今度の日曜日、21日選挙ですね。
つい最近まで国政とか、選挙とか、全く興味がなかった、と言える。
しかし、ここのところ、選挙で盛り上がっている。
政治や世の中の仕組みや、そんなことをだいぶ知った。
やはり、おととしの震災がきっかけだ。
それから、色々教わりもしたし、考えるようにもなった。
それを話し込むようにもなった。
それが、知れば知るほど、わかればわかるほど、呆然とする。
悲しいことに。
私が知っていることなんて、考えていることなんて、まだまだ序の口だし、
もしかしたら、それさえも本当かわからない。
まあ個人の主観が支配しているんだけど。
でも今の政府が本当のことを国民に伝えていないことだけは本当。
今となっては色んなことに裏があり、そして一国民としてだまされていたんだな、と思う。
おいしいとこだけ出して、その裏にある大きな犠牲は上手に隠す。
教えない、報道しない、国民のためという大義名分でだます。
そろそろみんな気付いてほしい。
あんな震災もあって原発の安全神話は崩壊したのに原発再稼動、原発輸出、
戦後70年近いのに未だに米軍基地があり、空を自由にオスプレイが飛んでいる。
国防軍の話しも出て、TPPも参加するなんて。
経済が良くなっているなんて、一般市民には、そんな実感は全くない。
実は犠牲にしていることはとてもとても大きなことで、
私達の先祖に申し訳なく、子孫をつぶしかねない。
国外脱出する人の気持ちがわかる。
カンタ・ティモールという映画を見た。
情けないくらいに日本がしていることを恥じ、
それを知らない自分を恥ずかしいと思った。
そんなことがたくさんたくさんある。
東ティモールの民はあちこちの侵略から暴力でなく、精神力、絆で独立を手にした。
それはそれはすごい犠牲を払って、でも自分達の文化・魂は守ったんだと思う。
日本は第二次世界大戦で敗戦したけれど、
その後独立したと思わせられている、民主主義国家。
でも、実は敗戦国は敗戦国で、まだ戦後は終わっていなくて、
目に見えない形で占領されていて、国民は上手に踊らされているのだなあ。
民主主義という洗脳をして、アメリカ的な憧れの生活に近づいて、
先進国という仮面を着せて、未だアメリカに支配されている。
アメリカの植民地なら、そうわかっている方がまだいい。
それを知ってしまうと、色んなことがすんなり理解できる。
それは知らないほうがいわゆる幸せなのかもしれないけれど、
でも悲しい。
知ってしまうと、とても歯がゆく情けないけれど。
そして、今、私は変わる時だと思っている。
政治もだけど、国民も長く目を背けてきた隠された支配から、
一歩を踏み出す時だと思っている。
それはとても難しいことだけれど、まず気付いて一歩を踏み出すことは大きい。
今回の選挙で、多くの議員を知った。
大嫌いな選挙演説、街頭演説もいくつか聞いた。
上っ面の言葉をわざとらしく訴えているようにしか聞こえない。
演説演技は上手、内容は選挙対策。ばかにしてる。
ほんとのことを言ってほしい。
ほんとのことを言った上でできないこともあるだろうから。
ほんとの気持ちをほんとのことを本気の言葉で、国民の魂をつかんでほしい。
そして国民、一般庶民のために政府を回してほしい。
そのために私にできること。
それは日々を大切にしながら暮らすこと。
きちんと候補者を見極め、支持する人に投票し、そしてずっと応援すること。
だから、その土地でとれたものを安心しておいしく食べられるように、
美しいこの国土で、健やかに暮らせるように、
日本国民として誇り高く子々孫々生きていかれるように、
きちんと意志を持って、選挙で投票しよう。
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