この夏休みの疎開プロジェクトが終了しました。
おおむね好評でした。
合計6家庭の方がこの笹場に訪れ滞在してくれました。
受け入れるほうとしても初めてのことばかりで、
対応が充分でないことや、始まってみないとわからないこともあって、
ご不便もおかけしたことと思います。
でもこちらとしても楽しめて、有意義な夏休みでした。
はい、あっという間でした。
早くから参加して長く滞在してくれたTさん一家。
学校の主のように何でも任せっぱなしになっていました。
Oさん母子は、ママチャリで動ける行動派、
田舎では目だっていたようで、おばちゃんたちに聞かれました。
秀くんが高熱を出して、とうとう夜中に救急車を呼ばなくてはいけなくなって、
きっと不安だったろうなあ、って思います。
大変だったのに「高知が楽しかった」と言っている秀くん、待っているよ。
Kさん母子は、Tさんとこの2歳男児同士のバトルが見もの。
お母さんはお上品でおっとりした方、あんなお母さんほしい。
やってくる前の日にオーガニックマーケットで出会ったSさん母子には、
なんだか縁を感じたものです。
短い滞在なのに酵素ジュースを作ってくれました。
ふうちゃんは地図がすぐに頭に入って、迷子にならない能力があった!
私もその力がほしい。
甘酒教室をやってくれたMさん、ローフードや発酵食品のことを教えてもらって、
今は我が家は毎日甘酒飲んでます。子供が大好き。
お人形さんみたいな母子でした。
酵素玄米も挑戦します。
最後になって片づけをきっちりしてくれたNさん。
やんちゃなくりくりマルコメ君を2人連れているのにおしとやかで、
毎日どたばたの私は見習わなきゃなって思っちゃいました。
振り返ってみれば色々ありました。
私にとってもとても刺激的でした。
久しぶりに都会の空気をすった気がしたし、出会いが新鮮でした。
今、福島近辺はもちろん、関東のお母さん方も色々な思いを抱え、
日々考え悩み、選択をして生活していると思います。
日々の何でもないことまで何事も気にして生活していくことの大変さ。
「ここに来て久しぶりに水道水を飲みました」
「この夏初めて泳いだよ」
「きゅうりが丸かじりしたかったよ」
でも大半を母子で過ごしたことで、それもお家じゃないとこで、
「やっぱり家族が一緒でなくてはいけない」と感じた方もいました。
そうなんですよね、お父さんにとっても家族が必要だもの。
向こうでの生活は色々な規制があってきついものだけど、
家族が離れていることのストレスもきついのです。
子供が小さければ小さいほど。
どうして国民がこんな思いをしなくてはいけないのか。
それを考え出すと腹が立つことばかりなのだけど、
考えてとりあえず良かれと思われる方法を選んで、
できることをするしかないのかな。
とにかく、この笹場を総勢6家族20名の方が体感してくれたのです。
そして「また来たい」と思ってくださって、
そしてこの笹場をふるさとのように思ってくれている方がいる。
それはとても大きな収穫です。
皆さん、実家に帰るように、また笹場へ来てください。
雑魚寝ですが、待ってます。
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