10泊の北海道の休暇から帰ってきました。
帰りに3.11の被災地に立ち寄りました。
強烈でした。
大船渡から海岸線を志津川まで。
海沿いの町はほとんどが壊滅的な被害でした。
人々の生活、そして人生をねこぞぎもっていかれた。
天災、というより学校で見せられた戦後の焼け野原のようで、
何とも恐ろしい景色でした。
こんな風景は二度と見られない、見たくない。
ここ高知の中土佐町、土佐久礼とか私たちの住む笹場、
いつそうなってもおかしくないのだろうけど、
どうにも想像できませんでした。
気仙沼では一日限りのボランティアをしました。
どうしても今の被災地をこの目で見ておきたかった、
それなら少しだけでもボランティアを。
そんなの被災者にしてみたら迷惑な話ではないか、
ただの自己満足では、という思いがありました。
でもボランティアセンターのスタッフの方は
「旅行の帰りで1日だけでもいいんですよ。たくさんの方の力を借りたいんです」
と言ってもらえて、気が軽くなりました。
派遣されてうかがったお家の奥さんは
「高知からはるばる悪いですね。
自分たちだったら行くだろうかって、いつも考えます」と。
もちろん自己満足という気持ちは変わりませんが、
行って良かった。
友人が言ったように、もやもやが少し解消した。
私は私でできること、毎日を大切にすること、
ここでできることもあるし、人間ってバカだけど強いし。
人々はまた町を作るのだろうし、
これをばねにさらに強くもなるのだろうし、
そうでないと無念を抱えて亡くなられたたくさんの方々に
向ける顔がないのですよね。
まだまだこれからだけど前に進むしかないから、
どういうわけかこんなに離れたところに住む私たちが、
被災地の方々に励まされています。
まだ帰ってきたばかりで、気持ちの整理ができていない。
また感じたことは書いていきたい。
私のいない間に疎開の受け入れが始まりました。
今、二組の家族が滞在しています。
どうか思い切り田舎の空気を吸って、
のんびり楽しんでください。
2011年7月26日火曜日
2011年7月14日木曜日
夏休み疎開プロジェクト
この夏、私たちの住む地区にある小学校で、
夏休み疎開プロジェクトを開催することができるようになりました。
この震災で福島原発事故が起こり、
放射能被害の一番の犠牲者は未来を背負う子供たち。
東北~関東までの放射能の影響を受けている地域で
お子さんを育てている家族の心配ははかりかねます。
夏休みだけでも子供たちをのびのびと遊ばせてあげたいと願うお母さん、
是非、高知の自然の中で遊ばせて上げてください。
その間だけでもストレスから解放されると思います。
休養が普通の生活が必要ではないでしょうか?
詳しい情報はこちらまで。夏休み疎開窓口があります。
このプロジェクトを立ち上げるに当たり、
この震災と原発事故がきっかけで東京小金井から移住してきた方と友人になり、
一緒にやってきました。
どうにか小学校、教育委員会、地区からの協力が得られ、
現存の小学校校舎が使えることになり、
動き出したとたんに、明日から北海道へ行くことになっています。
7月中には帰ってくるので、8月はできる限り関わって生きたいと思っています。
その間、その友人とPTAの方、地域の方、よろしくお願いします。
震災以来、なんとももやもやとしたものを心に抱え、
でもここでは普通の日常が営めて、
何かできないものか、義捐金とかだけでなく…
その第一歩になればいいなと思っています。
ここ高知はもてなしの習慣が昔からあります。
そしていつどこで起こってもおかしくない今回の震災。
きっといつの日か高知も全国で助けてもらうことがあると思うのです。
それは同じ日本という島国のどこででもあったお互い様の精神ではないのでしょうか。
私にもここでできることがあるならば…
助けるとか助けられるとかではなく。
色んなことがいい循環で動き出すと信じて。
野呂美加さんの講演
① http://www.youtube.com/watch?v=Vn1VtTHcajQ&feature=related
② http://www.youtube.com/watch?v=Cm4nihjXLpA&NR=1
③ http://www.youtube.com/watch?v=_n62fzxvBKQ&NR=1
④ http://www.youtube.com/watch?v=K8r-9BCNG6o&feature=related
⑤ http://www.youtube.com/watch?v=wmsHz1iaxN0&feature=related
⑥ http://www.youtube.com/watch?v=F3N63Dqx8ok&feature=related
⑦ http://www.youtube.com/watch?v=9nGQWeA26gI&feature=related
夏休み疎開プロジェクトを開催することができるようになりました。
この震災で福島原発事故が起こり、
放射能被害の一番の犠牲者は未来を背負う子供たち。
東北~関東までの放射能の影響を受けている地域で
お子さんを育てている家族の心配ははかりかねます。
夏休みだけでも子供たちをのびのびと遊ばせてあげたいと願うお母さん、
是非、高知の自然の中で遊ばせて上げてください。
その間だけでもストレスから解放されると思います。
休養が普通の生活が必要ではないでしょうか?
詳しい情報はこちらまで。夏休み疎開窓口があります。
このプロジェクトを立ち上げるに当たり、
この震災と原発事故がきっかけで東京小金井から移住してきた方と友人になり、
一緒にやってきました。
どうにか小学校、教育委員会、地区からの協力が得られ、
現存の小学校校舎が使えることになり、
動き出したとたんに、明日から北海道へ行くことになっています。
7月中には帰ってくるので、8月はできる限り関わって生きたいと思っています。
その間、その友人とPTAの方、地域の方、よろしくお願いします。
震災以来、なんとももやもやとしたものを心に抱え、
でもここでは普通の日常が営めて、
何かできないものか、義捐金とかだけでなく…
その第一歩になればいいなと思っています。
ここ高知はもてなしの習慣が昔からあります。
そしていつどこで起こってもおかしくない今回の震災。
きっといつの日か高知も全国で助けてもらうことがあると思うのです。
それは同じ日本という島国のどこででもあったお互い様の精神ではないのでしょうか。
私にもここでできることがあるならば…
助けるとか助けられるとかではなく。
色んなことがいい循環で動き出すと信じて。
野呂美加さんの講演
① http://www.youtube.com/watch?v=Vn1VtTHcajQ&feature=related
② http://www.youtube.com/watch?v=Cm4nihjXLpA&NR=1
③ http://www.youtube.com/watch?v=_n62fzxvBKQ&NR=1
④ http://www.youtube.com/watch?v=K8r-9BCNG6o&feature=related
⑤ http://www.youtube.com/watch?v=wmsHz1iaxN0&feature=related
⑥ http://www.youtube.com/watch?v=F3N63Dqx8ok&feature=related
⑦ http://www.youtube.com/watch?v=9nGQWeA26gI&feature=related
2011年7月13日水曜日
夏休み
今年は入梅も早く、梅雨明けも早かった。
ということは、ナツガナガイ…
もうすぐ子供たちも夏休みに突入。
今年は一足早めに夏の旅行に出かけます。
夫が前に所属していた設計事務所のパーティーがあるので、
8年ぶりに北海道へ行きます。
車でフェリーも使って、1日半使って十勝に着く予定。
久しぶりでわくわくです。
何だか最近にわか登山を経験したので、
どうせならこの夏富士山!と意気込んでいましたが、
大雪山にトライして、帰りに被災地ですこーしボランティア。
富士山は次の機会を待ちます。
まあたぶん私の体力がついていきませんので。
長女はただでさえお年頃で自分の予定があり、
「行きたくない」と言い張っていましたが、
「最後の家族旅行になるかも」とか
「いつ行けるかわからないよ」とか、説得にやっと成功。
小学校2年生の夏までいたんですがね。
そうと決まれば旧友とメールやりとり。
下の男どもは乗り気で、もっといたいらしい。
この3月11日の大震災では多くの方が心を痛めていると思います。
メディアで目にしただけで、今まで感じたことのない恐怖でした。
そして原発にいたっては、どこでどうしてどうなって収束するのか…
ここ高知もいつ地震津波の被害があってもおかしくない、
と私たちが移り住んだ8年前にすでに言われていました。
やはり人事ですが少し実感がわいてきたことと思います。
備えないと、家族で学校でどこにいても何をしていても、
心のどこかに逃げる場所を考える癖を。
今回ボランティアに行くに当たって、
あの信じられない景色を目に焼付けて、
その場でしか感じられないものを感じて、
バケツ1杯でも片付けられたら。
きっと助けとも言えないバケツ1杯だけど、
自己満足だけど、
自分の気持ちのざわめきを落ち着かせるために、
その場所に立ってみたいと思っています。
未来に生きる子供たちにも見ておいてほしいのです。
ということは、ナツガナガイ…
もうすぐ子供たちも夏休みに突入。
今年は一足早めに夏の旅行に出かけます。
夫が前に所属していた設計事務所のパーティーがあるので、
8年ぶりに北海道へ行きます。
車でフェリーも使って、1日半使って十勝に着く予定。
久しぶりでわくわくです。
何だか最近にわか登山を経験したので、
どうせならこの夏富士山!と意気込んでいましたが、
大雪山にトライして、帰りに被災地ですこーしボランティア。
富士山は次の機会を待ちます。
まあたぶん私の体力がついていきませんので。
長女はただでさえお年頃で自分の予定があり、
「行きたくない」と言い張っていましたが、
「最後の家族旅行になるかも」とか
「いつ行けるかわからないよ」とか、説得にやっと成功。
小学校2年生の夏までいたんですがね。
そうと決まれば旧友とメールやりとり。
下の男どもは乗り気で、もっといたいらしい。
この3月11日の大震災では多くの方が心を痛めていると思います。
メディアで目にしただけで、今まで感じたことのない恐怖でした。
そして原発にいたっては、どこでどうしてどうなって収束するのか…
ここ高知もいつ地震津波の被害があってもおかしくない、
と私たちが移り住んだ8年前にすでに言われていました。
やはり人事ですが少し実感がわいてきたことと思います。
備えないと、家族で学校でどこにいても何をしていても、
心のどこかに逃げる場所を考える癖を。
今回ボランティアに行くに当たって、
あの信じられない景色を目に焼付けて、
その場でしか感じられないものを感じて、
バケツ1杯でも片付けられたら。
きっと助けとも言えないバケツ1杯だけど、
自己満足だけど、
自分の気持ちのざわめきを落ち着かせるために、
その場所に立ってみたいと思っています。
未来に生きる子供たちにも見ておいてほしいのです。
2011年7月5日火曜日
紬市 そのはち
紬市、無事終わりました。
どうにか雨も降らず、ほっとしました。
蒸し暑い中、いらっしゃってくださった方々、
ありがとうございました。
参加してくださった作り手の皆様、ありがとう!
来年も懲りずに参加してくださいね。
今年は新しい試みとして、預かりでなく、出店という形をとりました。
食べ物もいつもは私のおうちおやつを少し置いていましたが、
今年は揚げたてのサーターアンダギーを出張出店してもらいました。
飲み物も冷たく手作りの梅ソーダとジンジャーエール!
嬉しかった。
作り手の顔の見えることは、
ものを大切にする、ものに感謝する、ものに愛着を持つ、
第一歩だと思うから、
今回の試みは大切なことだと思っている。
もう一つは出店者が楽しめる市にしたかった。
それは後日、それぞれと話して確かめてみなくては。
一日限りの市なので限界がありますが、
少しでも新しい出会いがあったのなら、幸いです。
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