ここ中土佐町の久礼八幡様では秋の大祭があります。
土佐三大祭です。
旧暦の8月14日で今年は9月の11、12日でありました。
宵祭りは、御神穀さんといって、夜中にあります。
頭家から八幡様まで松明が出て、見ごたえがあります。
次の日は出店が出て、夜には花火大会、最後の日は舞があり、
期間中、久礼の町は賑わいます。
私の住む集落は隣の笹場という集落ですから、
久礼に出ないとその賑わいはわかりません。
久礼の人たちは神祭の何日も前から血が騒いでいるようです。
引っ越して何年かは親子で出かけていました。
最近は子供が大きくなり、それぞれ友達と行くようになり、
私は夫婦で花火大会を駐車場で眺めるようになりました。
そこで子供を待って、連れて帰るという具合。
出店に子供同士で行くようになって最初の年、
動物好きの長男はひよこを持ち帰りました。
けづめが出て、とさかも見えるようになったころ、ばったりと死んでしまいました。
長男、泣きまして、裏に埋めました。
次の年は長男次男2人してひよこを持ち帰りました。
もううんざりでした、学習しないのか!と。
その日のうちに見る見る弱り、夜には生きているのにアリがたかり、
アリを払い、やわらかい布に横たえてあげて、見守ることしかできない悲しさ。
死んでいくのを見守ることしかできないのです。
大泣きに泣きました。
目の前で小さな命が消えていくこと、私たち人間は何もできないこと、
子供にとってだけでなく、私も声が詰まりました。
次の年、ひよこ釣りは姿を消し、ハムスターを持ち帰りました。
ほんとに学習しないのです。
しかし、ハムスターは長く生きました。
でも世話を怠ったとたん死んでしまいました。
カブトムシの時もあったような…
それから2,3年は持ち帰らず、
何と今年、またもやハムスター!
買ったのに家で飼えない友達にもらったそうです。
いらないって言うはずありません。
は~~~~、ほんとに懲りない人たちです。
かわいいんですけどねえ、お金を出して生き物を買うのは嫌いです。
命を預かっているんですもの、今度こそ寿命ねって言えるまで、
きちんと世話するように!
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