今年は夫がかまくらにはまりました。
友人の一言から家の前の空地(夏は畑に使っている)に、
おじさんたちは山を作り始めましたが、なんとも十勝の雪はサラサラでして、
こんな冬の真ん中できれいなかまくらの形はできていかず、
すぐに悲鳴を上げていました。
しかししかし、水をかけたりたたいたりを繰り返し、どうにかかまくらが出現。
おじさんたちは時間のない高校生次男を戦力と引っ張りこみ、ぎしぎしときしむ体で楽しそうでした。
すでに来冬の工法も提案しつつ、まずは第一弾ができて、酒盛りを計画中。
それが大事なのね。
言いだしっぺの友人は十勝出身で、
小さい頃は毎年作っていて、こんなに苦労したことはない、と。
昔はもっと雪がべたべたしていたし、空地もたくさんあって、
子どもたちは外で遊ぶといえば他にすることもなく、と。
去年は次男が引っ越して最初の冬で、
雪が目新しい次男は早速かまくらにチャレンジ。
でもすぐに断念。
冬の初めに作らないとと言っていたのに、
この冬は忙しさと見飽きた雪にかまくらには見向きもしない。
さてさてまだまだ冷えてる十勝ですが、梅ノ木には新芽がちらほら、
日の出は早くなり、日の入りは遅くなり、見えない春はそこここで…感じられないけど、
きっと近い。