年々冬が短くなっている気がします。雪も少なくなっている気がします。
先日、3月11日、東日本大震災から10年が経ちました。
その日が近づくと報道が増え、心がきゅっとします。
目を背けたくなる。
でもせめてこの時だけでも被災地の現実を見つめ、
被災者に心を寄せる日でありたいと思います。
目の前に被災地がなくても被災者がいなくても、
日々暮らす中であの日やその後の日々を思う日はあって、
でも年々その比重は減ってきているのかもしれません。
あれほどのインパクトはなくても、その後の日々でいろんなことが起き、
今も世の中はコロナの渦中。
でも間違いなく私の生きてきた中で、あの震災は一番の惨事。
きっとまだまだ終わっていない惨事。
忘れていくことは、生きていくうえで人が獲得した本能かもしれないけれど、
それをばねに学び成長することも人の特技であるはずで、
今生きていることに感謝する大切な日でもあります。