2021年11月2日火曜日

自立

 

今年は紅葉がきれいではない予想が報じられていましたが、

帯広市内は紅葉がとてもきれい。

ま、それどころか最低気温がマイナスもちらほらで、

すっかり冬の十勝。


自立すること、それは子供を育てていく中で、最終目標でしょうね、たぶん。

でも私たち大人も自立できているか?

と、思ったり。

でも、すべて自分一人で暮らしていけることが自立ではないのだと思う。

「自立とは、依存先を増やすことだ」と聞いた。

障害者の自立を語った言葉だった。

そうだ、何か困ったこと、悩んだことがあった時、

それを相談したり、助けてもらったりする先をたくさん持てばいいのだ。

それは障害に限らず年齢に限らず、だと思う。

そして助けられたり助けたりでいいじゃないか。

当たり前のことだ、それが社会だから。

みんな大小はあれ凸凹を持っていて、それを組み合わせて丸く回ればいいのだ。

今や(特にふらふらしている私たちみたいのや都会では)親族や代々のコミュニティに暮らしていない。

うちの子供たちもそれぞれがばらばらに暮らしている。

だから自分の暮らしているコミュニティ、小さな社会を作れるか、なんだと思う。

私の暮らす帯広の東地区は古い住区なんだけどなんだけど、今や町内会もなかったりする。

恥ずかしい話、こんな地方都市で住宅街なのに隣の人をきちんと知らない。

昔からの仲間はこの十勝にはいるのだけど。

小さな社会がどんどんなくなっていることが、住みにくい社会を作っている、

日本の一番の課題なんじゃないかな。

まずは私も小さな社会を充実させなければ!だなあ…