2012年1月12日木曜日

なべつかみのワークショップ

以前に私が作ったなべつかみたち
次男(小5)の学校で一日先生として、
何か家庭科の授業をしてくれないかと依頼がありました。
次男の小学校は現在3年生から6年生までで全部で10名。
どうせなら使うもの、あって困らないもの、短時間でできるもの、
年齢差があってもできるもの、素敵なもので考えました。
それで材料費のかからないもの。
3,4年生は家庭科をやっていません。
だけど小さい学校ですから、先生や父兄が手取り足取り教えられるので、
ミシンも使うことにしました。
そこでなべつかみ。
家に眠っているはぎれ、着なくなった服、使い古しのタオルでできます。

まずはどんなデザインにするかから始まります。
あーだこーだと始まり、大人たちが手助けしながら、
紙にはさみ、ミシンにアイロン、針に糸…
どうにか2時間くらいかけて、みんなが仕上がりました。
頭と手と道具を使って、それぞれの個性の光るなべつかみができました。
持ち寄った布はあらかじめ見ていたのに、
こんな組み合わせがあるんだと子供の感覚に目が覚めます。

作っている様子やでき上がった物を見ると、
たかだか15センチ四方くらいにその人らしさが現れます。
「うーん、らしいー」と思える人と、「へー、そんな面があったんだー」と思える人と。
面白いものです。

人に教える、特に子供相手となると、どうしたものかなと思っていましたが、
先生方や参加してくださった父兄の方に助けられて、
みんな最後までできて、ほっとしました。
今度、持ち帰った時のお家の方の感想を聞きたいと思っています。
楽しい時間でした。

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