2013年1月23日水曜日

月と太陽

昨夜、ふと感じた。夜に外に出たときに。
半月より少し膨らんだ月が出ていた。
前の夜は雨降りだったので、月はかくれていた。
高いところできれいだった。
話しかけている。
月にいつも話しかけている。

元旦に初日の出を浜に見に行った。
晴れてきれいな初日の出だった。
太陽は拝みたくなる。
太陽の力で人間はたくさんの糧を頂く。
夏はさておき、冬の太陽はありがたい気持ちになる。
やっと暖かくなった昼間に陽だまりで、
やっぱ太陽の力はすごいなあ、なんて思う。
太陽があるとないとでは、気分が違う。
たまの雨降りも好きだけど、
太陽は気持ちのテンションを上げてくれる。
そして崇高な日の出、慕情の夕日。
太陽はありがたいもの。なくてはならないもの。
太陽は神。

さて月。
月はもっと近い存在。
距離も近いんだろうけど。
なくては生きていけない、なんてことはないけど、
(いや、潮の満ち干きとかで、天変地異が起こるのかなあ)
ないと淋しい。
夜、外に出ると、無意識に探しているもの。
気付かなくてもそこにあるものとして感じているもの。
昇ったばかりのでっかい満月をたまたま見られたとき、
(ここでは太平洋から昇る)
うわー、今日は立派だねえ、なんて話しかけている。
感動というより嬉しい。
昼間に空にあるとき、目立たなくてもそこにある。
特に女性は月のサイクルで体が動いているから、
もしかしたら、月は私の一部なのかもしれない。
月は母。

太陽はやはり陽であり、その力を外部から摂取して、
そして月は陰であり、知らない間にきちんと息をしているように、
体の内部でリズムを整えてくれているのだなあ。

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