2015年11月29日日曜日

価値観 常識 その一

価値観とか常識とかを考える機会が重なったので、感じたことを。

価値観とか常識って人の中で勝手に作っていて、それぞれ違うけど、
だいたいみんなおんなじ考え方だと思ってしまっているんでしょうね。
重なっている部分は多いんだろうけれど。

価値観とか常識って、みんな違っていていいと思うし、
違うそれも認めたいって思います。
自分のそれはこうだけど、あなたはこうなのねって。
その幅はある程度広く持っていたい。

でも、その中でその価値観、常識があるとは思うけど、理解できない、
または理解したくないってものもあるのも事実。
あと生理的に受け付けられないこともある。

これが価値観、常識っていうカテゴリーで語るものかは置いといて…
人殺しはいけないって常識ですよね、たぶん大部分の人の中の。
でも世の中で起こっている人殺し事件の中には、
その事件が起こってしまった事情や心情を知ってしまうと、
不幸ではあるけれど、と理解できるものもある。
しかし、人を殺してはいけません、どんなひどい状況下でも、
この法治国家では刑を免れません。
なのに、
戦争になると殺してもいいという状況が生まれる。
相手が誰でも殺していい訳ではないけれど、
悪いことをしたわけではないのに、殺されたり、殺したりする。
きっと戦争なんてしたくない一般庶民や弱者は巻き添えを食う。
したくもない戦争に行かなくてはならなくなり、殺したくもないのに人を殺し、
死にたくもないのに死ななくてはならず、悲しみたくないのに悲しみ苦しむ。
そして人を殺しても罰せられない。
そんなんあり?
いや殺せませんけど。
ボタンをピって押して殺している感覚のない戦争になっているかもしれないけれど、
押したくないよ、そんなボタン。
なんだか戦争に向かってまっしぐらな感じの安倍政権、
安倍さんは戦争をしないって言っているけれど、そんなん信じられない。
後方支援だって行くのは自衛隊だし、それだって戦争参加だと思うし、それが狙われたりするし、
命令されれば、行きたくなくても行くんだよ、まじめで誠実な自衛隊員が。
後方支援したいって言っている安倍さんがまず行ってよ。

あ、価値観、常識の話だった。
人は殺したくありません、殺せないです、怖いもん。
だから人殺しをしても許される戦争だけは、
どんなことがあってもしてはいけないって常識は、
私の中で譲れない価値観、常識。
そこ、安倍さんとは違います、私にとって安倍さんは、そこんとこ非常識者です。

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