2013年3月30日土曜日

卒業 次男編






さて次男も小学校を卒業。
桜は満開、お天気も上々、小さな学校の小さな卒業式が、
穏やかに、ちょっと寂しく行われました。

我が家にとって最後の小学生。
3人の子供達が笹場小学校を卒業となります。
長女の時は同級生が6人、約30人くらいの学校。
ちょうど良かった。
それが次男の時は、卒業生4人、在校生3人。
その3人は次の5,6年生。
後何回卒業式があるのか…
休校式の話題も出るようになりました。
いつもよりちょっと寂しい卒業式。

次男はどんどん少なくなる生徒数の中で、なかなか辛い生活をしたこともありました。
小さい学校は小さい学校なりの良さと悪さがあります。
気の合う友達はなかなかいない状態。
3年生の時は少しの間学校を休ませました。
しかし色んな助けを借りてまた学校へ行けるようになりました。
それからも何度か危機はありましたが、どうにか卒業までたどり着けました。
友達のいる隣の学校へ転校したいと何度となく言いました。
しかし、それでもこの学校を卒業した意味が、きっとあると思っています。
私は、見た目と違って神経が細かい彼は、表現は下手ですが、
人のことをよく観察し、思いやりのある子だと思うんです。
末っ子だから何かと自己アピールが強く、かっこつけなんだけど、
人のことをとても気にしているし、一人で遊べないタイプなんだよね。
だから、次男よ、良く頑張りました。

中学校は上2人が通った大きい方(といっても1クラス)へ行きます。
やっとサッカー仲間と一緒の学校へ。
サッカー仲間ばかりではないし、一緒に学校で過ごしたこともないし、
その上難しいお年頃となるし、きっと何かトラブルはあるかもしれない、
小学校とは比べ物にならないくらい、だったりして。
でもそれでも成長するから、そして今まで頑張ってきたから、
だから素晴らしい中学校生活が待っていると思うよ。

次男よ、良く頑張りました。
卒業、おめでとう。
セイシュンヲオウカシタマエ!

2013年3月29日金曜日

卒業 娘編

3月、長女が高校を卒業し、次男が小学校を卒業しました。
今年は桜が早くて、次男の卒業式では満開でした。

長女は3年間、往復約3時間かけて高知市内の学校へ通いました。
朝は6時に家を出て、部活をして帰り着くのは夜9時過ぎ。
土日も補習や模試、部活でほとんど家には居つかずに過ごしました。
先生が言うには長距離通学なのに、部活も更には勉強もよく頑張った、とのこと。
私も年頃の娘を良く叱り飛ばしましたが、良く頑張ったと思います。
そしてこの4月から、同じ町内の保育所で臨時職員として保母さんをします。
それにはいろいろすったもんだがありました。
大学進学を希望していましたが、ふられてしまいました。

もともと親の経済上の都合で国公立のみで、
県外なら寮があるところという条件で志望校を探していました。
しかし、それ以前から私達親は「進路的に大学優先ではないのではないか」
との思いが強く、実施から入ったらどうか、その上で必要なら大学もありか?と思っていました。
実際、「ダメだったら研修でも修行でも実施をつんだら良いではないか、娘よ。」
と、常々言っていたのですが、そうです、花の女子大生を目指しているんです。
やっと自由に羽を伸ばして遊べるんです。勉強は二の次です。
大学生活に気ままな一人暮らしに憧れているんです。
大学落ちたことより、それを諦めることの方がショックだったんじゃないか?
2次が終わってから今まで、そう3月も半ば頃から今まで、
出て行く行かない、どこに行くか、これはあれはどうするどうする、
ってけんかしましたよ、たっぷり。当たり前だけど、考えが甘いんだよ。
そこへ地元の保育所が臨時職員を探しているという話が転がり込んできました。
これはなんと!神の思し召し!かもしれない。
彼女の希望分野は児童福祉!

彼女の進路は彼女が決めていい、それは大前提なんですが、
それに対して、良かれと思う方法を提案はしますよ。
娘はすぐに出て行けないことに未練を残していました。
大学受験もその受験先も、自分で決めたこと、
それに失敗したこと、それも自分がやったこと。
しかし、結果失敗したことがいい経験になったのではないか、
落ちてからの方が自分のこと、将来のこと、そして今のこと…
真剣に考えられたのです。 真剣にけんかもしました。
進路から見ても、何も損のない職で、おまけにお金までいただける。
半年や1年いい社会勉強だ、出て行けないけど、頑張りたまえ!
まあ、まだ18歳、あまあまですけどね、当たり前に。
でも落ち着くところに落ち着いたし、道は開けていると思います。
密かに大学落ちてくれたことを良い経験としても、
娘の将来を思っても、実は良かったのではないかと思っています。

娘の頑張りはたくさんの人たちが見届けている。
大学受験だけが、その一回の試験が、その合否があなたの人生の何なんだ?
それはそれでダメでもいいんだよ、その先が大事であって、ただの通過点でしかないんだよ。
それは糧にする覚悟で、真剣に自分を将来を見据えて、じたばたするがいい。
それがあなたの人生だ。

娘よ、今からがスタートだ、まだまだ先が長いんだ、
全てが踏み台になる年だから、たくさん吸収して、何かやっていたら自ずと道は開ける、
自分の人生をいきいきと生きなさい。

ヨクガンバリマシタ!
卒業、おめでとう!

ということで、この春娘は家を出ないことになりました。



2013年3月19日火曜日

笹場の田んぼに水が張られ、時折かえるの泣き声がしています。
鶯や野鳥が盛んにさえずり、風の冷たさもなくなりました。
庭には水仙がクロッカスが、スノードロップがムスカリが、次々と咲き出しました。
とたんに春の盛りを迎えました。

朝もストーブがいらなくなり、風呂を沸かすのも楽になってきました。

畑の草の勢いも増し、急いで耕さないといけません。
外ではトラクターやらで賑やかになり、農家は稲の苗の準備に追われています。

3月も中旬を過ぎて、筍を見に行かないとなあ。

昨日は雨でしたが、今日はすっきりと晴れて、
一雨毎に暖かくなってきています。

全く年末から慌しく、落ち着く暇もないまま春を迎えましたが、
春ってやはり嬉しいものです。

毎年同じように春を迎え、この地で11回目だと言うのに、
毎年新鮮な気持ちになるのが春ですね。




2013年3月15日金曜日

この辺りで一番に咲き出す桜が昨日咲き始めているのを発見。
嬉しいものです。

2年前に引っ越してきた友人が農業を始めました。
試行錯誤で勉強しながら、自分の自然農法でやり始めています。
田舎で田畑を借りてよそ者がやり始めるのは、それなりに大変です。
私もちょっとは興味がありましたが、色々土地のしがらみを知ってしまうと、
面倒になって始められないものです。
その程度の興味だったということです。
なんちゃって家庭菜園どまり。
彼女は意欲もパワーも勢いもあって、頑張っている姿を頼もしく思います。
農業の先達は回りにたくさんいて、
そんな方々に教わることはとてもたくさんなんですが、
農業ひよっこが、農薬使わないとか手作業だったりとか、自然農法とか、
そんなことを話すのは気が引けてしまうのです。
だれからどこの畑を借りるとか、その代金とか、
そんなこんなを考えると私は手が出せないのです。
しかし、昨日種籾を蒔くのを手伝っていると、
地元のおじさんと自然農法の話とかをきちんとしている彼女がいました。
えらいなあって思いました。
おじさんたちは「昔はそうだったなあ、自分が子供の頃はやりよったなあ」
なんて、笑いながら話していました。
知恵もたくさん恵んでくれます。


彼女がやっていると私も体よく手伝って、感動を分けてもらえたら、と思っているんだけど、
今月に限って忙しく…
私も極力手伝ってみようと思っています。
頑張れーーー、地元のおんちゃんも、もちろん私達も応援しています。

さて、次男の中学入学準備をすっかり忘れておりました。
卒業式は中学の制服です。
ずぼんの裾上げをしなくては。(長男のお下がり)

2013年3月11日月曜日

3・11 震災から丸二年

2011年3月11日。
この日は高知に暮らす私の人生にとっても一番の衝撃の日でした。
あれから二年。

今日の新聞に新聞に岩手県の高校の卒業式の写真が出ていました。
震災で亡くなった同級生の遺影を抱いた女子高生が写っています。
うちの長女も先日高校を卒業しました。
同級生です。
亡くなった彼女達も抱いている彼女達も同級生。
涙があふれます。
私が涙しても何も帰ってきませんが…

あれから何ができるのか、何をしたらいいのか、
心のどこかにひっかかりを抱えている人は全国にたくさんいることと思います。
結局、いつも通りに暮らしているのですが、
その中で意識が変わったこと、普通の暮らしを大切にすること、
きちんと生きていくこと…

早いもので二年、でもまだ二年。
震災を原発の人災を忘れ風化することのないよう。
それがひとごとにならないよう。

犠牲になられた方のご冥福と、一日も早い復興と、
人々が安らかに暮らせる日々を願っています。

2013年3月8日金曜日

4月からのオーガニックマーケット

今までたけやんと組んでオーガニックマーケットに出店していましたが、
4月からたけやんが毎週出店となります。
(たけやんと交代だったから、たけやんのパンが食べられなかったのだ)
私の出店はどういう形になるか考え中ですが、
一度止めてしまうと、怠け癖がついてしまう私ですので、
どうにか月1回程度は出店したいと思っています。
その形や予定はまたこのブログでお知らせしたいと思っています。

これからもよろしくお願いします。

うぐいすが練習に忙しそうです。

2013年3月7日木曜日

啓蟄

啓蟄は過ぎて、暖かい日が続いています。
ちょっと暖かいとハエとかが飛んでいます。

雪割桜は見ごろを過ぎ、木蓮の蕾がもうはじけそうに膨らんでいました。
畑の草も勢いを増しています。

しかし日が当たりだすのが遅いうちの中は午前中寒くて、
縫い物をする手がかじかみます。

しかし春です。
この春高校を卒業した娘がおります。
まだ進路は決まってません。

今朝は庭の黄色い水仙が開いていました。
それぞれの春が訪れると信じております。