今年は紅葉がきれいではない予想が報じられていましたが、
帯広市内は紅葉がとてもきれい。
ま、それどころか最低気温がマイナスもちらほらで、
すっかり冬の十勝。
自立すること、それは子供を育てていく中で、最終目標でしょうね、たぶん。
でも私たち大人も自立できているか?
と、思ったり。
でも、すべて自分一人で暮らしていけることが自立ではないのだと思う。
「自立とは、依存先を増やすことだ」と聞いた。
障害者の自立を語った言葉だった。
そうだ、何か困ったこと、悩んだことがあった時、
それを相談したり、助けてもらったりする先をたくさん持てばいいのだ。
それは障害に限らず年齢に限らず、だと思う。
そして助けられたり助けたりでいいじゃないか。
当たり前のことだ、それが社会だから。
みんな大小はあれ凸凹を持っていて、それを組み合わせて丸く回ればいいのだ。
今や(特にふらふらしている私たちみたいのや都会では)親族や代々のコミュニティに暮らしていない。
うちの子供たちもそれぞれがばらばらに暮らしている。
だから自分の暮らしているコミュニティ、小さな社会を作れるか、なんだと思う。
私の暮らす帯広の東地区は古い住区なんだけどなんだけど、今や町内会もなかったりする。
恥ずかしい話、こんな地方都市で住宅街なのに隣の人をきちんと知らない。
昔からの仲間はこの十勝にはいるのだけど。
小さな社会がどんどんなくなっていることが、住みにくい社会を作っている、
日本の一番の課題なんじゃないかな。
まずは私も小さな社会を充実させなければ!だなあ…