先日ご近所のサルの研究をしている女子宅でお食事会に誘われていて、
貝を持って出かけました。
その縁は、彼女が笹場に引っ越してきたことがきっかけですが、
彼女は四国の動物の生態を調べているNPOに勤めていて、
そこがやっている解剖会や調査に長男が参加しているのです。
長男は動物関係に進みたいんです。
その会の面々は、動物や自然大好き関係。
話を聞いているとマニアックで、面白い。
所長はこうもり担当。
その調査に参加した長男の話を聞いていると、
そのメンバーはいつも穴倉を見つけている。
アンテナはいつも「こうもりいるかな」ってことに向いているんだなあ。
ヘッドライトを点け穴に入り、飛び交うこうもりを素手で捕まえて、
観察したら番号札付けて逃がす。
そんなことをあちこちの穴倉で一日繰り返す…
そして、笹場在住の女子はサル担当。
サルの話になると目が輝いて次々に話し出します。
この辺りでは猿が多くて、農作物を荒らすので困りものなんです。
そこでサルの生態を調べるため、情報を集めては檻をしかけ、
かかったサルに発信器をつけ、放します。
そしてたまにアンテナを持ってふらふらして、
そのサルの行動や群れを調べているのです。
年頃の女子が、森の中でアンテナを振っている…
サルは大好きなんですが、サルの追い払いを勧めている。
人とサルの住み分けをきちんとしないと、サルは害獣になってしまうんですねえ。
サルを捕まえて役場とかに持っていくとお金がもらえたりする。
どうして人間の畑を荒らすことになるのか?
きっと先住民は猿のほうなのに、人って勝手なものですよね。
裏の山に猿が住んでいるって、とっても素敵なことなのに、
人間が勝手に害獣にしてしまっている。
猿にとっては人間のほうが害獣じゃ。
うちの屋根の上も猿の通り道になっていて、瓦が落とされました。
猿さんよ、仲良く暮らそうではありませんか!
話がそれてしまいましたが、
その日の集まりのメインメニューは、いのししの丸焼き。
それに北海道から送ってきたトドの肉。
そして、うちのニワトリを、そこでさばいて、そこで食べました。
一羽減りました。
たくさんの命をいただきました。
あ、この人たちって、動物大好き人間達のはず…
話がどんどんそれてしまいましたが…
久しぶりに視点の違いが面白くて、動物の話が面白くて、
そして、動物愛護とか動物保護とかを振りかざしていなくって、
これは楽しめそうだぞって、思っています。
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