2020年2月15日土曜日

十勝の冬




















ほとんど雪のないお正月でしたが、
2月にはたっぷりの雪となりました。
冷え込む日はマイナス20度近く冷えてます。
それなのに今日はプラス、それも8度くらいまで上がるようです。
十勝は晴れの日が多いのですが、冷え込むので、
降った雪は融けず蒸発していきます。
しかしプラスが続くとどんどん雪解けが進んでいます。
道路はべちょべちょ。

冷え込みの激しい冬の十勝の暮らし。
築50年ほどの我が家の場合ですが。
野菜は凍らせないように注意。
北側にあるトイレと風呂の水道凍結注意。
朝は窓が結露でなく美しく凍ります。
外は運がよければダイヤモンドダスト、樹氷が見られます。
ビールは外、もしくは室内でも廊下に置いておけば冷蔵庫よりもきんきん。
雪山に突っ込んだりもします。
ドカ雪が降ると交差点には人よりも高い雪山ができ、
運転はもうそれは気を遣います。
そして、歩くのも至難の業のつるつる路面を車が走ります。
吹雪のときの運転は中央線どころかどこが道か分からなくなります。

先日、うちの洗濯機が壊れました。
だから脱水が十分じゃないので水を切るために外に垂らしましたら、
そのまま服から氷柱。がちがちに干したままの形でした。
コントのような状態。

それでも今のおうちは断熱も暖房もしっかりしてますので、
北海道人は家の中ではTシャツ短パン、ビールを飲みアイスを食べてます。

北海道人は暖房をがんがんに効かせます。
どうしてそこまでって思ってましたが、私の考察。
それは冷え込みが激しすぎて、きっとエネルギーを貯めているんじゃないかと。
暑い国で、そこまでってくらいクーラーを効かせるのと同じなんじゃないかと。

それでも立春を過ぎ、梅の木には新芽が伸びています。
春はきっと少しずつ近づいています。