2013年7月30日火曜日

布ナプキンワークショップと帰省

先日のオーガニックマーケットでの布ナプキンワークショップを開きました。
久しぶりのオーガニックマーケットでした。
時折涼しい風が吹き、思ったほど汗だくにならずにすんで、ほっとしました。
参加してくださった方の中には愛媛からの方が2名もいて、
(ネットで検索してこれ目指してきてくださった方1名)
何だか準備不足の感がぬぐえない私はとても恐縮でした。
その様子はオーガニックマーケットのブログに詳しくアップしてくださってます。
その中の方の完成したナプキンがかわいい!愛着のわくものでしょう。

九州にばたばたと帰省してきました。
今回はそれぞれの夏の予定の都合上、お盆には.帰れそうにないので、
7月のうちに3泊4日だけとなりました。
長女は仕事、長男は夏期補習中でしたので、下の子一人を同行。
残り組み2人は犬の世話、新聞配達、水遣り等を頼まれ、
もちろん食事、風呂(夏は五右衛門風呂も楽です)、洗濯等もあったのですが、
大変!よりも、母ちゃんがいない気楽な生活を楽しんだみたいです。
私も楽になりました。

九州では夫方のおじ様が入院されていたので、お見舞いに行き、
私の方の親戚が先日亡くなられたので、お参りをし、
お墓を掃除してお参りをして、
私の母の兄弟で唯一生存しているおばさん(86歳)に会いに行って、帰って来ました。
子供がそれぞれ大きくなり、帰省しても皆が高齢になり、
亡くなった方も多くなると、何だか寂しいものです。
私の方は両親が亡くなり、実家を貸しているので、泊まるところもなく、
父方の親戚は少なく、母方の実家のおば様が亡くなったので、
寄ることもはばかられ、もう墓参りに行くだけになりつつあります。
夫の方はまだまだ両親が元気ですので、行くとついゆっくりのんびりさせてもらってます。
しかし、昔のように盆正月に親戚が集うこともめっきり減りました。
小さい頃は楽しみだったんですけどね。

でも今年のお盆は友人一家が来てくれます。
去年十年以上ぶりに再会したY家がこの夏来高。
去年はうちの実家で三家族で合宿しました。
今年はここで会えるのが楽しみ。
また合宿です!

2013年7月23日火曜日

海亀の産卵

先日の金曜日、
海亀の産卵を見ることができました。
夫が夕方のジョギング中に、
笹場の浜の波打ち際で変な波しぶきを発見!
なんじゃあ、っと目を凝らしてみると、
亀が上がってきている。
脱兎のごとく帰ってきて、
「亀が来てる!ハァハァ …」
風呂上りではありましたが、
家族そろって浜へチャリを飛ばしました。
石が多くて上りにくそうでしたが、休み休み、
少し蛇行しながらだいぶ上がってきました。
そして、進めないのかなあって心配していると、
どうも砂を掘り始めていたんです。
犬の散歩中だった一人に伝えたんだけど、
その頃にはそれが広まって、
浜と堤防には、20人くらいにはなっていたと思う。





最初は前足も後ろ足も使って大きな穴を掘り、
そこから後ろ足だけで産卵用の穴を、
さらに深く掘っていました。
後ろ足の器用さにびっくり。
まるで人の手のように上手に穴を掘るのです。
できるだけ深く深く掘っていました。
そして、後ろ足を後ろにそろえると、
すっかり穴は見えなくなりました。
たぶんその頃から産卵しているようでした。
かすかに定期的に体が上下して、それがだいぶ続いていました。
その頃には日もすっかり落ちて、月明かりだけになり、
目を凝らして見なければならなくなっていました。
そしてまだ人は徐々に増えていました。
満月ではなかった、5日くらい早かった。

うーん、どれ位続くのだろうと思っていると、動き出し、
穴を埋めにかかりました。
そして大きなくぼみから這い出したかと思うと、
今度はまっすぐ海に向かいました。
帰りは早いものです。
たくさんのギャラリーに囲まれ、小休止ははさんでいましたけど、
帰りは早かった。
波打ち際の近くで、一度くるっと反転したんだけど、
それはギャラリーの携帯やらライトのせいみたいで、
光を海のほうへ向けると、またそちらに向かって、
そして波に乗って帰っていきました。

あー、とっても貴重なものを見せてもらったなあ。

近所に住む動物研究をやっている友人にすぐに連絡をしたんだけど、
本人は来られずに、所長は亀が海に向かっている頃やってきました。
そんな方でも「やっと見れたー、ちょっとだったけど」って言っていました。
さすが!甲羅を計測していました。長手85cm、短手69cm。

高知には海亀が産卵にやってくる浜がいくつかあり、
この中土佐町でも一昔前まではあったようで、隣の浜はまだたまに来ているようです。
笹場の浜にも来ていたらしいけれど、砂浜に石が増えたからか、最近は来ていないようです。
60を超えたおじ様が、「笹場で初めて見た」と言っていました。
見たいとは思っていたけれど、毎夜、見に行くわけにも行かないし、夜中だと思っていました。
今回たまたま早い時間で、たまたま夫が見つけて、 たまたま時間に余裕があった、
と、グッドタイミングでした。

今のところそのままにしてありますが、
昔より浜が狭くなっているので、
台風が来ると波をかぶるかもしれない…
孵化は9月くらいみたいだから、台風、やばいなあ。
専門のところに問い合わせをしてもらって、
いい方法をとれるといいです。
そのまま孵化してくれるといいんだけど。
9月の満月辺りは寝不足になるだろうなあ。楽しみだなあ。
2時間くらいの亀との接近でしたが、
とても神秘的で、感動!

亀さん、お疲れ様、たくさんの目があってごめんねえ、
―ありがとう―





追記:夫はいつも鯨いねえかなあ、と海を見ながら堤防を往復して走っているようです。
    今回は亀をうまく見つけましたが、次は鯨を見せてほしいなあ。

2013年7月18日木曜日

選挙

今度の日曜日、21日選挙ですね。
つい最近まで国政とか、選挙とか、全く興味がなかった、と言える。
しかし、ここのところ、選挙で盛り上がっている。
  
政治や世の中の仕組みや、そんなことをだいぶ知った。
やはり、おととしの震災がきっかけだ。
それから、色々教わりもしたし、考えるようにもなった。
それを話し込むようにもなった。

それが、知れば知るほど、わかればわかるほど、呆然とする。
悲しいことに。
私が知っていることなんて、考えていることなんて、まだまだ序の口だし、
もしかしたら、それさえも本当かわからない。
まあ個人の主観が支配しているんだけど。
でも今の政府が本当のことを国民に伝えていないことだけは本当。
今となっては色んなことに裏があり、そして一国民としてだまされていたんだな、と思う。
おいしいとこだけ出して、その裏にある大きな犠牲は上手に隠す。
教えない、報道しない、国民のためという大義名分でだます。

そろそろみんな気付いてほしい。
あんな震災もあって原発の安全神話は崩壊したのに原発再稼動、原発輸出、
戦後70年近いのに未だに米軍基地があり、空を自由にオスプレイが飛んでいる。
国防軍の話しも出て、TPPも参加するなんて。
経済が良くなっているなんて、一般市民には、そんな実感は全くない。
実は犠牲にしていることはとてもとても大きなことで、
私達の先祖に申し訳なく、子孫をつぶしかねない。
国外脱出する人の気持ちがわかる。

カンタ・ティモールという映画を見た。
情けないくらいに日本がしていることを恥じ、
それを知らない自分を恥ずかしいと思った。
そんなことがたくさんたくさんある。
東ティモールの民はあちこちの侵略から暴力でなく、精神力、絆で独立を手にした。
それはそれはすごい犠牲を払って、でも自分達の文化・魂は守ったんだと思う。

日本は第二次世界大戦で敗戦したけれど、
その後独立したと思わせられている、民主主義国家。
でも、実は敗戦国は敗戦国で、まだ戦後は終わっていなくて、
目に見えない形で占領されていて、国民は上手に踊らされているのだなあ。
民主主義という洗脳をして、アメリカ的な憧れの生活に近づいて、
先進国という仮面を着せて、未だアメリカに支配されている。
アメリカの植民地なら、そうわかっている方がまだいい。
それを知ってしまうと、色んなことがすんなり理解できる。
それは知らないほうがいわゆる幸せなのかもしれないけれど、
でも悲しい。
知ってしまうと、とても歯がゆく情けないけれど。

そして、今、私は変わる時だと思っている。
政治もだけど、国民も長く目を背けてきた隠された支配から、
一歩を踏み出す時だと思っている。
それはとても難しいことだけれど、まず気付いて一歩を踏み出すことは大きい。

今回の選挙で、多くの議員を知った。
大嫌いな選挙演説、街頭演説もいくつか聞いた。
上っ面の言葉をわざとらしく訴えているようにしか聞こえない。
演説演技は上手、内容は選挙対策。ばかにしてる。
ほんとのことを言ってほしい。
ほんとのことを言った上でできないこともあるだろうから。
ほんとの気持ちをほんとのことを本気の言葉で、国民の魂をつかんでほしい。
そして国民、一般庶民のために政府を回してほしい。
そのために私にできること。
それは日々を大切にしながら暮らすこと。
きちんと候補者を見極め、支持する人に投票し、そしてずっと応援すること。

だから、その土地でとれたものを安心しておいしく食べられるように、
美しいこの国土で、健やかに暮らせるように、
日本国民として誇り高く子々孫々生きていかれるように、
きちんと意志を持って、選挙で投票しよう。


2013年7月16日火曜日

紬市その十終了、そして布ナプキンワークショップお知らせ

14日、紬市終了しました。
この日も暑い日でしたが、
それまでの何日かの暑さに比べれば、
ちょっとましだったかな。
お客様は移動してこられるので、
暑かったと思います。
毎回、梅雨明けしておらず、
雨の心配をしていたんですけど、
今回は暑さと台風の心配をしました。

お客様はちょっと少なめでしたが、
のんびりとまったりと、楽しい一日でした。
お客様、出店してくださった方々、
どうもありがとうございました。

今年はうずまき舎のちよちゃんが、
こだわりの古本屋さんをしてくれたので、
出店者も本に読みいったりして、
縁側はしばし何とも本屋さんの立ち読みのような状態で、
不思議とおもしろい空間でした。

ポラリティーセラピーの寛子さんは今年はベッド持参で、
本格的にポラリティーセラピーを体験していただけて、よかったです。
うちの庭でセラピーを受けている風景は、
こちらまで癒される感じでした。
私は閉店後受けるつもりだったのに、
話に夢中になって、受けるの忘れていた…
オーガニックマーケットで受けよう!

絹織物のクリノハ制作舎の袋物はとても素敵でした。
染から織り、縫いまで手仕事で、
美しく丁寧でセンスもあって、
うーーーんとうなってしまう。
どれもこれも丁寧で、縫い物をしている私には、
楽しくちくちくしているやまこしさんの姿が思い浮かびました。

ホイタラさんのカトラリーも丁寧で、
職人の人柄が伝わってくるものでした。
今年は出品だけでしたが、
来年は是非来てねー、暑さに負けないで!

そしてお世話になっている天の川工房
優しい色合いで素敵なデザインの麻の涼しげな帽子。
帽子って形が難しいけど作るのは楽しそう。
美味しいクッキーも出していただきました。

食べ物は、おねおね畑さんの冷やしそうめんとそば。
いつものように優しい味。
暑かったから沁みました。
まーさん堂のサーターアンダーギは3個くらい食べてしまった…
森澤さんのお塩はリピーターの方もいたし、
テレビで紹介されたのを見ていた方たちもいて、
定着しているんだなって嬉しい。

まーさんのカリンバや竹の笛(?)の音が時折聞こえて、
終盤、何だかまったりくつろいでいるところの写真を夫に撮られました。
途中は撮ることを忘れているんですよね…
市の感じが伝わらない…

そして次の土曜はオーガニックマーケットで布ナプキンのワークショップをやります。
久しぶりのオーガニックマーケット出店。
こちらもどうぞよろしく。




2013年7月12日金曜日

紬市その十直前です

14日、紬市です。
今日は掃除して服を全部つるしました。
十回目だというのに、いつもばたばたです。

今日はハプニングが起きました。
友人の犬を連れてやってきて、その犬がおりこうさんなんだけど、
放してあったので、家のにわとりを襲ってしまったのです。
遊んでいたつもりだったんだろうけど、叱られてしまいました。
そして、一羽、息も絶え絶えで、このままだと死んでしまうだろうと、
絞めることになりました。
夫に絞めてもらって、私がさばきました。
初めて一人でさばいたんだけど、長女が夕食を作っている横だったので、
解剖をしたことある長女に聞きながら、どうにかさばくことができました。
紬市の打ち上げで焼いてみようと思っています。




2013年7月8日月曜日

紬市まで後1週間

梅雨は明けたみたいです。
先日までは、きっとこの雨は止むことを忘れたんじゃなかろうか、
ってくらいに、よく降りました。
高知は雨が多いし、降り方が尋常じゃありません。
しかし、やっと上がったかと思いきや、真夏の暑さ。
体がついていけない…
昼間は暑くて思考が停止してしまう状態…
上から下から暑いし、せみは鳴いているし、夏休みボケのよう。

そんな中ではありますが、
今週末は紬市その十、やります。
後1週間を切りました。
服がやや少なめです。
今年は冬場もあまり縫っていなくて、たまっていないのです。
しかし、いろんなお友達にも出店してもらいますので、
是非、遊びにおいで下さい。
ご報告、おねおね畑さん、何か食べ物を持って、参加してくれます。
今週は仕上げに掃除にと準備にスパートです。

2013年7月2日火曜日

紬市その十のお知らせ

紬市の季節です。
いつもぎりの準備で、まだあせって縫っています。
もう少し増やしたいです。
でも、今年もまた、お友達の面々に出店してもらいますので、
きっと素敵な出会いがあると思います。
是非、遊びにいらしてください。
そして梅雨空でなく、爽やかな夏空をお願いします。
まだ出店が増えるかも知れません。
またお知らせします。