引越しの準備を始めました。
つくづく思います、必要なものってほんの少し。
引越しを続けてきたのに、ここにきて長居をしてしまい、
14年の間に、「必要ないのに捨てられないもの」がたーんとできてしまいました…
必要なものの半分は換えのきくものだったりする。
捨てられないものは換えのきかないものがほとんど。
被災された方のことを思う。
きっと換えのきかない物をなくすことは悲しいものです。
命には換えられないけれど。
この14年の間にも引っ越したい熱はずっとあったけれど、
この地の住み心地が良かったことと、子どもが学校へあがったから。
ここで子育てができたことを嬉しく、ありがたく思います。
きっと子どもたちはふるさとというとここを想い、ここに帰ってくるんだろうな。
泊まるところには困らないだろう。
そこに実家がないけれど。
次男は引越しをしぶっている。
ここから高校へ通っている今はとても大変なのに。
私たちと違って、ここで育ち、ここしか記憶にないんだから、
あたりまえなんだろうか。
特に感傷的だからな、あいつは。
いつかのお菓子の箱を捨てられないくらい。
いつか使うつもりの寿司桶や糸車、
小さい頃から思い出の品やお土産やら、
どこで手に入れたのかわからない古い時計やら、
プレーヤーもないのにレコードやら、ほとんど見返すこともない写真の山、
なぜか鹿の頭骨もあるし、
子どもの落書きやら、作ってくれた工作やら、
…どこかで拾った石ころまで…
14年の歳月をどこまでシェイプアップできるだろうか。
次男のことをどうこう言えません。
果てしなく思えますが、整理整頓大事です。
放浪癖のある私たちは荷物は最小限にしたいもの…
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