2014年5月16日金曜日

筍 いろいろ



全国的にいわゆる筍として出回っているものは、孟宗竹。
ふっとい竹。
その旬はすぎて、今高知で採れるのは破竹。
「破竹の勢い」の破竹。

筍の成長、ぬ、竹の成長っていうのか?
それはそれは早い。
孟宗竹はもう見上げるほどになっていて、
それなのに茶色い皮をつけているから、
お化け竹の子のようで。

まだまだ筍の種類はあります。
筍にいろいろあるって、高知に来るまで考えたこともなかった。
破竹、紫竹、黒竹、四方竹…
高知では田舎ずしというのがあって、
こんにゃくや筍で作ってある。
にぎりだったり押し寿司だったり。
ちらし寿司も好きですね。
魚が入っていて、酢にした生姜が入っていて、
おばちゃんのお寿司はおいしい。

今日は破竹と黒竹を目指して行ってきました。
破竹の特徴は聞いていたけれど、
何となく不安。
即おばちゃんに聞きに行くと、
「そうこれこれ破竹。これは黒竹にかーらん(変わらない、だろうって意味です)」
破竹も黒竹も膝くらいまで伸びたものを採るので採りやすい。見つけやすい。
先っぽのピロピロしたところがうねうねってっていていて、
何だか宗教がかっていて、可愛かったなあ。
道端でおばちゃんおじちゃんに筍の講座を受けてきました。

今日は破竹、黒竹三昧。
そして夫は潮時に誘われて貝も捕りに行きました。
お金を払わなくてもすっごく贅沢。

0 件のコメント:

コメントを投稿