毎年春に、近所の中学校の柳の新芽が立派で美しいんです。
市内はすっかり雪は消え、自転車も乗れるようになり、
夫とともに車のない私の行動範囲が広がりました。
梅も桜もまだですが、こぶしのつぼみが膨らみ始めました。
マイナスになることもほとんどなくなり、ホームセンターには種が売られ、
十勝も例にもれずいつもより早い春です。
日本人はまじめな国民性と言われます。
コロナ渦で外出を控えて、マスクしてって協力を求められれば、ほとんどの人が従う。
協力、要請っていいながら、従わないと罰則ってそれは強制でしょう?
ってちょっとそれてしまった。
もし、戦争が起きたとして、今の日本で誰が戦地に行くのだろう、
召集されたとして、行くのかしら?行かせるかしら?
夫を息子を戦争になんか差し出さない、お国のためになんて命を捧げない、
って思ってました。
今の戦争は私の思っている姿とは違うかもしれないし、
召集されないかもしれないし、されても役立たずかもしれないけれど。
でも、この目に見えないコロナ渦で、
テレビがマスクをしましょう、旅行は控えて、新規感染者が増えてます、
なんて言っていると、
あー、旅行行きたい、騒ぎたい、って言いながら、
あー、コロナ増えてるから、我慢しょうってほとんどの人が従う。
あー、もしかしたらこんな感じで戦争が始まっちゃったら、
知らないうちに、お国のためにとか、今は我慢しなきゃとか、
少しずつ引きずり込まれるのかも、
先の戦争も、ドラマとかで見ながら時代が違うって思ってたけど、
実は今もそう変わらないのかも、
とか…
自転車に乗れるようになったので、週に2度ほど昼間に温泉に通います。
露天風呂で青空を見上げながら、ぼーっとそんなことを考えました。
いや、マスクはしてますから。