2014年4月4日金曜日

春 巣立ち

久しぶりです。
ばたばたしてまして。

今日は花見に行ってみようかと思っていたら、
風が強く、まるで春一番?っていうか、冷たい強風で、
北風小僧のカンタロウって感じです。
ストーブに残っている灯油を使い切るべく、久しぶりにストーブも点けました。
まあ間違いなく春ですが、桜は散ってしまうなあ。

この春、長女が巣立ちました!
この一年、地元の保育所で臨時で保育士をさせていただいて、
4月からは岡山で福祉の仕事をすることになりました。

去年の春は大学に落ちて、浪人させないと言われ、
かわいそうだったなあ、とも思います。
しかし、どうしても行きたいようにも見えず、
まあまだどうしていいかもわからなかったんだと思う。
でもちょうど地元の保育士の臨職があり、
きちんと働けたことを母は誇りに思います。 
実践を積んでいく中で、自分のしたいことが見つかれば、
そう、まだ若いんだから、これからいくらでも色んなことに挑戦できる。
その中で大学に行くことだってできる。
それはとても充実しているんではないか。
自分で決めて、自分で動くことは、とても大変なことではあるけれど、
とても自由で、とても強くなれる。
あの子は頑張れると母は思う。

臨時保育士を1年続けた後、どうするかを話していると、とても心許なかった。
探している姿も、とても真剣味が感じられず、
あーもうこれは離れるしかないなあ、と実感した。
だって傍にいると口を出したくなるから。
どうにか自分でやっていけたらそれで万々歳なのに、
目指しているものが母には見えず、もったいないと思ってしまう。
そう彼女は私ではないのだから。
離れるとそれも客観的に見れるだろうから。
そして大人の女性として対等に話ができるじゃないか、と。

彼女も家を出たいとは思っていたから、
とてもイイカゲンに見えていた就活の中で、
3月の下旬になって、なんと、岡山市で契約職員の口をもぎ取ったのです。
えらいえらい!
まあ、あちらさんも焦っていたんでしょうね、フフフ。
それからはもう忙しかった。
バイト中の私は帰ってから荷物を用意し始め、 
最後の週の土日で、家探し。
31日は長女も私も仕事に行き、1日の早朝出発。
長女を送り届けて、次男と荷物を運び、足りないものを買い足し、
2日の深夜に帰りつきました、ふぅ、ってな感じです。

仕事は児童福祉関係。
きっと保育士と違った大変さがあると思います。
その上、知り合いも少ない土地で、初めての一人暮らし。
あー、一人で涙ぐんでいやしないか、って母は心配しません。
まあちっとは大変でしょう。
でも無我夢中かもしれないし、親が思うより子供は楽しんでいるものでしょう。
何といっても、彼女の長所は地道に頑張ることができることです。
実は結構強い子です。
それを母は知っています。
きっと今も一人部屋で鼻歌交じりで、
ネットでお笑いでも見ながら美味しいもの食べてます。

彼女がいなくなった我が家は少し広く感じます。
もっと気が抜けてしまうかと思っていたんですけど、
今のところ日常が続いています。
そう、彼女の独り立ちは、長いこと母をやってきた私の子離れでもあるのでした。
あ、そっちの方が大切なのでした。

桜の季節が終わります。
オソロシイことにすでに4月です。

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