2022年12月19日月曜日
とうとう根雪
2022年11月8日火曜日
贅沢?
十勝は冬を迎えました。
朝はマイナスになる日もあり、車の窓の霜氷を融かさないといけない日も。
紅葉も終わり、落ち葉が舞い、仮住まいの窓からの景色も変わりました。
十勝でラクヨウ(たぶん落葉)と呼ばれるカラマツの紅葉がきれいです。
農作業も終わりに近づいています。
ビート(砂糖大根)の収穫はほぼ終わり、長芋の収穫が盛りです。
引っ越し先を探しているのですが、近場をあちこち車を走らせ、空き家を物色しています。
その中で気づいたこと。
今の私たちが一番に大切にしたいことは、家(敷地)から見える景色、
ロケーションがいいこと。
十勝に住む醍醐味ですね。
でも安くて(これは切実)、街からそんなに遠くなくて、今風にリフォームしてなくて、
できれば敷地にシンボルトゥリーがあって、、、、
と、諸々の贅沢を言っている、で、見つからない(涙)
これから年を取っていることを考えると、草刈りや除雪のことも考えるのでした。
さてさてどこまでこの贅沢をかなえる物件が見つかることか、乞うご期待!
今のこのご時世を考えると、これからは自分たちの小さい自治体を作ることが大切だ、
と思います。
それも大きな目標です。
小さな自治体でそれぞれができることを助け合って生きていきたい。
私もその中での役割をきちんと持って生きていきたい。
見惚れる景色の中で(笑)
2022年10月17日月曜日
きのこ採り、冬支度
あっという間に十勝は冬です。
先日、恒例のきのこ採りに行き、河原できのこ汁を作りいただきました。
楽し美味し嬉しでした。
今年は9名くらい。
自然の山に入り、秋を感じながら、去年の場所を目指します。
今年もありました。ムキタケです。
さて、引っ越し。
冬になる前に引っ越しするぞ!と意気込んでいましたが、
とうとう無理な気配。
こんなに決断できない家探しは初めて。
仮住まいを提供してもらっているので、甘えているのかもしれませんが。
これだ!と思える物件にやっと巡り会えたと思っていたのですが、
問題山積みの物件だとわかり、決断できず…
冬の引っ越しは十勝では困難なので、春まで順延とするかー、
と覚悟を決めることにしました。
もうしばらく仮住まいにお世話になります。
冬の間も探り探りしながら、春には決断できるように!
2022年9月12日月曜日
ぼっとん
すっかり秋の十勝です。
引っ越し先が決まりそうです。やっとです。
今住んでいる廃校の教員住宅はぼっとんトイレです。汲み取り式。
まだ田舎では古い家に残っています。
浄化槽を付けて水洗にリフォームした家も多いですが。
和式のぼっとんに置き式の洋式便器をかぶせたものが多いです。
私が最初に住んだ、長崎の田舎の町営住宅はぼっとんでした、もちろん和式。
ぼっとん当たり前の時代。
田舎の農家は、堆肥として畑の脇の大きな甕みたいのに移して活用してましたし、
スリッパを落としてしまうのはしょっちゅう、大事な物を落としてしまって悲しんだり、
不覚にも便槽に落ちてしまった子供の話が笑い話としてコロニー毎にありましたね。
そのころ町では水洗があったのだろうけど、洋式であったかは知りません。
小学生の時、長崎市内に引っ越しました。
そこでは和式の水洗トイレでした。
そのころから長崎でも洋式が増えたような気がします。昭和50年代かな。
そしていつの間にか水洗洋式トイレが一般になりましたね。
最初の頃は、洋式便器はなじめず、
特に公衆トイレだと誰が座ったかわからない便座に座ることに、
少し抵抗を感じていたように思います。
和式の方がよっぼど衛生的って思ってました。
それもいつの間にか慣れてしまったように思います。姿勢も楽ですしね。
今でも水洗和式トイレは、田舎の公園なんかで見かけたりしますが、
さすがにぼっとんは見なくなりましたね。
私が大人になって住んだ家はどれも古い家が多いのですが(水洗が一般的な時代)、
最初の北海道の家は、今と同じぼっとん洋式便器かぶせ型、
高知の家は簡易水洗汲み取り式、
帯広で洋式水洗トイレ(やっと一般的)、
そして次の引っ越し先(予定)はまたまたぼっとん。
いまや少数派のぼっとん。
今の若者は見たことがない人が多く、存在も知らなかったりします。
田舎のおばあちゃんちも普通に水洗ですからね。
そんなトイレで用を足せない人もいたりする。
ちゃんと掃除しているよ。
今や環境に配慮したバイオトイレを取り入れる人もいるのよ。
ぼっとん至上主義ではもちろんないのですが、(私も水洗トイレがいいです)
ここにも見たくないものにふたをして遠ざけてきたつけはあるかもしれません。
何といっても水が停まっても使えます。水害の時は悲惨ですが…
ちなみに私はぼっとんトイレをぼっちゃんトイレと言ったりしますが、
これは九州なのか?私だけ?十勝の人には笑われてしまいました。
2022年8月18日木曜日
2022年8月1日月曜日
仮住まい
未だ仮暮らしです。
廃校の教員住宅、以前十勝に住んでいた時もそうでした。
今回は校長だか教頭だかの一回り大きいサイズですが。
廃校になっているくらいだから、僻地です。
周りは十勝らしい広大な農地が広がっています。
今は小麦の収穫がひと段落しているみたいです。
夫も現場へ行って、一人の時は、夜、およそ見渡せる範囲で、一人きりです。
久しぶりに少し心許無くなりました。
だれものぞくことはできないのに、
自分の姿が映ったり、何か見えると怖いので、夜はカーテンを閉めます。
しかし、慣れましたね、一か月が経ちました。
家探しは難航していますが、借りぐらしは快適です。
いけないいけない、早くしないと冬になっちゃう!
昨日は30度超え、今日は20度届かず。
2022年7月19日火曜日
7月の十勝にて
蝦夷梅雨です。
毎日さえない天気で十勝らしくない天気が続いています。
本州の梅雨に比べれば軽いものですが、湿気がたまらんと十勝人は言っております。
そんな小雨の高湿度の中、前の家のデッキを撤去し、引っ越しが完了しました。
昨日は久しぶりに青空が見え十勝の広い空と雲を堪能しました。
小麦畑も色づき始めました。
家探しは難航。
今、十勝も不動産が値上がりし、
安定しない我が家の家計には決断できない物件ばかりです。
北海道、中でも地方は情緒ある建築物は少なく、民家も然りです。
住宅の歴史の中でブームがあり、そして北海道ならではの建て方もあります。
数少ない情緒のあるもの、まだ住める古い住宅は壊され、
あっという間に建ってしまう箱のような建物が増えています。
メンテが大変だから地面は固められ、外と分断された引きこもり的住宅が多いです。
寒いからねー、でも冬の十勝の晴れは気持ちのいい景色です。
今まであちこちふらふらし、何件かの古い住宅に住んできました。
しかし、次の住処はすこし腰を据えた拠点にしたいわけです。
子供もいなくなり、自由になって腰を据えるとは、逆行してますが。
といいつつ、また引っ越ししたくなったり、うろうろしたくなるとは思うのですが、
でも拠点を持ち、身軽にうろうろできたらな、と夢見てます。
2022年7月4日月曜日
7月、家探し
2022年も半分終わってしまった。早いー!
6月で帯広の家を出ました。
5年暮らしました。
帯広の古い住区で、静かで暮らしやすい家でした。
大家さんが家ごと売ったようで、残念ながら退去余儀なくされました。
何度も宴会を開き、楽しい思い出がたくさんです。
去年設置した「スバコヤ」の巣箱にこの春、シジュウカラが居つきました!
そして、巣立ちましたよ。
そして引っ越しとともに巣箱も持っていこうとはずしてのぞくと、
なんと2組目が居着いておりました!
大家さんに連絡して、巣箱と赤デッキは引っ越しをのばしてもらいました。
あるんですねー、こんなこと。
のぞいた後、ちゃんと卵を温めるかしらと心配してましたが、
餌を運んでいるのを確認。かわいいひなが巣立ちますように。
そして新居は決まっておらず、難航しております。
知り合いが持っている宿舎に仮住まい。
以前に住んでいた教員住宅で、懐かしく居心地もよく居つきたいところですが、
新しい住処との出会い、新しい暮しを楽しみにがんばらねば!
たくさんにふくらんだ荷物を前に途方に暮れるのですが、
早く新しい暮しを報告できますように。
2022年6月9日木曜日
ギャラリーfでの展示、終わりました
6月になりました。
関東より帰ってきたら、十勝は寒い。
夜はストーブ点けました。
千葉県市川市の大門通のギャラリーfでの展示を終えました。
大門通で1週間と少し過ごし、とてもいい町でした。
こじんまりとした通りは、和気あいあいとして、通りを愛していました。
ギャラリーfは知り合いのかめ設計事務所が運営していて、
いろいろと面白い展示や取り組みをしています。
土壁の実演を終えた室内は、服の展示を引き立ててくれました。
お天気にも恵まれ、たくさんの方に見ていただき、とてもいい経験になりました。
久しぶりの友人もたくさん来ていただき、近況の話に花が咲き、
私も力をもらい、嬉しい時間でした。
これからもこつこつと布を扱い、暮しを楽しみ、また皆様とお会いできますよう!
2022年5月14日土曜日
「日々の衣服」展
あっという間に5月の中旬、決まり文句のようになってしまった。
十勝もすっかり春です。
5月の末に千葉の市川で展示販売をします。
友人の設計事務所がギャラリー展開もしていまして、
初めての関東での展示です。
去年、友人の画家・飯岡千江子さんとのコラボのチキチキも展示します。
千江子さんの絵を基に刺繍をしたシンプルな服です。
お近くの方は是非おいでください。
久しぶりの飛行機に乗って脱北し、ずっと滞在します。
2022年5月22日(日)~29日(日)11時~17時 水曜定休
ギャラリー f
千葉県市川市市川1-17-3
047-383-9522(かめ設計室)
2022年3月29日火曜日
春なのに
久しぶりの更新、あっという間に3月も終わります。
十勝もすっかり春の陽気、プラス2桁の日も増え、ストーブの出番も減ってきました。
霜の降りる日も数えるほどで、交差点の雪の山も低くなり、
道路は乾き、運転も楽になりました。
鳥たちはさえずりだし、恋の季節。
うちの巣箱はシジュウカラがのぞいています。
引っ越しを考えていたのですが、どうにかやっとこれならという物件に巡り合え、
同じ帯広で6月あたりに引っ越そうかと思っています。
5月には十勝の物づくりの女性9人で展示をします。
5月下旬には千葉の友人のギャラリーで個展も予定しています。
久しぶりに脱北!
去年は中止したので、どうにか今年は行きたいです。
ということで、今は休めないバイト(人手不足)の合間に焦って準備。
そんなこんなでばたばたと今年前半は過ぎそうです。
そして、歴史に疎い私が、最近切に感じるのは人間の愚かさ。
私利私欲にまみれ、権力にまみれた人より、
小さな社会で小さな幸せにまみれて密かに暮らしている私の方が、幸せだ。
どうかそんな世界を壊さないで!
一般市民がそんな汚いものに右往左往させられるのは悲劇しか生まない。
2022年2月8日火曜日
立春
相変わらずマイナス2桁まで冷え込みますが、さすが立春。
雪景色の中で、木々は新芽をつけています。
風のない日は散歩も気持ちよく、陽も長くなり5時くらいでも明るくなってきました。
北海道も相変わらず蔓延防止、バイト先ではピリピリですが、
私の暮らしにはそれ以外にはあまり影響しません。
連日のオリンピック放送、もやもやしながら観ています。
もちろん選手のパフォーマンスは称えるべきものですが、
一部の金儲けのため、開催国の威厳のため、国のためファンのためメダルのため、
そんなに頑張らなくてもいいよ、踊らされないで、って思わずにはいられない。
純粋に自分のため、仲間のため、そして楽しいから、
競技が好きだから、スポーツって素晴らしいから、頑張ってほしい。
ま、私が言わなくても、あそこまで行く選手は肌身で感じているんだろうな。
メダル取れたら素晴らしいけど、取れなくったって素晴らしい。
個人の事情なんてみんなあるし、一般人より抱えていることも多いのはわかっているから、
そんなこと報道しなくてもいい。
大舞台で戦っている姿でわかるから。
だから、隣の幕別町の高木姉妹(勝手に娘扱い)、応援してます(笑)綾乃ちゃんも。
さらちゃんも偉いよ。北海道出身はてんこ盛りです。
メダルは二の次、自分の納得いくパフォーマンスを披露してください。
2022年1月12日水曜日
根雪
この距離を雪かきしないと車は道路に出られない! |
電線がたわみすぎ!雪の塊は車が入ってます。 |
このところ遅くなっている根雪、この一晩で根雪となりました。
このくらいのドカ雪は毎年あるんです。
十勝は晴れの日が多く、降るときにどっさり降って、寒くて融けないので根雪となる、
というのが十勝の冬。
しかしこの雪は違った。おかしいんです。
1月、冬真っ盛り、マイナス二桁の日もざらになっていて、
北海道では雪は暖かいものなのだけど、
それでも夜に積もった雪はさらさらで雪かきもそんなに苦にならない。
朝早いうちにやると楽勝でした。
しかし、この雪、重いのなんのって!
夜中もマイナス2度くらいで、べたべたの雪。
3月4月のドカ雪のようでした。
そしてその量たるや!
いくら雪に慣れている道産子も1月でこれとはびっくり。
帯広市内も終日除雪に追われていました。
我が家も夫と除雪、夕方までかかりました。
もう腕と足が痛んでます。
東北や日本海側の大雪のニュースが流れる中、
ずっと雪のなかった十勝ですが、真っ白の世界になりました。
こんな重いドカ雪がたびたび降る地域の皆様、ご苦労様です。
そして、この重い雪で北海道も被害が出ています。どうかご無事で。
やっぱりおかしい、こんな時期にこんな重い雪!
気候、環境の変化を、普通の生活で実感します。
2022年1月3日月曜日
2022年、新年
今年のお正月は夫婦二人で初日の出を見に行きました。
帯広市からは一番近い海・広尾からの初日の出、冷え込みは激しかったですが、
天気は上々で、美しい海からの日の出が見られました。
気温はマイナス15度くらいでした。
道路脇のフンベの滝は凍っていましたが、自然現象はおもしろく、美しい。
そして、その先の襟裳岬まで足を延ばし、帰って雑煮をいただきました。
ほとんど雪のない十勝です。
さてさて今年はどんな年になるでしょう。
5月には2つの展示会をやります。
そして引っ越しを目論んでおるのですが、めぼしい家は貸してもらえるでしょうか?
新しい出会いや縁を信じて!
大きい覚悟は恥ずかしくて表明できませんが、
いろいろと報告できるよう頑張ります。