2011年9月14日水曜日

神祭

ここ中土佐町の久礼八幡様では秋の大祭があります。
土佐三大祭です。
旧暦の8月14日で今年は9月の11、12日でありました。

宵祭りは、御神穀さんといって、夜中にあります。
頭家から八幡様まで松明が出て、見ごたえがあります。
次の日は出店が出て、夜には花火大会、最後の日は舞があり、
期間中、久礼の町は賑わいます。
私の住む集落は隣の笹場という集落ですから、
久礼に出ないとその賑わいはわかりません。
久礼の人たちは神祭の何日も前から血が騒いでいるようです。

引っ越して何年かは親子で出かけていました。
最近は子供が大きくなり、それぞれ友達と行くようになり、
私は夫婦で花火大会を駐車場で眺めるようになりました。
そこで子供を待って、連れて帰るという具合。

出店に子供同士で行くようになって最初の年、
動物好きの長男はひよこを持ち帰りました。
けづめが出て、とさかも見えるようになったころ、ばったりと死んでしまいました。
長男、泣きまして、裏に埋めました。

次の年は長男次男2人してひよこを持ち帰りました。
もううんざりでした、学習しないのか!と。
その日のうちに見る見る弱り、夜には生きているのにアリがたかり、
アリを払い、やわらかい布に横たえてあげて、見守ることしかできない悲しさ。
死んでいくのを見守ることしかできないのです。
大泣きに泣きました。
目の前で小さな命が消えていくこと、私たち人間は何もできないこと、
子供にとってだけでなく、私も声が詰まりました。

次の年、ひよこ釣りは姿を消し、ハムスターを持ち帰りました。
ほんとに学習しないのです。
しかし、ハムスターは長く生きました。
でも世話を怠ったとたん死んでしまいました。
カブトムシの時もあったような…

それから2,3年は持ち帰らず、
何と今年、またもやハムスター!
買ったのに家で飼えない友達にもらったそうです。
いらないって言うはずありません。
は~~~~、ほんとに懲りない人たちです。

かわいいんですけどねえ、お金を出して生き物を買うのは嫌いです。
命を預かっているんですもの、今度こそ寿命ねって言えるまで、
きちんと世話するように!

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