2013年7月23日火曜日

海亀の産卵

先日の金曜日、
海亀の産卵を見ることができました。
夫が夕方のジョギング中に、
笹場の浜の波打ち際で変な波しぶきを発見!
なんじゃあ、っと目を凝らしてみると、
亀が上がってきている。
脱兎のごとく帰ってきて、
「亀が来てる!ハァハァ …」
風呂上りではありましたが、
家族そろって浜へチャリを飛ばしました。
石が多くて上りにくそうでしたが、休み休み、
少し蛇行しながらだいぶ上がってきました。
そして、進めないのかなあって心配していると、
どうも砂を掘り始めていたんです。
犬の散歩中だった一人に伝えたんだけど、
その頃にはそれが広まって、
浜と堤防には、20人くらいにはなっていたと思う。





最初は前足も後ろ足も使って大きな穴を掘り、
そこから後ろ足だけで産卵用の穴を、
さらに深く掘っていました。
後ろ足の器用さにびっくり。
まるで人の手のように上手に穴を掘るのです。
できるだけ深く深く掘っていました。
そして、後ろ足を後ろにそろえると、
すっかり穴は見えなくなりました。
たぶんその頃から産卵しているようでした。
かすかに定期的に体が上下して、それがだいぶ続いていました。
その頃には日もすっかり落ちて、月明かりだけになり、
目を凝らして見なければならなくなっていました。
そしてまだ人は徐々に増えていました。
満月ではなかった、5日くらい早かった。

うーん、どれ位続くのだろうと思っていると、動き出し、
穴を埋めにかかりました。
そして大きなくぼみから這い出したかと思うと、
今度はまっすぐ海に向かいました。
帰りは早いものです。
たくさんのギャラリーに囲まれ、小休止ははさんでいましたけど、
帰りは早かった。
波打ち際の近くで、一度くるっと反転したんだけど、
それはギャラリーの携帯やらライトのせいみたいで、
光を海のほうへ向けると、またそちらに向かって、
そして波に乗って帰っていきました。

あー、とっても貴重なものを見せてもらったなあ。

近所に住む動物研究をやっている友人にすぐに連絡をしたんだけど、
本人は来られずに、所長は亀が海に向かっている頃やってきました。
そんな方でも「やっと見れたー、ちょっとだったけど」って言っていました。
さすが!甲羅を計測していました。長手85cm、短手69cm。

高知には海亀が産卵にやってくる浜がいくつかあり、
この中土佐町でも一昔前まではあったようで、隣の浜はまだたまに来ているようです。
笹場の浜にも来ていたらしいけれど、砂浜に石が増えたからか、最近は来ていないようです。
60を超えたおじ様が、「笹場で初めて見た」と言っていました。
見たいとは思っていたけれど、毎夜、見に行くわけにも行かないし、夜中だと思っていました。
今回たまたま早い時間で、たまたま夫が見つけて、 たまたま時間に余裕があった、
と、グッドタイミングでした。

今のところそのままにしてありますが、
昔より浜が狭くなっているので、
台風が来ると波をかぶるかもしれない…
孵化は9月くらいみたいだから、台風、やばいなあ。
専門のところに問い合わせをしてもらって、
いい方法をとれるといいです。
そのまま孵化してくれるといいんだけど。
9月の満月辺りは寝不足になるだろうなあ。楽しみだなあ。
2時間くらいの亀との接近でしたが、
とても神秘的で、感動!

亀さん、お疲れ様、たくさんの目があってごめんねえ、
―ありがとう―





追記:夫はいつも鯨いねえかなあ、と海を見ながら堤防を往復して走っているようです。
    今回は亀をうまく見つけましたが、次は鯨を見せてほしいなあ。

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