2016年7月1日金曜日

引っ越しました


















 何やかやとごたごたとして、引越しがやっと完了しました。
高知は東西に長い県で、中央の高知市から西に40キロくらいの中土佐町から、
中央の高知市に引越ししました。
夫は6月から北海道で仕事することになり、
次男は高校入学したばかりで、夫は単身赴任になりました。
夫は北海道、長女は岡山、長男は富山、私と次男は高知市、
高知に移住して14年が経つ頃には、家族はあちこちで暮らすこととなりました。

久しぶりの街暮らしです。
高知市の古くからの住宅地らしく、周りは住宅街ですが、
県道がすぐ近くを走っており、うるさい…
田舎ではうるさいといえば農繁期のトラクターの音、
降ってくるようなかえるやせみの声…
車の音、工事の音は耐え難いですね。
それでもたかだか高知、夜になると静かになるし 、せみの声も鳥の声も聞こえてきます。

中土佐町では古民家で暮らし、ここでは街中の古い長屋みたいな家です。
どちらも古いのですが、田舎の農家と、住宅街の町家。
傾斜地なので、高低差がおもしろく、変な間取りで、
暮らしを整えるのが楽しくもあります。

ただ久しぶりに街中で暮らしてみて気づいたこと。
汚水、バケツの水とかを流してしまうところがないんです。
田舎では外の水場があったし、畑も川もあった。
ここでは、外の洗濯機用の排水溝は洗濯機で埋り、それ以外の排水溝が見当たらない。

それと、外で顔合わせた人と挨拶するかどうか…
挨拶しても無視されることもあるし、子どもたちも挨拶してこない。
街とはいえ住宅地なんだけど、変な感じ。

そして前の家に荷物整理のため一週間ぶりに帰ったら、
田んぼには稲穂がつき、草の勢いはすごく、何だかずっと帰っていない気がした。
日々目にしている景色は、日々の変化を感じつつも当たり前になり、
暮らしているからこその変化と、久しぶりに見るから気づく変化があることに気づく。
旅行で見る風景と、暮らしているからこそ染み入る風景は違うものです。
それが環境というものですかね。
これからはここでまた、日々目にしている景色が私たちの環境となります。

近くには土佐神社という立派な神社があり、
年の半分の昨日、輪抜け祭という祭りがありました。
夜、次男と出かけ、お参りしてきました。
ここで楽しい暮らしができますように。

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