2016年11月3日木曜日

雪・雪・雪

あっという間の真っ白
朝から雪が降り続いています。
雪は世界の色だけでなく、音までも連れ去ったかのように静かです。
今年は冬が早く訪れてしまったようです。
この雪は根雪にはならないと思いますが、
冬支度の整っていない我が家は、
突然の雪景色に動きが止まってしまいました。
冬仕様の車が用意できていないので、
行き始めたばかりのバイトに明日は行けるかどうか…

九州育ち、そして14年も四国で暮らしてきた私たちには
わからない北の習慣や物の一つ、不凍栓。 
だいたいの水場にあります。
家の中の台所、風呂、トイレなど。
夜の間に凍らないように水を抜くための栓です。
冬の間、寝る前にはあちこちの不凍栓を落として回ります。
九州だとすこーしづつ水出しっぱなしだったりしてたな。
あと雪降ると分かっている夜には車のワイパーは立てておくんだっけか?
車のサイドブレーキは引かないそうです。
あー忘れていたぞ、そんな北の国の決まりごとを思い出しつつ、雪にテンションあがります。


2016年10月31日月曜日

エゾオオアカゲラ

北海道に来て良かったこと。
家族がそろって暮らせること。
広い空が臨めること。
温泉に気軽に入れること。
おいしい食材に恵まれていること。

昨夜はマイナスまで気温が下がりましたが、
今は冷たい雨が降っています。
さすがにストーブが消せません。

前に北海道に住んでいた時は、農村地帯で、
隣の家は見えず、窓からの景色は広大な畑だった。
今回は帯広市の中心で、駅までも1キロもないところなのに、
近くの遊歩道ではエゾリスがいて、
今朝は庭にはエゾオオアカゲラがやってきました。
やっぱ田舎に住みたかったななんて思っていたけど、
たかだか帯広市、りっぱな田舎で、息子も学校へ歩いて通える、
帯広市を満喫します。


2016年10月24日月曜日

初雪

日に日に街路樹が紅葉し、落ち葉をかさかさと踏みしめて散歩してます。
今日はついに帯広市内でも夕方に雪が舞いました。とうとう…
冬到来です。
ストーブは毎朝晩欠かせませんが、雪まで降ると冬支度がまだの我が家はそわそわ。
11月からバイトに行くのに、寒冷地仕様のスタッドレスはいた車が用意できていない。
外の灯油タンクは心配ないけれど、強力トーブをもう一台探しているところ。
置き式のストーブの灯油は用意してないから、次男の部屋は凍える寒さはすぐそこ。
やっと冬の洋服は荷ほどきしたところですが、19日に荷物が届いて、まだ片付けの途中。
思ったより片付けに手間取ってます。
借りた家は収納が極端に少ないのでした。
そこで気に入っていたけれど手放したタンスを恋しく思っています。
でもふと収納しなければならないものは、実は不要なものなんじゃないかと思ったり。
掃除三昧に続き、片付け三昧。

北海道は半分が冬です。
そして北海道人は寒がりです。
外はマイナスの世界でも、普段は他の地域とたいして変わらない服装です。
そして家の中はとても快適に暖めてます、半袖で風呂上りにビール飲む勢い。
機密性の高い家で暖房はトイレの中まで快適です。
以前住んでいたときは、内地と同じようにいる部屋だけ暖めてました。
トイレとかは極寒でした。
そんな暮らしは北海道人にはできません。
ふと感じました。
北海道では半分が冬で、極端に温度が低い。
そうすると人の温度が奪われて、なんていうのか…温度、生気、そんなものが奪われるから、
室内をあそこまで暖めなければいけないのではないかな、と。
そうして気力を蓄えているんじゃないかと。

十勝の人は押しなべておおらかです。
まあこんな景色を毎日目にしていると、くよくよしてられないかな。
そして、十勝の冬は美しいです。
真っ白な世界に太陽は低く、まぶしい景色をもうすぐ見られます。
あ、早く車を探さないと…

2016年10月14日金曜日

十勝の生活開始

やってきました、北海道、十勝、帯広。
この夏の再三の台風で特に十勝地方は被害を受けていまして、
その十勝にいます。
12日の夜中に着きまして、荷物は19日に到着予定。
で、掃除三昧…

二度目の北海道での暮らしの始まりです。
一足早く学校へ通いだした次男、今は高知に未練たらたらです。
高知が恋しくてたまらないようですが、まだ2週間足らず。
人生初の大きな決断に後悔しているようですが、まだまだこれからでしょう。

さて、始まったばかりの暮らしですが、私は楽しんでおります。
家も次男の高校に歩いていける、古いですがかわいいおうちを借りることができました。
もう夜にはストーブをつける寒さですが、
昼間は低い太陽が家の中まで射し、二重窓のおかげでぽかぽかです。
最高気温が高知の最低気温くらいですが…
高知は10月だというのに30度を超える暑さでして、私の今年の秋はとても短くなりそうです。

そして買い物に行って、食材の違いを再認識しております。
スーパーに入ると、果物コーナーには柿が鎮座しております。
北海道では柿は採れませんので高級果物です、みかんもえらそうです。
九州や四国では柿は買うものではありませんでした。
今日は海の幸にうきうきしました。
生のほや、生のししゃも、きびなごかと思いきやわかざぎ、うーーーー、おいしそう。
しかしほやのさばき方は知らないし、ししゃもは特売でも高かった。
今から旬のようです。
あ、今夜はさんまの刺身です。
鯵や鯖を食べて育ったんです。
このえたいの知れないほやとやらをさばいて食べてやろうじゃないか、
荷物の中の刺身包丁を探し出して。
次男よ、この北の大地を楽しもうではないか。



2016年9月27日火曜日

さてまた引越し決定

先週、次男が北海道へ転入試験を受けに行き、無事合格できました。
10月から北海道の高校へ通います。
次男は2歳から住み続けた高知を離れることになります。
受験前には「受かっても落ちても悲しい」ってなことを言っておりました。
行きたい高校で受かりたくはあるけれど、受かれば友達とは別れなければならない。
これから先、会う機会は何度かやってくるだろうし、高知へ来ることもあると思う。
大人になった私には、どうしても会いたいと思えばいつだって会える、と思うことができる。
だから、寂しくはないと。
これから先の出会いや新しい生活を楽しみにしていても、不安もあるんでしょう。
たぶん放浪癖のある私から見れば想像できないくらいに。
ま、しかし、受かってしまえば、嬉しそうで、すっきりした顔をしていて、
引越し決定から引越しまでが6日しかない彼は、
最後の高知での高校生活をエンジョイしているみたいです。

ほんとに会いたいと思えば会える、とは思っています。
しかし、会いたいと思わなければなかなか会えないことも、
行きたいと思っていても行けなくなるかもしれないことも、
年を取るにつれ実感して来ました。
14年暮らした(私の今までの人生で、一番長い時間過ごした)高知を離れて、
次にいつく来ることがあるだろうか…
また来たいとは思っていても、寄り道できる地理ではなく、
行ったことないところに行きたかったり、帰省しなくちゃだったり、
やはり、高知はわざわざ来る場所です。
そう思うと、何だか私もそれなりにセンチになったりするかも。
また来るとはいえなくても、でもまた来たいです、高知。

南国土佐っていうわりに冬は寒い高知、
はんぱないくらいに雨が降り台風銀座の高知、
海岸線がとーーーーーーっても長い高知。
そこは青く果てしない海と空が広がり、
サーファーが喜ぶメッカ、
おらんくの池は太平洋で、しかも鯨が泳いでいて、
カツオの消費量が一番で、
めじかが美味しくて、
海産物が美味しいのに農作物も豊富で、
山もすぐそこ、
川はうそみたいに澄んでいて、
動物たちがわがもの顔でそこまで来るし、
高い山山を背に外海を見て暮らしてきた人々は、
あっけらかんとして、
酒を浴びるように飲み(男女とも)、したい放題の男たちと、
それをうまくあしらってきたはちきんの女たち、
いつまでも元気でいてください。

思いもよらず長い時間を過ごしてきた高知は、今からも気になる存在だと思います。
子どもたちにとっては間違いなくふるさとだろうし。
高知でかわいがってくださった方たちに感謝、
是非北海道へ遊びに来てください。
待ってます。

2016年9月25日日曜日

カルマ

私は基本無宗教です。
実家も夫の実家も仏教(浄土真宗)ですから、どちらの実家も仏壇があり、
仏壇に向かって線香を上げ、お鈴を鳴らしご先祖様に手を合わせます。
しかしながら、仏教に詳しくもなく、信心深くもありません。
ただの習慣みたいなものです。
そしてもれなく神棚もありました。
うちではお正月は神棚と仏壇に礼拝していました。
日本って神様も仏様も多いですよね。

高知で長く住んだ中土佐町の笹場地区は、神道が多く、
初めてのお葬式のときはびっくりしました。
亡くなった方は仏様になり仏壇に入るけれど、
その後神様になるらしい。

今の日本では大多数において宗教って、
結局お葬式とか法事のときにどうするかって感じになっている気がします。

さて先日、プジャというインド、ネパールで古くから続けられている伝統的な神様への礼拝儀式に参加しました。
目に見えない力とかを特別信じているわけでもないし、敏感なわけでもありません。
でも日ごろ、目に見えないもので動かされている物事は多いとは思っています。
頭で理解できない動きや現象ってありますものね。
ま、さておき、
儀式は楽しかったです。
日本でいえば古神道みたいなものらしいですが、 
馴染みのある神社でお参りみたいなのや、神主様がお祓い?している感じとは違うから、
やっぱり、新興宗教の儀式みたいに見えてしまうのは、なんだかなあって感じてしまいました。
たぶん馴染みの問題です。馴染んでないと違和感が残るっていうか、偏見があるんでしょうね。
でも教えというか真理というか、それ自体には共感できました。
祈りの中では、説明をして下さって、終ると何だかすっきりして心が軽く前向きになっている気がして、
それで十分かなって感じです。
ま、いいとこどりで、信者になるわけでもなく、気持ちの持ちようとして、学ぶところもあり、
楽しい時間が持てて、良かったです。
運命は決まっているのだと思っていますが、
だからって何も考えず何も選ばず何も行動せずってこともできませんよ。
良かれと思うことを、みんなやっているんだと思います。
運命に逆らわず、後ろ向きにならず、楽しんで生きられれば上等です。

どんなに健康に気をつけていても、不治の病になってしまう人や、
世の中に貢献していたり、とても人徳のある方が早くに亡くなってしまったりすることは、
身の回りにあって、どうしてあの人がってことを思うことは少なくありません。
それは業(カルマ)の仕業だという教えもありました。
末代まで呪ってやるとかいうあれ。
思いもよらぬ不幸はその仕業かもしれない。
ほとんどの人が業を抱えているものらしい。
もしそれが本当なら、自分に起こる災いはどうにかうまく乗り越え、
それを末代に残る恨みの感情を残したくない、そんな業は浄化させたいものだ、と感じました。
今回の儀式で、業が落とせたのか、神様の恩恵が降りてきたのか、私には感じることは難しいですが、
どんな結果も良い方向へ向かうものだと信じていられれば…
すべてが心の持ちようにかかっている気がしています。

業:
行為。行動。心や言語のはたらきを含める。善悪の業は因果の道理によって後に必ずその結果を生むというのが仏教及びインドの多くの宗教の節。⇔果報(広辞苑)



2016年9月15日木曜日

島国

日本は言わずと知れた島国。
独特の文化が育ち、そして社会人類学的にもおもしろい。
そして、その中でもまた島々に分かれていますよね。
娘の中学のとき(8年くらい前)の社会の地図帳には、
「日本のおもな島」って表の一番上には「本州」って載ってて笑いました。
そうだ、本州は島だ、本州って島の名前なんだ、って。

本州は大きすぎるし、北海道は一応ひとつの自治体だからおいといて、
四国と九州。
私は九州で生まれ育ち、今は四国で暮らしているわけですが。
大きく違うことがあります。
九州は8つの県に分かれていますが、大きく九州人の意識があります。
沖縄や奄美諸島はちょっと違うかもしれませんが。
九州以外で知り合った人と話すとき(特にはなれたところで)、出身に話が及ぶと、
「出身は九州です」と言うことは良くあります。
そして「え、私も九州、九州のどこ?」と話は続きますね、たぶん。
「私、長崎です」「え、私は福岡」「おーーー」
そこで握手とかって感じになることも想像がつく。
そこで四国。
四国ではそんなことはありません。
四国人って意識はないし、四国の他県のことは関心も薄い。
他県は四国であろうと、本州であろうと、他県です。
出身を聞かれると、「高知です」ってきっぱり言いますね。
「四国です」とは言わない。
特に高知がそうなんでしょうか。
けっこう高い四国山地で、他の3県と隔離された上に外海を向いていますからね。
他の3県は仲良かったりして。
高知は特に言葉も違う気がします。
そして、高知以外はけっこう閉鎖的で独特の雰囲気を持っていると感じます。
高知はおおらかで大ざっぱな気質を持っていて、
さすが太平洋を「おらんくの池」というくらいだから。
四国もおもしろい文化ですね。

とにかく、島の意識の違いでした。