2013年7月18日木曜日

選挙

今度の日曜日、21日選挙ですね。
つい最近まで国政とか、選挙とか、全く興味がなかった、と言える。
しかし、ここのところ、選挙で盛り上がっている。
  
政治や世の中の仕組みや、そんなことをだいぶ知った。
やはり、おととしの震災がきっかけだ。
それから、色々教わりもしたし、考えるようにもなった。
それを話し込むようにもなった。

それが、知れば知るほど、わかればわかるほど、呆然とする。
悲しいことに。
私が知っていることなんて、考えていることなんて、まだまだ序の口だし、
もしかしたら、それさえも本当かわからない。
まあ個人の主観が支配しているんだけど。
でも今の政府が本当のことを国民に伝えていないことだけは本当。
今となっては色んなことに裏があり、そして一国民としてだまされていたんだな、と思う。
おいしいとこだけ出して、その裏にある大きな犠牲は上手に隠す。
教えない、報道しない、国民のためという大義名分でだます。

そろそろみんな気付いてほしい。
あんな震災もあって原発の安全神話は崩壊したのに原発再稼動、原発輸出、
戦後70年近いのに未だに米軍基地があり、空を自由にオスプレイが飛んでいる。
国防軍の話しも出て、TPPも参加するなんて。
経済が良くなっているなんて、一般市民には、そんな実感は全くない。
実は犠牲にしていることはとてもとても大きなことで、
私達の先祖に申し訳なく、子孫をつぶしかねない。
国外脱出する人の気持ちがわかる。

カンタ・ティモールという映画を見た。
情けないくらいに日本がしていることを恥じ、
それを知らない自分を恥ずかしいと思った。
そんなことがたくさんたくさんある。
東ティモールの民はあちこちの侵略から暴力でなく、精神力、絆で独立を手にした。
それはそれはすごい犠牲を払って、でも自分達の文化・魂は守ったんだと思う。

日本は第二次世界大戦で敗戦したけれど、
その後独立したと思わせられている、民主主義国家。
でも、実は敗戦国は敗戦国で、まだ戦後は終わっていなくて、
目に見えない形で占領されていて、国民は上手に踊らされているのだなあ。
民主主義という洗脳をして、アメリカ的な憧れの生活に近づいて、
先進国という仮面を着せて、未だアメリカに支配されている。
アメリカの植民地なら、そうわかっている方がまだいい。
それを知ってしまうと、色んなことがすんなり理解できる。
それは知らないほうがいわゆる幸せなのかもしれないけれど、
でも悲しい。
知ってしまうと、とても歯がゆく情けないけれど。

そして、今、私は変わる時だと思っている。
政治もだけど、国民も長く目を背けてきた隠された支配から、
一歩を踏み出す時だと思っている。
それはとても難しいことだけれど、まず気付いて一歩を踏み出すことは大きい。

今回の選挙で、多くの議員を知った。
大嫌いな選挙演説、街頭演説もいくつか聞いた。
上っ面の言葉をわざとらしく訴えているようにしか聞こえない。
演説演技は上手、内容は選挙対策。ばかにしてる。
ほんとのことを言ってほしい。
ほんとのことを言った上でできないこともあるだろうから。
ほんとの気持ちをほんとのことを本気の言葉で、国民の魂をつかんでほしい。
そして国民、一般庶民のために政府を回してほしい。
そのために私にできること。
それは日々を大切にしながら暮らすこと。
きちんと候補者を見極め、支持する人に投票し、そしてずっと応援すること。

だから、その土地でとれたものを安心しておいしく食べられるように、
美しいこの国土で、健やかに暮らせるように、
日本国民として誇り高く子々孫々生きていかれるように、
きちんと意志を持って、選挙で投票しよう。


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