込みましたが、
そうです、終わりは来るのですね。

まあ友人にとってみれば、干した後も心配は続き、
作業も発生するのだから、もちろん終わりではないのですが…

でも田んぼには稲がなくなりました。
ガードレールに干してある風景は何とも美しいですよ。

私にとっては種植え少し、田植えと稲刈りを手伝っただけですけれど、
それでも充分に米として味わえる日が楽しみです。
友人は情が移りすぎて、口にすることができないのでは(笑)

毎年目の前に広がる田んぼを見てきました。
水を張った田んぼ、小さい苗が植えられた田んぼ、その育つ様子、
穂がつき出したな、穂がたれて来たね、と散歩のたびに話、
近所の人が、耕したり畦を塗ったり、肥料をまいたり、水を管理する様子を、
当たり前の光景として眺め、暮らしに溶け込んでいました。
しかし一つの田んぼの作業、光景に少し関わったことで、
もっと主食である米(うちは一月に30キロ消費)を大切に思い、
米作りの大切さや奥深さ、大変さを、垣間見ることができました。
るんちゃん、ありがとう。
もう少しで愛娘(?)に出会えるね。

早期米は稲刈りが真夏となり、手刈りは辛い作業となりますが、
それでも終わりは来るし、作業をした後の爽快感はいいものです。

あー楽しみだなあ。

2013年8月17日土曜日

夏休み

暑い毎日です。
高知は今年日本一暑いところとなっています。
もう体も慣れて、そんなに感じないですけど。

今月頭から次男が東京へ一人旅。
といっても、行きの高速バスの中だけ一人です。
そして、東京で親戚や友人の家3軒にお世話になり、
最後の一軒と一緒にこちらに帰ってきました。
そう、私としてはこのお客様が夏休みです。

お客様といっても、去年久しぶりに会った、
大学の先輩同士の夫婦とその娘さん。
夫君とうちのだんなは同じ研究室、
奥様と私は東京でルームシェアした仲。
(どうしてルームシェアすることになったかは不明)
去年夏、久しぶりに会って、
今年は土佐へ遊びに来てくれました。

もう東京の生活からすると、
この私たちの生活は360度違うわけでして、
そんなにあちこち出かけなくてもいいんじゃないかと、
夫とも話しておりました。
毎日、朝からのんびりして、暑くなるころ川か海かに行く、
明るいうちから風呂に入りビールを飲み、
たわいもない話をしてごろごろする。
自分たちで捕った貝があったり、地元の魚があったり、
もらったきゅうりだったり、畑にあるナスやおくらだったり。
それだけでどっぷり夏休みだろう。
私たちもそれは日常でありつつも、
そこに気の置けない友人がいるだけで、
すっかり夏休みなのです。
というわけで、最初は行こうかと話していたキャンプもなしで、
あっという間の一週間でした。

そしてその前に東京へ行って来た次男。
この男、言い出したらうるさいんです。
「母ちゃん、夏休みに東京行きたいがやけんど…えい?」から始まり、
自分のお金(新聞配達しているからね)で行くならと、
オーケーが出てからは、計画に余念がなく、時刻表を持ち歩き、
JRやバスを調べたり、行きたいところのHPを調べたり、
泊まるところへ連絡をしたり、
その都度こちらにも話しかけてくるものだからうるさいの何の。
深夜バスでつくなり、その日から飛ばしまくりで3日間東京を謳歌、
次の家に移り、友達と行ったディズニーランドでは、
38度の熱を出し医務室へ誘導され、
未成年だからうちへ電話がかかってきました。
そこで熱は下がらないので友人の家へ帰るように話はついたのですが、
すぐには帰らず、何個かのアトラクションを見て、駅で座り、帰ったのは5時くらいだったそうな。
全く無理しすぎです。
その後、3軒目に移ってからはほぼ休ませてもらって、体力回復に備え、
うちに帰り着いた時には元気になっていました。
行く前から予定表はびっしり、いくつも見たいところをピックアップしていましたが、
行ってみると人ごみと移動の大変さ、この田舎とは限りなく違う空気、
そんなこと取るに足らないことと思っていたんでしょうね。
いい勉強になったと思います。
それでも結構自分の思いは満足したようで、
見残したところをまた見に行くべく、また行きたいと次の計画でうるさくなりそうです。

そして長男はおととしの春と同じく、友達と自転車で九州の夫の実家へ行きました。
明日帰ってきます。
こちらは新聞配達をしていても、さすが高校生、お金が貯まらず、
自転車で四国を脱出して中国地方を縦断したいとか、
自転車だけで四国から九州まで行ってみたいとか言っていましたが、
時間も取れず断念しました。
もっと計画的になるべきです、次男を見習ってね。

しかし、次男は東京であちこちでお世話になりました。
今回思ったのは、東京(都会)で遊ぶにはお金がかかるなあと。
次男をあちこち連れて行ってもらったら、連れて行ったほうもお金がかかる。
東京では動くとお金がかかるんですよね。
こちらでは、ここにいる分にはお金はそんなにかからない。
お客さんを案内しても、行く先でお金がかからない。海山川でお金は払わない。
ガソリンとお酒と少しの食材と外食の時。
それは田舎の醍醐味だなあ。
もっといろんな人にここに来て、このあるだけの自然で遊んで癒されてほしいなあ、
と思うのですが、ここに来るまでにお金がかかる、
それもとても大きなネックです。
公共交通、高速料金がもっとお手軽になると、どこでも行きやすいのになあ…
呼びやすいのになあ…

2013年8月6日火曜日

自家製酵母

またまた発酵物。
子供が小さい頃、北海道に住んでいる頃、
パンの酵母を育てて、パンを焼いていました。
高知に引っ越すにあたり、その酵母種を手放してしまいました。
そして実家からパン焼き器をもらいました。
それから、ずっとイーストで手軽にパンを焼いていたんだけど、
そのパン焼き器が何年か前に壊れてしまった…
そこでパン焼き器を買ってしまっては、
また機械に頼ってしまうので、
酵母を起こそうと思っていながら、幾年月。
イーストで焼いたりはしていたけれど…

そして、先日、やっと酵母を起こすことにしました。
レーズンが嫌いな私はレーズン酵母はうーーーーん。
北海道の時と同じく、
穀物(玄米ご飯)、
野菜(じゃがいも、にんじん、山芋とか)、
果物(りんご、今回はレーズンを入れた、少しだけ) 
で、酵母おこし。
中島デコさんのレシピを参考にしたんだけど、
暑いのか、発酵が早くて、びっくり。
2日目には、元気すぎて、夜に仕込もうと思っていたら、
あふれてきてしまった!
急いで焼いたパンは、酸味が強くて、ドイツパンみたい。
味も濃いし、ふくらみも硬さも丁度良い感じ。
でもやっぱり、酸っぱい…
まあ何度かトライしてみないとね。

市販の天然酵母は使ったことないけれど、
毎回買っていてはお金かかるしなあ、って思ってしまって。
自家製酵母は残ったご飯や野菜でできるから、気が楽です。
酒かすのパンもお手軽みたいです。

でも酵母を育てるのは楽しいんだよなあ。
えさを与えて、増やすのも、おやおや菌が生きてますねって感じだしね。
えさで少しずつ味が変わるのも面白いよね。

是非お試しあれ!

2013年8月3日土曜日

稲刈り、夏休み



















ここらは海が近く暖かいので、2月ごろから準備して、
早期米を植えている家がほとんどです。
よって、もう稲刈りです。
外は、賑やかです。

今年は梅雨明けが早くて、それ以来雨がほとんど降っていません。
その上、ここ最近はとても暑い。毎日猛暑日。
以前は子供が小さかったので、昼からは川なんかにつからないと体が納まらず、
連れて行ったりして忙しかったなあ。
でも今は子供はそれぞれに大きくなり、それぞれに遊びまわるようになりました。
昼ごはんもも準備することもなく、夏休みだから大変なんてことがなくなりました。

下の中学生は夏休み前から部活の後には、海へ飛び込んで帰ってきます。
先日は近所の海で潜りながら貝を捕ってきて、茹でて家の庭で食べていました。
みんな真っ黒です。
今は一人で東京へ旅行へ行き、親戚や知り合いの家を渡り歩き、楽しんでいるようです。
初めての東京。

稲刈りが終わると、お盆が来て、台風シーズン到来。
今年はどうなるでしょう。
直撃もちょっと怖いですが、雨が降っていないからなあ。

夏休み真っ盛り!